西岡恭史

31年間のソフトウェア業界でのSE経験を得て、現在は地域福祉を学びながら、IT技術を利…

西岡恭史

31年間のソフトウェア業界でのSE経験を得て、現在は地域福祉を学びながら、IT技術を利用した高齢者向けサービスを展開しています。主に、HappyEndingカードを利用した体験セミナーや、地域のシニア世代に対して、スマホ教室や相談会をはじめとするICT支援を行っています。

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最近の記事

高齢者向けスマホ基本操作教室

現在、練馬区内の高齢者施設(敬老館、はつらつセンター)で、初心者向けのスマホ教室を開催しています。この取り組みは、1ヶ所の敬老館から始まり、既に2年が経過しました。その後、最初の敬老館からの紹介や練馬区からの要請も受け、現在は6ヶ所でスマホ教室を実施しています。 区の施設で開催しているため、集客は全て施設側にお任せしています。私からは、受講者を最大6人までと制限しています。テキストは、法務局のサイトを参考にしつつ、オリジナル版を作成し、スライドを使用して授業を進めています。

    • インターネットとChatGPT

      以前、私がインターネットを始めた頃のことを書いたことがあります。 https://note.com/ynishi5/n/ne850be459483 私は好奇心旺盛で、新しいものや技術に対する興味が尽きることがありません。 1990年代半ば、まだ多くの人々がインターネットに慣れ親しんでいない頃、私はすでにその可能性を感じ取り、ホームページを開設して情報を発信する試みを開始していました。 書店を毎日のように訪れてはインターネット関連の雑誌や入門書を買い込み、休日は秋葉原を訪れ

      • 終活とICT

        以前もこのNoteで書いたかもしれませんが、私はもともとIT業界、特にソフトウェアの分野での経験を持っています。 45歳を過ぎたころ、自分のキャリアに危機感を感じ、通信制の大学や大学院を通して、これまでの復習、および、新たな分野についての再学習を始めました。 ちょうどその頃、母の死があり、それを切っ掛けに、死についてや死後の供養や終活について考えるようになりました。 50代後半になり、長年やってきたプロジェクトが一段階したことで、独立の道を選びました。 まずは、地域の人

        • 新たな出発

          Noteへの復帰を果たす今、私は「新たな出発」をテーマに、これからの投稿の方向性を模索しています。Noteを始めた当初、私は自分のビジネス観点や振り返りを中心に綴っていました。しかし、コロナ禍が始まると同時に、私の日常も大きく変わり、気が付けばNoteへの投稿も途絶えてしまいました。 この間、私の人生には多くの出来事が訪れました。  ・父の訃報  ・それに伴う手続きの数々  ・スマホ教室や相談依頼の増加  ・地域活動の拡大  ・団地理事会での副理事長としての役職経験 そし

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        • My note
          59本

        記事

          私の中での「オンライン」

          昨年4月から最低週一で書いていたnoteですが、一年経った今年の4月、父が急に旅立ったのを境に書いていませんでした。 今回、私が10年程前に在籍していたサイバー大学の在学生中心に、オンライン文化祭(「オンやる - サイバー大学生がオンライン文化祭やるってよ - 」)を行うという事で、私も卒業生の一人として、「週刊コラム」として本投稿で参加する事にしました。 これを切っ掛けに、noteの世界にも戻ってこようとも思っています。 復帰第一弾は、私の中での「オンライン」について書い

          私の中での「オンライン」

          球春到来

          今回は、今年のプロ野球に関して語ります。 プロ野球ファンとしては、2021年度のプロ野球が開幕して2週間、今年の順位や活躍しそうな選手がそろそろ気になるところです。 私の応援する、東京ヤクルトスワローズは、開幕3連敗スタート、その後、徐々に取り戻してきていますが、コロナに掛かってしまった選手や、主力選手たちが、その選手の濃厚接触者として自宅待機になってしまったり散々なスタートです。 コロナ前は年間数試合は神宮の方へ行って観戦しています。 バレンティンのホームラン記録が掛か

          球春到来

          昔の業務との再会

          この2月~3月の2ヶ月間、東京都の会計年度任用職員として、都庁のある部署で勤務していました。 勤務と言っても、週3日の午前中のみという感じですが。。。 業務内容は、データ入力と書類のデジタル化です。パソコン業務が中心でしたが、書類のデジタル化においては、複合機でスキャンしたり、デジタル化済みの書類のシュレッダーによる裁断の作業もありました。 配属された部署は、個人的には私の趣味に一致する場所で、別の意味での楽しみもありました。 さて、そこで、実は懐かしいもの(懐かしい書類

          昔の業務との再会

          業務の引継ぎ

          今回は、ガラッと元サラリーマン風に業務の引継ぎについて語らせてもらいます。 今回のテーマの発端は、今住んでいる団地理事会業務の引継ぎの漏れの多さを感じた事からです。 サラリーマン時代、多くの先輩方からの引継ぎ業務を行っていました。 ・引継ぎ期間をある程度設けて行った業務。 ・引継ぎ期間はあまり設けられなかったが、引継ぎ資料が整っていてそれを基に行った業務。 ・急遽の引継ぎで、引継ぎ期間も引継ぎ資料も無く、ドキュメントとプログラムソースを基に自力で業務を引継いだ業務。 と、

          業務の引継ぎ

          地域福祉カレッジ、所定の過程を修了しました。

          これまでにも何回か記載しましたが、2018年の秋から、練馬区が開催している地域福祉カレッジ「地域福祉パワーアップカレッジねりま」(現:つながるカレッジねりま 福祉分野)に通っていました。そして先日、所定の過程を修了し、無事、卒業する事ができました。ただ残念なことに、コロナ禍のため卒業式はありませんでした。 思い起こせば、3年半前、31年半務めた会社を退社して独立。ITの世界から全く別の世界に入り始めた矢先、先ずは地域からと、練馬区内の高齢者が集まる施設等を廻っていた時に出会

          地域福祉カレッジ、所定の過程を修了しました。

          私の2011年3月11日

          あれから10年。 東日本大震災(3.11)から早いもので10年経ちました。 あの日を含めた数日間は、私にとって特別の日であり、今でもその時の出来事はほぼ覚えています。 2011年3月11日(金曜日) 午後2時46分 地震発生当時は、田町の芝浦に勤務、ビルの7階にてパソコンの前で業務中でした。 午後2時46分、携帯からの緊急地震速報の音と共に、激しく揺れだしました。 フロアー中の机上のパソコン(殆どがタワー型デスクトップ)は倒れ始め、ビルは横に激しく揺れていました。 かつ

          私の2011年3月11日

          技術者からエンジニアへ...?

          以前から、ずうっと違和感を感じている事を今回は書かせていただきます。 平成の半ばごろから、「エンジニア」という言葉を聞く機会が多くなりました。 「あの人はエンジニアだから...」とか「エンジニア募集...」いったい、エンジニアってどの分野の人をいうのだろうか? 私自身、長年、何となく違和感を持っています。 エンジニア...今の時代、システムエンジニア(SE)をはじめ、〇〇〇エンジニア と呼ばれる人はたくさんいます。その人たちを纏めてエンジニアと言っているのだと思います..

          技術者からエンジニアへ...?

          私の地域活動ニュース

          東京都練馬区の協働推進課で発行している広報誌の「ねりま地域活動ニュース」の最新号のトップ面に、私の地域活動の内容が紹介されました。 これまでにnoteに何回か書きましたが、コロナによって私の方向性が完全に変わってしまった感じがあります。 昨年の今頃は、ようやく融資が通り、本格的に終活セミナーを切っ掛けに色々とシステム化して行こうという計画だったのですが、コロナの感染が拡大して緊急事態宣言に入り、対面でのセミナーなどは一切出来ない状況になりました。 宣言中は、地元に滞在する

          私の地域活動ニュース

          コロナ禍の卒業式

          昨年、今年と、色々なところで卒業式が中止になったり、オンラインになったりしています。 特に、大学や高校など、一生に一度かもしれない卒業式が、コロナのために中止になったりした方に対しては、本当に残念な気持ちになります。 実は、私も今年、ある卒業式が中止になってしまいました。 noteでも書いたことがありますが、2018年より練馬区の福祉カレッジ(地域福祉パワーカレッジねりま)に在籍していました。 この3月、カレッジをめでたく卒業します。 本来であれば、1月にカレッジで学んだ

          コロナ禍の卒業式

          「高齢者にスマホ3000台を無償貸与」という記事

          先日、「高齢者にスマホ3000台を無償貸与」の記事を眼にしました。 東京の渋谷区で、区内に住むスマートフォンを使ったことのない高齢者を対象に、スマートフォン3000台を無償で貸与するという事です。狙いは、住民の情報格差(デジタルデバイド)を無くし、防災や福祉施策に役立てるとの事。 渋谷区には65歳以上の高齢者が43,000人住んでいるそうです。 スマホなどの情報機器を持たない人は、災害時の情報収集や、デジタル化されつつ行政サービスに支障が出る可能性を考え、スマホを使ったこと

          「高齢者にスマホ3000台を無償貸与」という記事

          集合住宅におけるテレワークスペース

          もう15年近く住んでいる団地において、長く「ICT専門委員会」に所属し、委員長を任されています。 我が団地では3年前に大規模修繕工事があり、その際に、集会室のWiFi環境の整備を行いました。 先日、住民の方から、このような提案をいただきました。 コロナ禍でテレワークの人が多くなってきた。家だと家族からの雑音等で捗らない。集会室をテレワークスペースとして開放できなものか? 私が住んでいる練馬区光が丘には、高齢者の方々が集まれるカフェのスペースは多いようですが(※コロナ禍では

          集合住宅におけるテレワークスペース

          地域の繋がりの大切さ

          これまでに地域での人との繋がりに関しては何度も書いたかと思います。 コロナ禍の今、この繋がりというものの大切さを感じています。 練馬区の福祉カレッジ(「地域福祉パワーアップカレッジねりま」)の事も何度か書いていますが、今回の緊急事態宣言により、授業がオンライン(ZOOM)になってしましました。 私は、このカレッジの12期生として、2018年10月に入学しました。 その間、カレッジのリニューアル準備やコロナなどで長期間の休講など色々な想定外の事があり、この3月で終了予定です

          地域の繋がりの大切さ