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豚骨ラーメンを作るWBSを作ってみた

 こんにちは中山です。いきなりですが、皆さんはラーメンってどうやって作るかご存知ですか?よく食べるんですが、作り方となるとピンときませんよね。そこで今回は「豚骨ラーメン作成プロジェクト」と題して、豚骨ラーメンを作るWBSを作ってみました。

目次

1.豚骨ラーメンプロジェクトのWBSを作る
2.豚骨ラーメンを全て店長に作らせてみる
3.スタッフを1名雇ってみる

※そもそもWBSってナニ?という方は↓こちらの記事も合わせてどうぞ。WBSとは何ぞや、から説明しています。

1.豚骨ラーメンプロジェクトのWBSを作る

 さっそくですが、豚骨ラーメンのレシピを参考にWBSを作ってみましょう。

 今回参考にしたレシピはコチラ↓です。なぜかサムネイルが文字化けしていますが、かなり丁寧に書かれているサイトでした。おかげでWBSも作りやすかったです。

ぷちぐるレシピサイト

 さて、このレシピを参考にして作ったWBSがコチラです。

 いやー、大変!これはもう料理の域を超えていますね、ホント。ざっと作業を並べただけでも3日は必要です。とにもかくにも時間の掛かる作業が多いんですよね。光熱費を考えただけでゾッとします。

 なお、参考までにこのWBSのクリティカルパス(プロジェクト全体のスケジュールを左右する作業の連なり)を見るとこんな感じです。ピンク色の作業がクリティカルパスになります。

 クリティカルパスを見ると、ラーメン作りの工程を圧縮するためには麺作りの作業を叩けば良いことが分かります。が、どうしても最後に2日ほど寝かす必要があるので。。。こればかりは仕方がないのかな、と。

2.豚骨ラーメンを全て店長に作らせてみる

 さて、続いては今回の作業を全て店長にやらせてみたいと思います。ブラック企業さながら、軽い気持ちで押し付けてみましょう 笑。店長なんだからやってみて、と。

 はい、こんな感じ。3日だったプロジェクト期間がいっきに5日まで伸びましたね(本当は並行でやれる作業もあるのですが、そこはご愛嬌)。店長も真っ青です 笑。

 まぁ、私自身がブラックに染まっていれば「あれこれ言わず3日でやれる方法を考えて!」なんて言うんでしょうが、流石にそれだと芸が無いので少しWBSを眺めてみましょう。

 よく見ると、4日目は店長が可動していことが分かります。であれば、この日を休日にするというのも一つの手だったりする訳ですね。

3.スタッフを1名雇ってみる

 とは言え、5日掛かるなんて悠長なことも言っていられないので、スタッフを1名雇ってみることにしました。

 クリティカルパスが麺作りだから、そこを手当するようにしつつ、その他店長の負担を減らしてあげて、と。

 するとこんな感じです。なんとか4日に縮まりました(それでも4日掛かるのか)。まぁ、今回のWBSでも3日目は誰も可動していませんので、この日を休日にしてしまって、という感じになりますね。。。


 以上、豚骨ラーメン作成プロジェクトでした。とにもかくにもラーメン作りは大変です。奇跡の一杯です。800円で高いと言ってた自分を小一時間説教してやりたい気分です。今度食べる時は気持ちよく支払ってあげたいと思います。ごちそうさまでした、てね。

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 いかがでしたでしょうか。WBSは作り方次第でプロジェクトの見通しをかなり良くすることができるツールです。今回の記事が皆さんにとっての気付きになれば幸いです。気に入って頂けた方は「スキ」「フォロー」のほどよろしくお願いします。また「WBSの作り方を教えて欲しい!」という人はこちらの記事も合わせてどうぞ。

 ではまた▷L◁

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