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#15 『たまらん坂』 Review

基本、映画の感想はInstagramにアップしています。大好きな作品や新作は当noteの【映画マガジン】にも投稿しますので、たまに覗きに来てくださーい🎬


『たまらん坂|Tamaran Hill』
(2019年|日本|86分)

ポスター


予告編




宣伝

最初にお知らせをさせてください📣

新作映画の創作過程(メイキング)を販売する、プロセスエコノミーをnote定期講読マガジンに書いています。是非、仲間になって応援してもらえると嬉しいです。よろしくお願い致します‼️

ネタバレ、挑戦、失敗を繰り返しながら週に1本の記事を更新中 ↓




それでは本題です。

私キャッチコピー

Ⅰ) 水面に揺れる母の面影、流れに逆らう私の決意。

Ⅱ) 波紋が織りなす浄化のメロディ

Ⅲ) モノクロームの余白が魅せる、坂の降り方




出逢い

初のケイズシネマさん📽

新宿3丁目にあります


ひょっとしたら、学生時代に来たことあったかも?


近い将来、僕の名前もここに貼られますように!




感想

※ネタバレ少しあり

■撮影に4年、公開まで3年、計7年かけて作られた意欲作です。日本の美しい四季が見れたり、壮大なスケールで描かれる超大作というわけではありません。
舞台は東京の武蔵野。時間をかけたのは大学在学中に撮らなければならない主人公の成長過程を、主演の渡邊雛子さんと重ねる必要があったからではなかろうか。撮影中の4年間、髪型を変えることができなかった役作りへの姿勢。全てはこの目力が物語っている。

前売り券の特典、海外版ポストカード


■全編モノクロームなので色は観た人の脳内で想像する楽しさがあった。懐かしい田園や、校舎の質感に幼いときの記憶が蘇り、彩りがモノクロ映像に乗ってしまいます。物理的な余白とは別の、回想上の思考をつかさどる余白部分を観る側に委ねるという、強制しない構成が良かったです。

■歌やアニメーションも時折混じり、自由な発想と、映画を観ながら読書体験もできる不思議な作品。
(原稿用紙が映し出され驚いた!)
(しかも文字が動く!)


チラシ


使用楽曲『多摩蘭坂』RCサクセション




監督コメント

後半に、水面を映した1カットの長回しがあります。そこに人物が映り込み、水面が揺れて人物もくねくねとするのですが、台詞の持つ意味合いとリンクしているかのようで「上手い」と思いました。風景のエキストラカットが感情を持つ構図として確立。
(真似したい映像!)
(実は過去作で2回ほど試した)

ウォン・カーワァイの『楽園の瑕』で、クリストファー・ドイルが似たような水面の波紋を利用した映像を撮っていましたね 💧


その後、主人公が川に入りオフィーリアのようなカットがあります。川の流れに身を任せるように、自分を取り戻す流れとマッチしており、本作のベストショットに身を乗り出し、すぐさま拍手をしたくなりました👏👏
(他のお客さんの邪魔にならないよう心の中で拍手)


渡邊さんが流されないように、スタッフが足元を支えて撮影したそうです。




マニアックコラム

舞台挨拶では渡邊雛子さんと小沢まゆさんが登壇され、撮影のエピソードを話されました🎙

フォトセッション


渡邊さんは、最初はスタッフとして参加されていたそうです。カメラに興味があり触ってみたかったとか。それが出る方にまわり主演になったのは、映画の神様のご指名だったように感じます✨

小沢さんは、出演だけではなく広報のスタッフとしても参加されています。朗読した音声は、本編で一切使用されていなかったことを話されていました。
(是非、ソフト化する際は特典に入れてほしい!)


『37セカンズ』でも小沢さんは宣伝のスタッフをされていました。
(試写会に2回もお呼ばれ、感謝)
(イベントやラジオなど何かと呼び出されるとです♪)


そして最後は、2人の漫才のようなやり取りもあり楽しませてくれました^ ^
(司会もできる小沢さんのキャリアと懐の深さ!)
(頼れる姐御です)

劇中の2人とは思えない爆笑トーク^^


小学校の先輩と後輩の図(しかも同じバスケ部だけん🏀)


映画初主演にして渡邊さんのサインがすでに大物感!


たまらんグッズをコンプリート!(あとは原作本)




速報

2020年5月、第1回目の緊急事態宣言中に、小沢さんと作ったリモート短編映画『ふるさと Stay home town』が、4月中旬から某動画配信サイトで公開されるばい!(詳細はまた後日)



本編を無料公開中!


コロナで外出できなくなったとき、故郷を思い出し心の中でもう一人の自分と旅に出る。熊本にまつわる詩を繋ぎ、雄大な阿蘇ロケを敢行。

完成の翌年、熊本の江津湖で野外上映されました。ボートに乗って鑑賞するという、豪雨災害の被災者へ向けたチャリティイベントばしたとよ✨


上映当日のストーリーズより



江津湖で開催、ボートシアター!

帰省して地元の友達と一緒に観たかったばい🚤
(リモートで参加した出演者とスタッフは全員この場で鑑賞)



熊本地震をきっかけに設立された、THEATER0さんが主催👏👏
たいぎゃえらか〜!




感謝

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ダイバーシティ映画のスタジオウーニッシュ代表
映画監督 / 映像作家 / 介護福祉士:堀河洋平


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