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26歳、心の育ち盛りにて花開く日はまだ遠く

今年最後の記事は、最近のことや、クリスマス、年末年始のこと、今年の振り返りとか、ぎゅっと詰め込んじゃう。なお、当方年が明ける実感は皆無。


恋人と6度目のクリスマス




クリスマスを目前に仕事で緊急事態が起こって、どうなることやらだったけれど、無事夜は恋人とゆっくりおうちクリスマスを楽しんだ。空っぽの体に最初に通すのは大体いつもビールなのだけど、クリスマスだけは別。この日のために二人で選んだとっておきの一杯で乾杯をした。

グラスの重なる音に「今年もほんとうにありがとう」という彼の声が重なって「メリークリスマスじゃなくて?」と少しおかしな気持ちになりながら、笑い合って薄い口当たりのグラスに口をつけた。


ポトフは毎年の定番でウインナーよりベーコンを入れるのが私たちのお気に入り。

ローストビーフ、ローストチキンときて今年はメイン料理を何にしようと悩んでいたところ彼から「揚げ物がいい」とリクエストがあったので、フライドチキンで決定。

ザクザクとした食感とスパイシーさを意識して衣づくりにかなりこだわって作った。ひとくち食べた途端目を丸くして「っうんま〜〜〜〜〜」という彼の幸せそうな顔が見られたので大満足。

炙りサーモンは私が食べたくて、玉ねぎやレモンで作ったさっぱりめのソースと一緒にいただいた。お酒とも相性がよくてあっというまにぺろり。

白菜のミルクグラタンに関しては冷蔵庫を大掃除前に少しでも開けたくて消費のために作ったのだけど、おいしい牛乳を使ったのでいつもより上品な味に仕上がって「素材って大事だな」と再認識。

多めに作っていたので、後日焼きたてのパンと一緒に食べたらさらにおいしかった。まだまだ改善の余地はありそうだけれどとりあえず満足。

生ハムはカルディの大好きな商品を。クリームチーズは塩昆布と混ぜるとおいしさが増すので少量を添えて。揚げ焼きで作ったバターカレーポテトはほくほくで最高だった。

ボロネーゼペンネ、いつもより手間かけたので彼に大絶賛されてほんとうに嬉しかった。クリスマスのあとまたすぐに「食べたい」とリクエストがあって、材料もあったので再度作ったくらい、ほんとうに気に入ってくれたよう。

「ワインの日はこれ定番にしてほしいかも」と言われて「喜んで!」と立ち上がりそうになるくらい心が満たされる思い。


6度目のクリスマスもとっても幸せな時間を過ごせて、胸いっぱいお腹いっぱい。



洋食ばかりを食べていて身体が和食を懇願していたので、和食に全振りした朝。辛子味噌だけでごはんが食べられそうだった。

年度末の特別なワインとチーズケーキ



彼から「今年もお疲れ様、ありがとうという気持ちです。一緒に飲もう」と、おいしい赤ワインをいただいて、これがほんとうに…ほんとうに…おいしかった。今まで飲んだワインのなかでも上位に食い込むくらい絶品だった。

雑味がなくてフレッシュ、飲み口もよく、心地よい酸味があってクリアなのに奥深くて余韻もしっかりある。

「今年もお疲れ様でした」と一緒に飲むお酒として、こんな素敵な1本を選んでくれるあたり、惚れ直さずにはいられない…彼に心から感謝。いつもいろいろ貰っているのにこうして節目にいつも何か特別なもの選んでくれるの、ずっと変わらないな。お互いに大事にしていきたい気持ちだ。

海底ワインと呼ばれる「SUBRINA(サブリナ)」というワイン、ワイン好きな方ぜひ買ってみてほしい。

ほんとうにおいしいし、ボトルに海の塩が細かく付着していて、「星空みたいで綺麗だよね」って彼が言っていて、ほんとにそう…。おいしくて美しいので、特別な日の一杯や、ギフトにもおすすめ。(公式サイト貼っておくのでぜひ)



そしてさらに「ワインと合うチーズケーキも買ってみたよ」とずっしり重ためのチーズケーキも出てきたものだから感激がおさまらず。私の大好きなゴルゴンゾーラを使ったチーズケーキで、「絶対好きだと思って」と選んでくれたらしい。

独特な風味とコクがあって、ずっしりなめらか。ほんとうにおいしくてうっとりしながらいただいた。このくらいクセのあるチーズケーキ求めていた、最高だった…。

今まで食べたチーズケーキのなかで一番好きな味で惚れ込んでしまい「再購入したい」と公式オンラインサイトをのぞいたら売り切れていた…。店舗でなら買えるのかな、いいな。オンラインでもタイミングよければ購入できると思うのでぜひこれも食べてみてほしい逸品。

たくさんのおいしい幸せを提供してくれて、最高の一年の締めくくり。
来年もたくさんのおいしいに出会いたいね。一緒に探していこうね。


買い納め、そして飲み納め


恋人とよく行く大好きな焙煎屋さんのコーヒー豆を買い納め、常連の居酒屋さんで飲み納めをした。コーヒー豆はいつものシングルオリジンとブレンドを購入し、「今年もありがとうございました」と言葉を交わした。

店員さんのひとりに「いつもお揃いとかではないけど服装の雰囲気が似ていて素敵だなあって思っています。そろえているんですか?」と聞かれてちょっと照れくさかった。

そろえているわけではないけれど、なんとなく、同棲してからは「あ、今日カジュアルな格好するんだじゃあ私もそんな感じにしよ」とか、「(私)今日綺麗めの格好か〜じゃあ俺も」とか、そんな感じでなんとなく雰囲気を合わせたりすることが多い。

行く場所に合わせて服装や雰囲気を変えるのとは別で、なんでもない日に相手の服装や雰囲気を見て統一させたりするのは、同棲ならではの楽しさだなと思う。

今年もいろいろなコーヒーを飲んできたけれど、結局この焙煎屋さん以上に好みのコーヒーに出会うことはないのだろうな。そのくらい生活の一部として溶け込んでいる。

一通りいろいろな会話をした後で「来年もよろしくお願いします」と言い合ってお店を後にした。



多いときは週2くらいで行っていた常連の居酒屋さんでも飲み納め。この日は京都の日日というお酒の熱燗を半合でいただいて、いつもいただく日本酒を3合とビール、ワイン、ハイボールを…と繰り返し、いつも通りの感じで年末だからと特別なことはなく、馴染んだ流れを彼と堪能した。

いろいろなお店で飲み食いしても結局「あそこにしよう」と帰ってきてしまう場所。ほんとうに人も味も大好きなお店。

さっそく年始明け一発目の予約を確保し、会計へ。

お客さんもたくさんいて忙しいのにお世話になった店員さんたちがみんな外まで来て「今年もありがとうございました」「また来年お待ちしております!」と挨拶してくれて最後までぽかぽかとした時間だった。

暖簾をくぐれば「おかえりなさい」という声、1杯目のお酒を飲むときに「おつかれさまです」の声。辛いことがあってもこのお店の暖簾をくぐれば私は穏やかな気持ちを取り戻せた。

ずっとそこにあってほしい。そんな場所。来年もたくさんお世話になるのだと思う。

大好きな人たちに会える年末年始


私の幼馴染や友人はいつも急な連絡が多い、そんなところもすき。


年末年始は大好きな人たちと会える時期。大好きなみんなが同じ場所に帰り、いつも場所で集まって笑い合える。友人や幼馴染と短期間で一気に会うから1月以降は疲れてしまっていつも人と会わない時間をつくるのだけど、これは良い疲れ。楽しかったなあって浸れる方の疲れ。

恋人は恋人で毎年忘年会やら新年会やらを楽しんでいて、その話を後からお互いに話す時間もとっても好き。「〜でね」「〜がね」って話したい人がいるってものすごく幸せなことだ。


年齢を重ねるうちに昔よりも当然忙しくなってきて、集まれる頻度は減ってくるけれど、こうして年に数回の節目にみんなと会える時間は、大切にしていきたい。

「一年で一番この飲み会が楽しみ」と、みんなも同じ気持ちでいてくれることが嬉しい。変わっていくこともあるけれど、変わらずにいられたらいいね、この関係だけは。


こーちゃん=お兄ちゃんのことです


遠くに住んでいる次男のお兄ちゃんも、大晦日と元旦だけちょろっと実家に帰るみたいなので私も帰ろうと思う。31日実家に泊まりたくはないけどお酒は飲みたい(強欲)のでなんとかして帰り足を確保しつつ、年越しはこのおうちでまったりしていたい。

「すぐ来てすぐ帰っちゃうの?」と家族に言われてしまいそうだけど、ストレスを溜めたくはないので、ここは自分の気持ちを最優先しておくことにする。健康第一。

今年の振り返りと年度末のご挨拶


今このコーヒーを飲みながらnoteを買いているのだけど、カカオチョコレートドリンクを飲んでいるような味で驚いた。

チョコレートとコーヒー好きな人きっと好き。はじめて飲む味で今目の前にいる恋人にも「ちょっと、これ不思議な味がする、コーヒーなのかチョコレートなのか混乱する」とすすめたたら「え、ほんとだ」と驚いてた。

ぜひ飲んでみてね。

*****

今年もたくさんの素敵な記事や言葉に出会えて、私自身辛くて苦しい時期も勝手に励まされていた。noteはほんとうに心地良い場所で、自分が自分でいることを思い出させてくれる場所だなと痛感している。

2023年は、大事な人が突然この世を去ってしまったり、大好きな男友達から一方的に縁を切られてしまったり、体を壊す期間が多く入院を繰り返したりと、正直悲しかったことが目立つ一年だった。

けれど、そのなかで気づけたことや再確認できたこともたくさんあって、「失う」という現実が起こっても、失うだけで終わらせなければまた前を向けるのだと思えた。結局は自分次第といったところ。それが一番難しいのだけどね。

悲しみに支配されそうなときは「失ったことばかり数えるな」と何度も自分に言い聞かせてきたけれど、ちょっと違ってた。今は違う。

失ったことばかり数えているわけじゃない。もうここには居ない人やもの、できごとを思い出しているだけ。思い出しているんだよ、私を生かしてくれたすべてのことを。

失ったという事実をただ受け入れることに必死なときは苦しくて悲しくてもうどうしていいかわからなかったけれど、この虚しさも、大切な記憶や人、ことを思い出すために必要なものだと思えたら、かけがえのないものに感じられた。それらは私の中で永遠に生きていく温かい記憶。

だからそういう情けない自分も全部丸ごと抱きしめて一緒に生きていってあげようと思う。一番信じられる大丈夫は自分が思う大丈夫だと思っているから。

もう会えないと泣いている日々もあったけれど、素敵な出会いもたくさんあって、大事にしたいことが増えた分、自分の心も大きくなった。

ゆっくりでも確かに毎日は変化しているのだと思う。それもきっと良い方向に。そう信じていけたらいいよね。信じていこうね。

2024年も、私とみなさんの生きる日々に幸あれです!


みなさん、今年もほんとうにありがとうございました。

良いお年を!!!!!

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