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【もう書けない】1月は、noteを始める人も辞める人も、多そうな予感

新たな年の始まりはSNSが希望に満ち溢れていて、見ていて少し心地が良い。

各々が今年の抱負や目標を宣言していたり、やりたいことリストを発表していたり、見ているこちらも前向きな気持ちになれる。

2022年の始まりとともに、noteを始める人も少なくないだろう。

勝手ながら、良いタイミングということで、新たにnoteを始める人が多いのではないか、と思っている。

どんな目的であれ、文章を書いてアウトプットをすることは良い行いだ。

自分自身が、去年まさに「書くこと」を継続してきたからこそ、身に染みて感じている。

ただ、残念ながら、脱落してしまう人もきっと多くいるだろう。

休みが明けて忙しない日常に戻り、年始に宣言した目標の数々が1月早々に早くも未達成になってしまう、なんてことが。

紛れもなく、去年の自分がそうだった。

「文章を書こう」と思い立ち、3日間頑張って書いてみたものの、案の定そこから続かなくなってしまった。

「無理だ」と分かっていても、始める前にハードルの高いノルマを課してしまうあの現象に、誰かを名前をつけてほしい。

さて、気持ち新たに「書く」と宣言した以上、「何とかその習慣を維持したい」と思うのが自然なはずだ。

1月2日という日にこんな文章を書くのは、捻くれているとしか思えないけれど、1人でも脱落者を少なくできたら、という思いで予め書いておく。

「どうすれば、“書くこと”を続けられるのか」

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きっと、記念すべきnote初記事では、

・自己紹介
・文章を書こうと思った理由やきっかけ / 意義や目的
・実際に書こうと思っている内容

といった決意表明をしているだろう。

いざ書けなくなった時、「初心に帰る」という意味で、決意表明の初記事は自らのよりどころになり得る。

ただ、実際はよりどころにならないかもしれない。

子どもの頃、勉強の目的を理解していたら、僕らはもっと勉強したのだろうか、勉強を好きになれたのだろうか。

「目的」は、必ずしもモチベーションや行動に繋がるとは限らない。

むしろ、本当にやりたいことや好きなことほど、目的ややる意味を考えずに取り組んでいるかもしれない。

「何事も目的が大事」であるのは間違いないし、目的意識が強い人にとっては、初心に帰ることは効果的だろう。

ただ、僕らみたいな人間は、目的や目標だけでは続かないのだ。

現にこうして、年始に宣言した目標である「書くこと」が、もう続いていないのだから。

ここで、「文章を書こう」と思い立った時を思い出してみる。

「年も変わるし、何か新しいことでもやってみるか」

きっと、大した理由なんて無かったはずだ。

大した理由なんて、必要ない。

「文章を書こう」と思い立った時のように、「書こう」と思った時に書けば良い。

それが毎日でないなら、無理して毎日やる必要はない。

たとえ毎日やらずとも、上司に怒られることもなければ、後ろ指を刺されることもないのだから。

そもそも、元々毎日「書く」から無縁だった人間が、「毎日書こう」なんてハードルが高すぎる。やっぱり、もう一度言いたい。

「無理だ」と分かっていても、始める前にハードルの高いノルマを課してしまうあの現象に、誰かを名前をつけてほしい。

「書きたいことがない時はどうするのか」

とはいえ、「書こうと思った時に書く」と言ってもこの問題に直面する。

そもそも書くネタが無いのはもちろん、うまく言葉にできなかったり、自分の文章に納得がいかなくて中々公開できずにいたり、様々な形の「書けない」が存在する。

いずれも経験したうえで思うのは、そもそも「書きたいことなんて無い」ということだ。

今まで何も書いてこなかったのだから、そりゃ、いきなり「書きたいこと」なんて思い浮かぶはずがない。

だから、書けることを書けば良い、と今では思っている。

僕らはあくまで、書きたい何かがあって書いているわけではなく、「何か書きたい」という衝動で書いているのだ。

どうしようもなく書けないのなら、書けないことをネタにしてしまえば良い。

自分のことを凡人と思うなら、凡人が悩むようなことは他の人も同じように悩んでいるはずだから、自分の感覚や思うことを書いてみれば良い。そうすれば、きっと誰かが共感してくれる。

僕らは、“凡人”という最強のパーソナリティを持っている。


まとめ
・書くのに、大した理由も意義も必要ない
・書きたいことではなく、書けることを書いてみれば良い

ハウツーではなくマインド寄りの話だが、自分自身が「書くこと」で悩んだ時、寄り添ってくれた考え方をまとめてみた。

この文章が誰かの背中を押すにはまだ早い気がするけれど、1週間後くらいには誰かの役に立っているだろう、と思っておく。

常々、自分以外の“書く人たち”から刺激や創作意欲を受け取っているので、今度は自分が与えられたら良いな、なんておこがましく思うわけです。

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「文章を書けない」
「noteへのモチベーションが…」

こんなこともあろうかと、書けなくなった人の背中をそっとさする文章を集めていました。

ぜひ、覗いてみてください。少しでもお役に立てたらと。

書けなくなったあなたへ寄り添いますように。

自分のペースで「書くこと」を続けられる人が、一人でも増えますように。


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