習慣化に必要なこと〜ダイエット・料理・食事法〜

先日、私の兄から
「16時間絶食試したらお腹の調子が良くなってきた」
という嬉しい報告がありました。
(16時間絶食についてご存知ない方は
ぜひ以前の記事(腸内環境に優しい食事のススメ)をご参照ください。
ちなみに専門的には「リーンゲインズ」と呼ばれています。)

もともと朝ごはんを積極的に摂取するタイプではなかったこともあり、
本人としては比較的取り入れやすかったのだろうと思います。
逆にかつての私のようにがっつり食べるタイプだと空腹に耐えるのが
辛くなる可能性は高くなるでしょう。

そこで新しい習慣を取り入れる際にできるだけ負担を感じないように
(途中で挫折しないように)取り入れるための方法があります。
それが、

小さく変化させる

これだけです。

現在の生活スタイルに少しだけ変化を加えるように、
新しい行動を取り入れるのが重要です。

少しだけ変化させた状態を2週間以上続けて、
負担を感じなくなった段階で、また少し変化させる。
この繰り返しで最終的に目標とする行動を習慣化するのが
習慣を無理なく取り入れるためにはベストです。
(メンタル的に苦しくなりません)
わかりにくいと思うので例をあげます。

[例;16時間絶食]
朝がっつりタイプの人の場合:
朝ごはんの量を腹八分目にする
→徐々に量を減らす
→朝ごはんをなくす
→絶食時間を徐々に伸ばす
→16時間絶食

各プロセスには約2週間程度(心理的な負担を感じなくなるまで)かけてください。それから次のプロセスに移行します。
変化の割合は、そのプロセスに必要な時間・負担感を2割以下に抑えてください。(基本的に脳は変化を嫌う性質があります。脳が変化が起きたと認識するボーダーラインがだいたい2割です。)

これはダイエットや料理にも(全ての行動に対して)使えます。

ダイエットが挫折しやすい理由は
「脳が変化を嫌う性質を持っていることをきちんと理解してない」から
というのが大半です。
今まで不健康な食生活をしていた人がいきなり炭水化物ダイエットをやろうとするのは、一番脳が嫌うやり方なのです。
(ちなみに炭水化物ダイエットには科学的に効果がないことが実証されているのでやめましょう。)

料理に関しても、
全く自炊しない人がいきなり何品目も作り始めるのは無理があるので、
まずはカット野菜等を皿に盛り付ける、
味噌汁だけ作る(簡単に作れる一品目だけ作る)
などから始めていくのが習慣化するための方法です。

習慣化に関しては
たいていのことは20時間で習得できる
あるいは
やってのける
あたりの書籍がオススメです。

ダイエットの話や
習慣化の話はまた別記事できちんとまとめられるといいなと
思っております。



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