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オリジナルデニム作り

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デニムの生地選びからすべてのこだわりを伝えます。いいデニムを作ります。
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サマージーンズ

サマージーンズ

何度も修正し

いろんな方にフィッティングもしてもらい

ようやく形になりました。

生地1反(50m)全部サンプル作りで使いました。

こだわりすぎてしまったのか

要領がわるいのか

だいぶ時間とお金を投資しております。

今回ご協力して頂いた方々に感謝です。

人それぞれ体型が異なるので、既製服で展開するときに必ず妥協しなければいけない点がでてきてしまいます。

それでもなるべく理想のシルエ

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3rd sample 完成!

3rd sample 完成!

やっといい形に仕上がりました!!

・変更した点はウエストの絞りを強くしたこと

・ベルトループの本数を5本から7本にしたこと

・タンブラー乾燥にしたことです。

すべてはフィット感を高めることに注力しました。

着用しますと

シワが出ないようにきれいなシルエットにできました。

細めのストレートにすることによって

エレガントな色気のある雰囲気をかもしだします。

スキニーやテーパードのよう

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3rd サンプル#2

3rd サンプル#2

サンプルをせっせと縫っております。

フロントのボタンホールを空けています。

ジッパーよりボタンのほうが長持ちするので採用しています。

最初はめんどくさいと思いますけど、着ていくうちに慣れていきますので

まだ使用したことがない方は試してみてください。

巻き縫いをしています。

その名の通り上の生地と下の生地を巻き込みながら縫っています。

強度をあげるためにこのようなミシンで縫っています。

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3rd サンプル作成

3rd サンプル作成

パターンを修正し再びサンプルを作ります。

生地を1反買ってしまったのでもうあとにはひけないです。

修正は数センチほどなのですが、生地の縮み具合やフィット感など納得できるまでやりたいと思います。

人それぞれ体系や姿勢が異なるので、どこまで対応できるか不安なところです。

カッティングはミスしたらやり直しがきかないので慎重に切ります。

作っている工程も写真に収めていきたいと思います。

アイロ

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オリジナルデニム作り(天日干し)

オリジナルデニム作り(天日干し)



デニムを一度洗った後に乾燥機にかけてアイロン→検品→販売
というのがよくある流れなのですが、

乾燥機ではなく天日干しにすることによってシワが自然ととれ、生地にハリもでます。

少しパリっとした質感に仕上がるので、是非一度さわって頂きたいです。

瀬戸内の潮風にふかれた一品に仕上がっております。

良かったら、いいね・シェア・コンメントお願い致します。

オリジナルデニム作り(紙パッチ)

オリジナルデニム作り(紙パッチ)

こんにちは

今日は紙パッチのご紹介

さっそく

バックポケットに付けました。

鮮やかな緑にしました。

文字は

-Chunk of-

【多文化の要素をとりこみ  新しい価値の創造を続ける】

をモットーに活動していきます。

このブランドの副題は

Chunk of Culture

日本語に直訳すると「文化のかたまり」という意味です。

いろんな考えの破片をあわせて1つのものを作りた

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オリジナルデニム作り(フロントボタン)

オリジナルデニム作り(フロントボタン)

こんにちは

パターンを修正してセカンドサンプル作成しました。

今日はフロントボタンのご紹介

こちら

黄色に輝くフロントボタン

デニムでここまで強調しているボタンはあまりないかと思います。

このボタンは現在生産中止なのでおそらく僕しか使ってないと思います。

ちなみにモチーフはダリアというお花です。

黄色のダリア花言葉は

「優美」

生活を少しでも気分よく過ごして頂けるようなアイテム

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オリジナルデニム作り(ファーストサンプル完成)

オリジナルデニム作り(ファーストサンプル完成)

とりあえずファーストサンプルができあがりました。

帯付けはアメリカ製のミシンUnion Specialを使っています。

表面は普通のステッチ、裏面はチェーンステッチで縫い上げてくれます。

デニムはこういった特殊ミシンを多く使って作られております。

裾上げもユニオンスペシャルのミシンで縫いました。

このミシンで裾上げをするとねじれをだしてくれて、

いい感じの色落ちを演出をしてくれます

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オリジナルデニム作り(後ろ身頃)

オリジナルデニム作り(後ろ身頃)

続いては後ろ身頃

ポケットは少し小さめで作ります

そして脇側を少しカーブさせて美尻効果だしてきます笑

ポケットを付けたら次はヨークです

ここがこのデニムの大きなポイントになります

こちら

このヨークのカーブえげつないですよね

このカーブがきれいなヒップのシルエットを生み出し

腰に吸い付くパンツを演出してくれます

これを

名付けて

美尻カーブとしましょう笑

縫うとどんな感じに

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オリジナルデニム作り(前たて編)

オリジナルデニム作り(前たて編)

続いては前立て

前たてにボタンホールをあけます

ボタンホール空きました

この風合い伝わりますか

って言われても普段じっくりボタンホールをみることもないので伝わらないかと思います。

僕はスーツの仕立てをしていた時に手でボタンホールを縫っていたのでなんかあたたかさというか、愛着みたいなものがあります。

1個縫うのにもひと苦労でした

ちなみにミシンはこれを使ってます↓

古いアメリカ製のも

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オリジナルデニム作り(前ポケット)

オリジナルデニム作り(前ポケット)

こんにちは

いよいよ縫い初めました

まずはポケット

ポケットを立体にしてポケットの機能性を高め、かつシルエットを美しくしています。

そして

ポケットは大きめにしました。

手がまるまる入ります。

ポケットは割と使うので利便性重視してます。

ちなみにコインポケットはセルビッチ使ってます。

少しづつ進めていきます。

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オリジナルデニム作り(糸選び)

オリジナルデニム作り(糸選び)

こんにちは

続いては糸を決めます!

デニムの糸って何色ですか?

オレンジですよね

生地は青いのに不思議ですよね

理由は

リベットの色に合わせてオレンジにしたそうですよ

それが今でもずっと常識になってるからすごいですよね

でも僕が作りたいのはあのオレンジのステッチのデニムではないです。

もっと

なんというか

洗練されたというか

上品に仕上げていきたいです。

ということで

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オリジナルデニム作り(生地選び)

オリジナルデニム作り(生地選び)

こんにちは

これから僕の考える良いデニムを作っていきたいと思います。

今までの経験や趣味趣向が反映されると思うので楽しみです!

僕が目指したいデニムはきれいなシルエットで履きごごちの良いものです。

1つ1つこだわって作っていきたいと思います。

さて

まずは生地選びから

僕が求めるものは軽さです。

ジーンズはゴリッとした重みのある印象が強いと思いますが、逆にライトな物を作りたいと思い

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