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復職観察日記 #2

トップはソエジマケイタさんより。
さて、復職観察日記#2のはじまりはじまり。

言ったもん勝ちにはさせねえ

先日、私が勤めている夜間中学校で文化祭があった。
舞台での演技と授業などで作った作品や写真の展示がメインだ。
私の学校に通う生徒さんは、日本人よりも外国人の方が多い…というより外国人が実に8割を占める。
言葉の壁や、仕事や家の事情で思うように練習ができない場面もあったが、夜間中学校に来る生徒さんは、気持ちがある人ばかり。
壁や事情があっても練習を一生懸命にされる。
やはり頭が下がるなぁ…。
そんなこんなで、予行も本番も無事に終えられた。
お世辞抜きで練習よりも予行、予行よりも本番とレベルが上がっていくのだ。
本当に素晴らしい!

この行事で、私は舞台と会場準備のチーフだった。
行事の長はこれまでにもそこそこの経験はあるが、異動して初の長ということで、先輩方に疑問が湧くたびに聞きまくり、はやい段階での準備に努めた。
本番の前日までは本当にスムーズで、「なんとかなりそうだなぁ」と思っていた。

そして迎えた当日、準備を進めるなかで事件は起きる。
ある先輩の「こっちの方がいいのでは?」を皮切りに、どんどこ新たな提案が為されていくのである。
それを取り入れるかを判断するのはチーフである私。

あの時の私は、きっと眉間にシワが寄りまくっていただろうな。笑

やってみないとわからないことがあるのは事実。
でも「今言う?」の連続だった。
私にとって一番腹立たしいのは“口は出すけど手は出さない(動かない)”オジさんの存在。
「意見出すならあんたが筆頭で動け」と思いながら、割とその人の意見には異を唱えていた。

2年前の私なら言い返すなんてあり得なかった。
ある意味、これも自分を守るために身についた力かな?
などと思うわけで。

とはいえ、準備以外のところは滞りなく進んだためストレスは非常に少なく、行事そのものは本当に素晴らしかった。

いやはや自分も成長(?)したなぁと笑
ということで、イライラもちょこっとありながら、しかし楽しく仕事をしているわけで。
そんな私にも…

夢ができた

この学校で働きだして、夢ができた。
それは、外国に日本語学校を作ること!
ベトナム・フィリピン・ネパールに学校を作りたい。
これから外国人が日本に数十万人規模で来るらしく、日本語教師が資格化することもあり、私の夢が膨らんだのである。
私の学校で学んだ人たちが、日本で働き、活躍していってくれたらいいなぁと今から考えている。
何も始まっていないのに…笑

さて、そこで人生設計をザックリご紹介!
1、来年の夏休みまでにベトナムへ行く(雰囲気を掴む)
2、日本語教師の資格を取得
3、英語の勉強(日常会話困らないぐらい)
4、結婚する(5のときに付いてきてもらいたい)
5、現在の学校から異動するタイミングで海外の日本人
  学校へ行く(国語の教師足りてないらしい!)

6、海外経験を活かし小さくてもいいので日本語学校を
  開校

大体こんな感じ。
たぶんね、私が夜間中学校に来たのはそのためなんですよ。

な~に言ってんの?

そう思いたきゃ思えばいいさ!
鬱(診断は自律神経失調症)を発症し、休職経験して復職し、30歳をこえ、自分の夢が膨らんだ。
これからどうなるかなんてまだまだわからない。
でも、夢に向かって動くなかで見つかることって本当に素敵なものになると思う。
なんとなくそんな気がする。

楽しみを大切に生きれば人生は充実する。
そう信じてるよ!

ではまた次回。




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