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たくさん食べる(野沢温泉) #10

何年か前から、たびたび冬の野沢温泉に行くようになった。
きっかけはバレーで知り合った友人のみんたさんに誘われたから。

いつも泊まる宿は決まっていて最初に訪れた時から、今まで一度も宿を変えていないので野沢温泉で他の宿は知らない。

ぶっちゃけ、宿を自分の家のように利用していて、くつろぎ方が半端ない。
そして、宿のおばちゃんの作る料理を自分の母親が作ってくれるかのように楽しみにして出かけている。

はっきり言って上等な宿ではない(失礼!)し、よその宿では絶対にできないような泊まり方をしているので変に勘違いされると困るから簡単に他人にオススメできない。
後述する理由もある。
おばちゃんの負担が増えないかそれだけが心配だ。

ちょっと思い出の料理写真とともに振り返ってみる。

2007年

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まだ、おばちゃんも若くて(失礼!)、日をまたいでこの居間でみんなで遅くまでだべっていることが多かった。
おばちゃんは3時4時から朝食の準備にとりかかっていたので「すげぇ!」というか申し訳ない気持ちになった。
「昼は寝れるから~」って言ってたけどもだ。

2008年

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何料理で、どこからどこまでが1人前なの?って思うんだけど自分は全部食べます。
ジャンルは・・・家庭料理だね(笑)

みんたさんとその仲間たちとここに来て、食べる時の「いただきます」「ごちそうさまでした」をしっかりと言うようになった。
それから食べ終わったあとに、ちゃんと食器をまとめておくこともしっかりやる習慣があった。
おばちゃんの負担を減らしてあげたい気持ちと、感謝の気持ちを表すことを改めて学んだ気がする。
こっちは客・・・なんて思ってはいけない。

2010年

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画質が悪いのは撮り手の問題もあるけどケータイやスマホだから。
ちゃんとデジカメ使えば良かったんだけどね。
デジカメはすぐどこかにアップするわけでもないし、面倒くさくなるよね。

2011年

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野沢温泉は夜の散策も楽しい。
温泉の手ぬぐいを買って、それを振り回しながら、お酒の試飲や野沢菜の試食をして手のよごれは手ぬぐいで拭き取るのが自分の楽しみ方のルーティン。
でもご飯3杯とか食べたら試食の野沢菜が入らない状況になるから悩みどころ。

2015年

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ご飯の盛り付けはよく「日本昔ばなし(盛り)で!」ということが多かったのだが、何回か通ううちに、それをやると全部食べられない可能性を学習した。
ちゃんと普通盛りにして様子を見る。
でないと食べきれないよ!

2016年

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おばちゃんはたまに
「新しい料理に挑戦してみたんだけど~、どうかなぁ?」
と言ってくる。
「美味しいっすよ!」
「ほんと?良かったわぁー」
新しいことにチャレンジし、それを披露してくることに親しみを感じる。

2017年

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会社の仲間にこの宿で泊まることを幹事として提案したことがあった。
ある女の子たちと男の子はここが気に入ってしまい、その後も「何度か来てくれるんだよー!」とおばちゃんからも教えてもらった。

2018年

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最近は量が減ってきた?
いや、それでも結構あると思うけど。

2019年

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フタされている料理、写真撮る瞬間だけ取って残しておこうかな?

朝のスノーボードに行く時に
「晩ごはん、馬刺しにする?刺身にする?」とおばちゃんに聞かれたりして自分は何でも食べられる(胡瓜除く)し、どっちでも平気だから
「どっちでもいいですよー」
と答えたら、後でみんたさんから
「食べれないものがある人がいるでしょー!」
と責め立てられた。

誰かが食べられないものは大体、自分が引き取って食べてたりするので本当にお腹がいっぱいになる。

2020年

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おばちゃん、いつしか足が悪くなり足を引きずりながら準備をするようになった。
「もうやめようかな」
と漏らすようになった。

正直、つらい思いをさせてまで働いて欲しいとは思わない。
おばちゃんがやめるのなら、それは受け入れるつもりなんだけど、まだ今年もやってくれるというのでまた今年もお土産を持って出かけるつもり。

2021年・・・

さて、いつものご飯を自分は食べることができるかなぁ?!

追記:2021年はこちら

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