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GWの旅、再び台湾へ。今年から「臺灣文創書店東京」というシェア書店(ブックスタジオ)を池上で始めており、その仕入れも兼ねて、本屋巡り。今回は古本屋を中心に廻っています。

◯臺灣文創書店東京
https://www.instagram.com/taiwanbooks.tokyo/
https://www.facebook.com/taiwanbooks.tokyo

◯ブックスタジオ

1区画を借りている池上のシェア書店「ブックスタジオ」では、1ヶ月に1回程度店番の当番があります。4月の当番のときに台湾茶を振る舞ったのですが、以前揃えた茶具等、足りないものがあり、今回の台北で幾つか購入する予定で、4日めは、台北の近郊鶯歌へ

捷運も右側通行

中山駅から赤線で台北駅に向かいます。捷運(MRT)も車同様、右側通行なので、戸惑います。

台北駅で台鉄に乗り換え、鶯歌へ。3日め以降、暑い日差しが戻ってきました。暑い。

新北美術館へ至る路

最近美術館の周囲の施設が公開されたと聞きつけ、台北のお隣新北市の新北美術館へ。

台鉄鶯歌駅からは、南側の駅前から建物を貫通した謎の近道があります。建物を通り抜け、カラフルな庇のある通路を進みます。

通路を進むと右手にレンガ積みの壁と解説パネルの数々。

パネルには建物や地域の歴史、おそらく建物の所有者一家等々。建物はかなりボロボロですが、改修されるような気配があるので、数年後にはリノベーションされて、資料館か飲食店かなりそうな感じです。

鶯歌は、現在新北捷運が新しい路線を建設中で2、3年度には開通の見込みとのこと。建設中の駅のドアには、工事中の注意書き。中国大陸に近い金門島にユーラシアカワウソが住んでおり、その保護活動がここ数年盛り上がっています。カワウソのキャラクターも増殖中。

新北美術館

2023年5月現在、本館は建設中で外装は終了して、内装は未完の状況。具体的な開館スケジュールは不明ですが、このペースだと、来春くらい正式オープンでしょうか。

1階は塞がっておらず、もしくはオープンスペースか?台湾は日差しも強く、雨も多いので、屋根付きのオープンスペースが欲しい。

裏手に「芸術街坊」なるギャラリースペース。平面図をみると、本館下部にも似たようなものが出来る模様。

2023年4月15日から園区が公開され、屋外のギャラリーでの展示が始まったようです。

木炭のスティックが取り付けられた球体を自由に動かし、壁や床に軌跡を描いて行く。

美術館のある園区は広大な公園となっており、園内には幾つか屋外アート(三鴬之心空間芸術特区)も。映えそうなものを台湾の人は見逃しません。記念撮影している人々。

金源成

川を渡って、新北市立鴬歌陶磁博物館へ向かいますが、途中大きな倉庫状の店舗があり、折角なので中を覗きます。ここで幾つかガラスの茶海等を購入。後で陶瓷老街にも行きましたが、やはりここは安かったです。

新北市立鴬歌陶磁博物館

鴬歌には、以前来たことがありましたが、なぜか博物館には行っていなかったのは不思議。物量ともに見応えがある博物館です。

茶器等の工芸品以外にも、レンガや花ブロック的な装飾部材、食器、便器や碍子、セラミック等の産業機材等々、その製法まで常設展示も見応えがあります。

陶器ではないですが、合板のみで作られたベンチ。簡単で素晴らしいディテールで構成。

博物館の前の歩道橋。弧を描き、張力を掛けた良いデザイン。

博物館から陶瓷老街への近道

台鉄を歩道橋で跨ぎます

Teaday喝茶天茶家食堂鴬歌

昼食は「Teaday喝茶天茶家食堂鴬歌」へ。お茶も飲めるレストラン。内装もかなり凝っている。

食べたのは、唐揚げのボリュームのあるセット。茶色のご飯は紅茶で炊いたもの。ポテトフライはじゃがいもではなくさつまいも。食事が終わったらお茶が出ます。茶葉入なので、なくなったらお湯のお代わりも可能です。

鶯歌陶瓷老街

お馴染みのヤシの木がある通り。金源成で欲しいものは買ってしまったので、覗く程度。観光地化されているので、値段は高いところもあります。

鶯歌駅から再び台鉄に乗り、台北に戻ります。

誠品生活南西店

ホテルに戻った後、夕食前に中山駅前の誠品生活南西店へ。数年前のオープン時には、1階に猿田彦珈琲が出店していましたが、今はなし。
2022年に台湾の店舗は閉店していたようです
https://barclay-global.biz/taiwan/?p=204785

台湾でもコロナの影響で、店舗やホテルの閉店も多くあります。数年も経てば流行も変わります。
誠品生活南西店では、新農生活と誠品書店へ。

新農生活は台湾の様々なセレクトショップ。すでに日本進出もしており、日本人観光客が数多くいました。ここに来れば、良いものが揃いますが、値段は高め。

上階の誠品書店へ。元々新光三越で、誠品グループが改装し、まるごと建物全体が誠品生活となり、上階に書店が出店

台湾では一大ブームを起こしたドラマ「想見你(時をかける愛)」の映画版の原作小説が発売され、そのディスプレイ。日本では一部の台湾ファンのみ、一般には浸透せず。

誠品書店は他の店舗と同様、台湾等の食材もあり。ここでも良さげなお土産は揃います。

梁記嘉義雞肉飯

夕食は松江南京駅近くの「梁記嘉義雞肉飯」で軽めの夕食。誠品生活南西店から歩いて15分ほど。

もうすでにコロナの規制は終わったはずですが、表示は残っています。
ここは、必ず一人1セットの注文が必須。

タレがかかった雞肉飯。小菜は3品選べるのですが、閉店間際で幾つか品切れ。ブロッコリーとたけのこと、さつま揚げみたいな練り物。雞肉飯は旨さ凝縮。たけのこは少々油濃かったのは少々残念。

PXマート(全聯福利中心)

台湾のスーパーと言えば、PXマートとカルフール。以前はwelcomeという小さなスーパーもあったが、カルフールに買収されてしまい、大まかにはこの2系統。RT-MART(大潤発)もありますが、市内中心部は1箇所のみです。
ホテルへの帰り、PXマートに立ち寄り。

スナック菓子「乖乖」を購入。台湾では、うまく動くように御呪いで緑の乖乖を機器にお供えするとのこと

味はココナッツミルク味。あとで調べたら、お供え物は食べたら行けなかったらしい..…

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