佐藤 依恵

茨城で育ち、埼玉に住み、東京で活動中。 シンガーソングライターです。暗いことが多めです…

佐藤 依恵

茨城で育ち、埼玉に住み、東京で活動中。 シンガーソングライターです。暗いことが多めですが、胸の内を主に書いています。 https://mobile.twitter.com/yorie_tty

最近の記事

Hodie mihi, cras tibi

電車内に貼られた広告を見て、新築マンションに住みたいと思う。 各駅停車で良かったけれど、薬を飲んでも直ぐには動悸が止まらないのがつらい。 昨晩は1時間未満しか眠れなかった。 外が明るくなるにつれて気分はハイになっていったが、いきなり動き出すにはこの体ではどうも無理がある。 ここ2週間のできごと。 地元から帰って少しの間は気を張ったまま、前向きに考えて過ごしていた。だが、気が抜けてくるのと同時に暗い感情がのしかかる。 自分は本当に何も出来ないのだ。やらなきゃいけない事も、連

    • また逢う日まで

      父の呼吸が止まった、と聞いたのは晴れた日の暖かい朝だった。 仕事を休む連絡をし、急がなくて良いから、という母の言葉が頭に流れる中準備を進めた。 3時間後くらいには地元に着き、忙しなく動く兄と母の姿に状況を察した。 父が死んだのだ。 それでも死亡診断を受けるまでには時間がかかり、正式な判定が下ったのはその2、3時間後だった。施設に行き父の顔を見た。2週間前に帰った時と同じ、黄疸で黄色くなった穏やかな寝顔。 闘病中に鬱を患うようなことはあっても、終末期には取り乱すこともなく穏

      • 窓の外はさわれない

        相鉄線を眺めていて車内の照明が良い色だったから、いいなぁ、乗って行きたいなぁと思った。 海老名には何があるのかなと調べてみる。おしゃれなカフェやショッピングモール、ホテルもある。ひとりで行ってみるのもありだよなぁと思う。 職場の事務スタッフさんに癒されて中野の街を後にする。皆んながそれぞれ頑張っているの、いいなぁ。優しい言葉で満たされて、温まった身体もあっという間に冷えてしまうほどの寒い夜。 「これから」なんて、私にはないと思っていた。今でも時折、ないと思ってしまう。 余

        • Twitterは見るのが厳しいためこちらで ・駅で頬張るバームクーヘンの美味しさに気づく ・一緒に働いている人がみな優しい、でもたまに冷たい ・自立医療支援の申請をしに市役所に行かねばならぬ ・時間がない ・期限切れの結婚式の招待状、絶対に返すぞ...

        Hodie mihi, cras tibi

        • また逢う日まで

        • 窓の外はさわれない

        • Twitterは見るのが厳しいためこちらで ・駅で頬張るバームクーヘンの美味しさに気づく ・一緒に働いている人がみな優しい、でもたまに冷たい ・自立医療支援の申請をしに市役所に行かねばならぬ ・時間がない ・期限切れの結婚式の招待状、絶対に返すぞ...

          木の葉が風に揺れる音 商店街の鮮やかな電飾 わたし寂しくない きっと

          木の葉が風に揺れる音 商店街の鮮やかな電飾 わたし寂しくない きっと

          人と会うと心が休まる... 余計なことを考えなくて良くなる ほんと皆いい人たちばかりだ あとは溜め込んでる支払いと 踏み場のない部屋をなんとかせねば

          人と会うと心が休まる... 余計なことを考えなくて良くなる ほんと皆いい人たちばかりだ あとは溜め込んでる支払いと 踏み場のない部屋をなんとかせねば

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          どこから行っても遠い街

          どこから行っても遠い街

          雨に映えるイルミネーション

          雨に映えるイルミネーション

          その心を溶かすものは

          都電荒川線の踏切のそばで、縞々しっぽの猫を見かけた。にゃーにゃー鳴いているのでなぁに、と訊いてみる。 何度も路面電車が通り過ぎてゆき、そのたびに踏切の音が聞こえてくる。 まだ昼間だけど、夕方のようなオレンジの光。 なんとなく苦手だと思っていた人から感謝の言葉をもらった。ただちょっと笑顔が少ないだけの人って感じなだけで、思っていたような人ではないのかもしれないなぁと考える。 昨日買ったハーブティーを朝淹れてきた。 一日の間にちょこちょこ飲むのがいい、と聞いたので魔法瓶に入れ

          その心を溶かすものは

          わたしがいた一日

          今日も色々あったなぁ。 死ぬ思いで病院まで行って、採血されている間も声を上げて泣き続けて。看護師さんが心配そうに私を見ていて。 代々木で新たな歌の発見をして、課題を見つけて。 新宿まで散歩して、結局電車に乗って池袋まで行って。栄養バランス良さそうなお昼ごはんを食べて。 ハーブ屋さんのお姉さんと話をして。元気になってくださいね、と励まされて。 新宿で中国人のマッサージ師さんとちょっとしたハプニングで爆笑して。 身体をたっぷりとほぐされて。 レッスンをして。楽しい気持

          わたしがいた一日

          人に依存を してしまうのをやめたい その人は全部解決してくれるわけでもないのに それなのに 少し話せただけで嬉しくなってしまう 私は愚か者だ 消えてしまいたくなりながら 煌びやかなイルミネーションを眺めている

          人に依存を してしまうのをやめたい その人は全部解決してくれるわけでもないのに それなのに 少し話せただけで嬉しくなってしまう 私は愚か者だ 消えてしまいたくなりながら 煌びやかなイルミネーションを眺めている

          秋の夜長と錯覚

          好転反応もそろそろ落ち着いてきた頃。 夕方に家を出たつもりが、まるで真夜中のように暗い。ほんの数日前ならまだ夕陽を浴びていたような時間だ。急激に日が短くなったことを思う。 昼間のこと。 仕事仲間の人たちと解散して、片足が濡れたスニーカーを履いたままスーパーでお昼ごはんを買って食べた。 この気持ちの傾きは何なのだろう。 ふと最近会った人たちの顔を思い浮かべる。 中野に着いて色々話しながら自分の在り方について考える。少し前向きになれそうな、温かい言葉の中にそんな気配を感じる。

          秋の夜長と錯覚

          ひとつだけの道を

          接骨院へ行ってがっつり治療してもらった。 首まわりが痛い…けど、丸二日続いてた頭痛が少しずつ緩和されていくようだ。 午前中にしておいてよかった。 太陽が昇っているうちに外に出て息をする。それだけで少し嬉しい。 関わってくれた人たちを、味方につける。 具体的になにかしてくれた訳じゃなくても、私にとって助けになってくれていた。 色々な言葉や思い出が折り重なって出来た道を私はただ歩いてゆくだけで、他にはない。 きっと道はひとつだけなんだ。

          ひとつだけの道を

          ・疲れすぎて布団を敷くことも出来ず床で寝る日々 ・よりバキバキになっていく身体 ・気圧により止まらない頭痛 ・カフェラテおいしい ・リハーサル楽しかった!サポート好き! ・予習不足だったのは誠に不徳の致すところ ・Dの国たのしかったなー ・ライブ、がんばろう

          ・疲れすぎて布団を敷くことも出来ず床で寝る日々 ・よりバキバキになっていく身体 ・気圧により止まらない頭痛 ・カフェラテおいしい ・リハーサル楽しかった!サポート好き! ・予習不足だったのは誠に不徳の致すところ ・Dの国たのしかったなー ・ライブ、がんばろう

          良き気分転換になりました

          良き気分転換になりました

          ライトステップ

          今日も時々頭が回らなくなりながらも、なんとか1日を終えた。言葉もつっかえつっかえ、それでも楽しさと学びを優先して。 最後のレッスンの前にやや気分が悪くなってしまったため、薬を飲んで対処する。 生徒さんの笑顔が救いになる。 職場のいろんなことが、耳を通るたびに胸が痛むようになってきた。それでも互いに闘い、何とか乗り切ろうと頑張っている。その力にならなくてはならないのだ。 今日も帰ったら猫に怒られるかな。 それでも目覚めた時には一緒にいてくれる。 いてくれて、ありがとう。 サ

          ライトステップ