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さとゆみゼミでの学び

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記事一覧

さとゆみゼミ#卒業|終わりで始まり

さとゆみゼミ#卒業|終わりで始まり

昨日、さとゆみゼミの最終講義を受けた。最後は、東京で初めての対面授業。

講義で最初に行ったのは、「自分が書籍を出すなら」企画の、4分プレゼン。トップバッターで、不安MAX。気持ち悪くなってた私に、ゼミメンバーは「大丈夫!」と、何度も励ましてくれた。発表中、リラックスして話せたのは、みんなの目から「がんばれー」のビームが出ていたから。

(やばい、この文章打ちながら、涙出てきた。)

この3か月間

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さとゆみゼミ#11|安心して任せてもらえるライターになりたい

さとゆみゼミ#11|安心して任せてもらえるライターになりたい

さとゆみさんへのインタビューを終え、音源をもとに記事を書いた。その講評が戻ってきた。さとゆみさんの著書『ママはキミと一緒にオトナになる』(小学館)を取り上げ、子どもとの関わりについての記事だった。

わたしの記事の中のさとゆみさんは、「自分の育児にすごく自信を持っていて、他の意見を寄せ付けない人」のように描かれてしまっているらしい(ように読める)。

文章には思考のクセが現れる、と身に染みてわかっ

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さとゆみゼミ#9|初の取材とインタビュー原稿

さとゆみゼミ#9|初の取材とインタビュー原稿

3月1日(金)19:30、生まれて初めての取材。

さとゆみさんに45分間のインタビュー。

楽しかった…。さとゆみさんは、想定を超えた返答をくださる。始終面白く、論理的で納得させられる。私は、ずーっと「はぁ〜」とか「なるほど〜」とか言いつつ、目をまんまるにしていた、と思う。

インタビューが終わり、雑談タイムが15分あった。思い切って、さとゆみさんに「私のインタビューはどうでしたか?」と聞いてみ

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さとゆみゼミ#8|人の言葉はどこまで変えていいか問題

さとゆみゼミ#8|人の言葉はどこまで変えていいか問題



ゼミの最初に、4〜5人のグループでディスカッションをする。取り組んでいる課題について、お互いに悩みや考えをシェアする時間だ。

今回は、インタビュー原稿について話した。記事の素材は、さとゆみさんが医療コラムリストのライターさんに取材したときのもの。

人の言葉を変えることを怖がらないで多くのメンバーが「言葉をどこまで変えていいのか」悩んでいた。さとゆみさんは、次のように教えてくれた。

そう考

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さとゆみゼミ#1 安心とワクワク

さとゆみゼミ#1 安心とワクワク

ビビり倒していた。

Facebookグループ内の、みなさんの自己紹介コメントを事前に読んで「おぉ〜。」と感心する。

すでに専業ライターとして活躍されている方、豊富なキャリアを持つ方などなど。

「場違いだったらどうしよう……。」楽しみと不安が入り混じりつつ参加した、第一回目。

みんなの「いい人」を総動員して「文章を書くって、自分の内臓を見せるようなもの。」

「赤字は時として、命に関わる。だ

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さとゆみゼミ#2 さとゆみさんの赤字と「推し原」について

さとゆみゼミ#2 さとゆみさんの赤字と「推し原」について


待ちに待った、さとゆみさんからの赤字さとゆみさんからの赤字は、深かった。

まずは、気付いたこと、考えたことを留めておきたい。

1回目の赤字は、ゼミメンバーを、他メンバーへ紹介する「他己紹介」の原稿について。

この原稿に対して、2つの赤を頂いた。

目撃したものしか書かない

まずひとつ目。

セッション中に、Mちゃんのお子さんがチラっと出てきてくれた。それで「お子さんを知っている」と脳にイ

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さとゆみゼミ課題#3 ひいばあちゃんの日記

さとゆみゼミ課題#3 ひいばあちゃんの日記

大学生の頃、104歳の父方の曽祖母が亡くなった。

小学生から中学生くらいまで、ひいばあちゃんと文通をしていた。私の健康や勉強のことを気遣ってくれる手紙。「でせう」の語尾が、古文書のようで特別感があった。

無数の皺がすべて笑い皺でできているような、可愛い人だった。100歳で地方紙に掲載されたときには、その福々しい顔に、画家さんが肖像画を描いて送ってきたほどだ。

ひいばあちゃんの日記のことをよく

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さとゆみゼミ#3「犯人しか知らない言葉」を研ぎ澄ます

さとゆみゼミ#3「犯人しか知らない言葉」を研ぎ澄ます

「犯人しか知らない言葉」の効用について書きたい。最初に言ってしまうと、さとゆみさんの話を聞きながら、胸が熱くなり涙腺にまで伝わった。悲しくもないのに涙が出た。

犯人しか知らない言葉の凄さ。それが最も心に残った。

犯人しか知らない言葉を使う島田紳助さんが、吉本の後輩芸人に行った「伝説の講義」での言葉だそう。
漫才にリアリティを持たせるテクニックとして紹介されたらしい。

「犯人しか知らない言葉」

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さとゆみゼミ #4|頭ん中大忙しの90分

さとゆみゼミ #4|頭ん中大忙しの90分

さとゆみゼミの90分間は、大忙しだ。脳がフル回転。ついていくのが精一杯だし、ゼミが終わったあとも、ぐるぐる考え続ける。脳の筋肉痛。好転反応。

?を残した2つの文章ゼミ中に、さとゆみさんからの講評を読む。2つの指摘(?)をいただいていた。

(1)事実と感想、混ぜるな危険

「それが唯一の楽しみだと言っていた。」とひいおばあちゃんを描写したことについて、さとゆみさんのコメントはこうだ。

このコメ

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さとゆみゼミ #5|女性誌の企画を立てる

さとゆみゼミ #5|女性誌の企画を立てる


さとゆみゼミでの学びは、いつも次のようなサイクルで行われる。

やってみる(課題)

どこが難しかったか考える(グループワーク)

さとゆみさんの解説

提出していた「女性誌への企画」の講評が戻ってきた。

企画のゴールとは「採用されること」どんな企画なら採用されるのか。「読者目線」と「編集者目線」の2軸で教わった。

読者目線

無料で得られる情報が溢れている時代、お金を払ってまで読む価値があ

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さとゆみゼミ#6|佐藤明美 編集長(小学館kufura)に話を聞く

さとゆみゼミ#6|佐藤明美 編集長(小学館kufura)に話を聞く

佐藤明美さん(小学館 kufura 編集長)にお話を伺った。テーマは「編集者がライターに求めること」。

結論から言う。

お話を聞けていなかったら、危なかった。つまらない記事をコツコツ書き続け、そのうち、AIにぶん投げられていたかもしれない。

佐藤編集長の講義は、ライターとして生きていく「要」になった。グンっと視界を広げられ、ライターという仕事の「面白さと責任」を飲み込んだ。

あなたしか書け

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さとゆみゼミ#7|プロのインタビューを生で見る

さとゆみゼミ#7|プロのインタビューを生で見る

さとゆみゼミも7回目、後半戦だ。
今回の講義では、プロのインタビューを生で見せていただいた。さとゆみさんから、ゲストのライターさんへのインタビュー。

ここを意識して見たインタビュー中、どこを見るか。観察力に自信のない私は、ポイントを絞った。

さとゆみさんの表情や相槌のしかた、インタビュイーの表情、話に乗ってきているかなどに注目。細かい言葉などのメモは後回しにした。アーカイブに残るし、あとで何回

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