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ヨハクの暮らし

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旅先や普段の暮らしの中で感じたこと
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立ったまま茶道

立ったまま茶道

家で飲むのはコーヒーが多い。
淹れるのが上手なので、夫担当。

でも朝仕事の前に気合いを入れたくて、キッチンで立ったままお茶を点てるのがちょっと楽しい。
立ったまま茶道。

1日目

茶碗と茶筅を温める。
抹茶2g/お湯は65度で90cc。

信楽にいる陶芸家の友人から購入した片口でお湯を冷ます。
抹茶を漉して、茶筅は八十本立。

美味しいけどあまり泡が立たない。

2日目

昨日と同じ手順だけど

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本当に生活が変わるのかの実験

本当に生活が変わるのかの実験

とても個人的な暮らしのこと。
23歳のときに、夫と出会って18年くらい一緒に暮らしています。

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一日が早すぎる

一日が早すぎる

今年になってから5年日記を書いている。

お客さんにいただいたので、書かないわけにいかない。
↓実際の日記はこんな感じ。

「言葉」にこだわりすぎる弊害

「移住」と「引っ越し」岩手に引っ越して一年と少し。
もともと関西出身のわたしは、関東に住んでいること自体が、わりと遠距離の「移住」と言えなくもないのに、なぜ東北に引っ越すと「移住」と言われるのか。
そのことについて、妙にこだわっている時期があった。

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暮らしをカスタムする

暮らしをカスタムする

引越して一年が経った岩手の家に引っ越して、丸っと一年が経ちました。早いなあ。

今の家は賃貸物件の二階建て一軒家で、築年数は20年くらい。
パートナーとの二人暮らしには少し広い3LDK。
物置も付いてる。

何度も引越をしていると「賃貸ぽいものへの慣れ」が無意識に身についてしまう。
ユニットバスについた説明書のステッカーとか、無機質な白の壁紙。
妙に明るい蛍光灯や、合板でできた靴箱。

最近、ふと

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約束をしないという誠実さ

「また来ます」と言っていつも旅先を離れるんだけど、最近それが少し負担になってきてしまった。

体はひとつしかない。行きたい場所はたくさんある。
そんなときに「次いつ来ますか?」と聞かれて、「いや、まだ日を決めてないんですよね」という返事をしたところ、まあ、どうせ来ないんでしょ的な言葉をいただいてしまってしょんぼりしたりしている。

「いつかまた来たい」という気持ちがあるからこそ、今後そんな思いはし

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2022年に手放したものたちとその理由

2022年に手放したものたちとその理由

もう13日だけど、あけましておめでとうございます。

群馬で迎えた新年。人生で初めてニューイヤー駅伝の沿道応援をしてきました。

一昨年から、お仕事でスポーツに関わらせてもらうようになり、選手のことやチームのことを少しでも知れると、初めての観戦でもかなり楽しめるように。

興味の枠が広がった気がして楽しくもあります。

働き方を変えるきっかけ身近な人には話してましたが、昨年は身内の不幸が続きました

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自分を楽しませることの大切さ

自分を楽しませることの大切さ

未来に希望を持つこと小学生の頃、中学生に憧れた。
「部活」で忙しそうな近所のお姉さんがかっこよく見えたし、小学校の「クラブ活動」とは違う種目がいろいろあるみたいで面白そうだった。
中学生になってからは、放課後遊んでる高校生に。
そして一人暮らしをするドラマの中の大学生に憧れた。

大人になるのはいやだと漠然と感じていた「大人になる」って、毎日同じ時間に同じ場所に通って、決められた仕事をするんだろう

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当たり前のように「普通」という言葉を使うこと

当たり前のように「普通」という言葉を使うこと

はじめましての人とお会いして、「旅するデザイナーです」と自己紹介すると、ざっくり好意的な人と懐疑的な人の2つのパターンに分かれる。

前者はわたしより若い世代に多い。

そして後者はわりと否定的な視点から入ってこられることも多いので、昔はちょっとムッとしたりしていた。

でもふと考えてみると、自分のことが初対面のときからまるっと受け入れられるなんて、「想定内」の枠から出られていない、ということでも

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神戸を味わう

神戸を味わう

岩手から兵庫はとても遠く感じるけれど、仙台から神戸空港はお安いスカイマークが飛んでいる。

今年に入ってから3回目の神戸。というか帰省。

◇ ◇ ◇

普段から、メディアや誰かが「いい店情報」をくれたときには、すかさずiPhoneのMAPアプリを開き、どんどんピンしている。

そしてわたしの「いつか行こう」は、少しずつ達成されていく。

今日のランチはピンしていた三ノ宮の洋食カレー。

◇ ◇ 

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好きだからこそ信者にならない

好きだからこそ信者にならない

「信者気質」のことこの間こんなnoteを書いた。

著名人やインフルエンサーなんかの有名人を信奉して「〇〇信者だから」のように言うことに違和感を感じている。

素晴らしい!と感じることと、「信者」になることは違う。

尊敬する友人がいるとして。
その友人に「わたしは信者だから」と言うと、突然距離ができてしまう気がする。

好きだからこそ対等でいたいわたしは(ときどき友人には話すけれど)大好きなアー

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なんでもない一日。

なんでもない一日。

今日は久しぶりにInstagram講座。

あまり喉が強くない、というか声が小さいので、頑張って声張って3時間話すと結構カスカスになる。

鉄瓶でわかした白湯を振る舞いながらだったのに、余裕がなくて講座の様子をまた撮り忘れてしまった。

(合間に黒糖生姜を飲んだり)

Instagramの「正しい使い方」なんてない。いつも「いろんな使い方があるよ」ということを中心に話すようにしている。

ただ、3

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微熱を保つ

微熱を保つ

誰かを好きになるときは微熱でいたいなぁ、と思う。

一方的に「あなたがやっている活動は素晴らしい!!」と、制作物も普段の暮らしも見たことがないのに(多少知ってくれている人は、そんな無責任な褒め方をすることはない)、わたしを肯定してくれる人がいて、ありがたいんだけども、とてもとても苦手だ。

その何も根拠のない「素晴らしい!」はここから上昇しすることはなく、勝手に下降して「がっかり」されてきたから。

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