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開放病棟で過ごした臨月

こんにちは、ヨギーです。
一緒に働いていた先生が入院中の担当医となり、開放病棟に入院となりました。
頓服オランザピンを飲み、再び布団に包まり小さくダンゴムシのようになっていました。
しばらくして寝てしまったようで、21時頃夜勤の看護師さんに起こされました。お薬があるようで、それは先ほど頓服で内服したオランザピンでした。

言われるがまま飲んで、再び就寝。翌日入院して初めての朝を迎えました。
とにかくふらつきがひどくて、支えがないと真っ直ぐ歩けないような状況。
でも気分は落ち着いており、久々にもとの自分の精神状態を取り戻しました。
一発で治せるお薬があるなんてすごい!と感動したのを覚えています。

ふらつきは午前中で回復。その後はふらつきもなく、体がお薬になれたようでした。よく問題になる食欲が爆発することもなく、体重もそんなに増えませんでした。
担当医がきて今後の治療方針を話されました。
新しく導入したオランザピンは効果があったので、今後は総合病院で処方されていた精神科のお薬3剤(セルトラリン、リボトリール、そしてもう一つは、、忘れてしまいました)を1週間おきに減薬していってなんとか出産までに間に合わせようということでした。

入院してからはずっと調子が良く、入院しなくても良かったのではないかとすら思っていました。
身の回りを整える気力も回復し、病院の中でしたが自分たちでマタニティフォトを撮ることもできました。

これがその写真

泣き叫んで朦朧としたまま緊急入院した人とは思えませんよね(笑)
ちなみにこっちが精神科入院前最悪だったときの写真

同一人物です。加工なし。
顔は土気色、かろうじて口角上げてますが目の色は死んでますね。
妊娠中の記録を少しでも残そうと夫が撮影したものです。
精神疾患は中身も外見も人を変える。。

その後は順調に減薬でき、無事に3週間後退院。
自宅で陣痛を待つことになりましたが、今度は産科的な問題で産科に入院することになります。
人生うまくいかないものですね。とほほ。。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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