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山形県の新米地域おこし協力隊員、初週の活動日記。


日記、毎日書きます!

どこまで続くかわかりませんが、

に記したように、「こんな活動をしている協力隊もいるのか」となるべく多くの人に知ってもらえたらいいな、協力隊に興味のある人が「こういう感じの仕事なのかな」と少しでもイメージできる記事を書きたいな、という思いで、私の活動日記を記して行きたいと思います。
活動スケジュールを事細かに記していたら絶対に更新続かないので、文章は少なめで、、。
ひとまず最初のうちは頑張って書いていきたいと思います。

4月1日(月)

緊張の初日。
ビシッとスーツを着てパンプスをコツコツ鳴らして登庁。
9時からはどきどきの辞令交付。職員集会で、みんなの前で町長から賞状みたいなやつを受け取る。卒業式みたいで緊張する。
協力隊必要書類などの説明、所属の産業課でいろいろ初期セッティング、町内あいさつ回り、気づいたら5時。
疲れ切って家に帰ったらすぐ布団にダイブしてしまった。
まだガスコンロも車もないから、東京生活時代はなかなか見る時間がなかった夕方のニュースでも見てみよう(今の仕事は17時終業)。
山形のローカルニュースを見て、移住したんだな、と実感した。


4月2日(火)

今日もほぼ、諸々初期セッティングの日。
協力隊として活動するための活動費をもらうには、活動計画書と予算の収支計画書を出さないといけないので、おおまかに今年何をやるのか決めて計画書づくりに取り掛かる。
やりたいことはたくさんあるけれど、そんなにぽんぽんできるものじゃないよなあ。自分にすぐできること、背伸びすればできること、まちの人の力を借りればできることはなにか? 私の達成目標ってなんだっけ?
なんて考えたいけれど考えている暇もなく、専念するのは仲間づくり。
部署の皆さん、まちの皆さんと仲良くなって生活基盤を整えなければ、、。

午後は雛めぐりの準備手伝い。
最上ではいろいろな場所で旧暦の桃の節句に雛人形を飾り、雛飾りを見て回る儀式があるらしい。
移住前からお世話になっているボランティア団体の皆さんとわいわいと準備。
こうやって地域のイベントをみんなで創っていく時間が欲しくて、移住したんだよなあ。


4月3日(水)

今日は一日、雛めぐりの手伝い。
美しい雛飾り、キャンドルづくり・缶バッジづくりのワークショップ、抹茶の振る舞いなどなど盛りだくさん。
町内の子どもたちもわんさか来て、まちなかを巡りながらボランティアのお母さんたちと交流している。
地域で大切にされてきたイベントを、大切に繋いでいる感じがとても好きだ。時代に合わせた変化ももちろん大切だし、年ごとに変化は必ず起こるものだけれど、大きな枠としては変わらず続いていくもの(地元のお祭りとか)があることは、私にとって大きな安心材料になっている。
雛めぐりも、地域の皆さんとこれからも大切に繋いでいきたい。

4月4日(木)

今日は比較的外出する予定が少なく、PC作業に没頭できた1日だった。
なるべく早く終わらせたい、協力隊の事業計画書と予算収支予定表の作成をひたすら行う。4月1日の時点で、まちの方から協力隊にやってもらいたいことは提示してもらっていたし、その前から産業課で取り組む関係人口関係の事業の概要とその中で私がどの事業に関わっていくかは教えてもらっていたので、その情報と自分がやりたいことを組み合わせれば事業計画書はすぐに制作できた。
でも、ほんとにこんなにたくさんできるのかな。そもそも私はこんなことできるのかな。
先のことを不安に思っていても仕方がないけれど、この計画書のどこまでを今年中に実行できるのか、来年の活動に向けた種まきも含めてどうしていこうか。
計画書を作ればこの先がはっきり見通せるかと言えば、そうでもないなあ。

4月5日(金)

今日はがっつり一日あいさつ回り。
協力隊の先輩である本間真生さんのアテンドで町内をグルグル。
いきなり現れた町外出身者にもかかわらず、皆さん優しく出迎えてくれた。
下野明という地区にある「丹商店」では地元の皆さんでお茶飲みをされていて、飛び込みで参加。山形県の郷土料理のひとつである「くじら餅」があまりに美味しく、3切れもいただいてしまいました。
昔はどこの家でもくじら餅を作っていた、七輪で焼いて食べていた、くじら餅は桃の節句に合わせて食べることが多いなどなど金山町の今昔物語を聞きながら、地域に入り込まないと知れない、この町の暮らしの手触りを感じられた。

今週は緊張とあいさつ回りで疲労困憊!家でうだうだして就寝。

移住してみて感じたこと

助けてくれる移住の先輩の存在、大事すぎる

町内のあいさつ回りに連れて行ってくれていろんな人とつないでくれたり、困ったことがあった時にすぐにメッセージを送れる移住の先輩(私の先輩は地域おこし協力隊3年目の本間さん)がいることは超大事。とにかくまちの人と仲良くなる、地域の暮らしになれるには、何かと手をかけてくれる優しい先輩がいないときつい。自分ひとりで飛び込み営業し続けるのは精神的にも体力的にも辛いな、と。

協力隊1週目、めっちゃ自由

ある程度やることが決まっているかなとか、役場の職員ではあるので行動が制限されることもあるかなと思いきや、想像以上に行動範囲もスケジュール組みも予算の編成も自由にやらせてもらえる!!
ある程度枠があった方が動きやすい人なら(私もその方が動きやすい)役場の協力隊担当の方や上司と相談して業務をがっつり決めればいいし、自由にやりたければ、方向性だけ先に決めて動きながら決めていってもいい感じ。協力隊に与えられる活動費も変な使い方をしなければかなり自由に予算を組めて、やりたいことがある人には本当にありがたい。


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