とりもちうずら

イカのかわいさにハマっている。工作がすき。 https://twitter.com/u…

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イカのかわいさにハマっている。工作がすき。 https://twitter.com/uzura_3

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トミカと都こんぶは少しだけ似ている

トミカと都こんぶを見間違えたことがあるだろうか。 私はある。 お店の中をぶらぶらと歩いていたら、 赤い小さな箱がワゴンの中にたくさん置いてあった。 「え! あんなにたくさん都こんぶが売ってる!!」 ほとんど買ったことがないのに、一瞬でそれが都こんぶだと分かった。 しかも、イチオシ商品かのように大量に売られている。 酢こんぶにスポットライトを当てる商売戦略が存在することに、驚きをかくせなかった。 ……が、近づくとそれは「トミカ」であった。 あたり前だ。ブックオフに

    • ヘアアイロンを買う輪廻を解脱した話

      髪の毛を自分で巻くことができない。 あまりにも巻けないので、自分の髪質的に無理なのだと思っていたが、美容院の人に頼むといつだってキレイに巻いてくれる。私の技術面に問題があるということなのだ。 練習すれば自分でも巻けるはず……!! そう信じて私はヘアアイロンを買った。5000もした。牛丼10杯食べられる値段である。 しかし、いくら練習しても髪はあらぬ方向へはね、寝癖と区別のつかないうねりを生み出し続けるだけであった。 1年ほど時が過ぎ、練習すらしなくなった頃、妹にヘアア

      • 真の手抜き料理は雑草なのか

        「手抜き料理」を定義するのは難しい。 すぐに思いつくのは、卵かけご飯、ふりかけご飯、カップラーメンあたりだが、それは本当に「手抜き」なのだろうか。手抜きというには、結構工程が多くないか。 卵かけご飯にしても、まずたまご、米、醤油、ネギなどを買ってくるところから始まる。そして米を炊く、もしくはサトウのご飯的なものをレンジで温める。卵を割る。混ぜる。醤油をかける。混ぜる。ネギを切る。ネギを乗せる……。 改めて考えると結構手間ではないか。フルマラソンを走り切った後とかに作れる気

        • あの頃欲しかったおもちゃを100均の材料でつくる

          もし、もう一度人生をやり直せるなら何をする? この問いに、あなたなら何と答えるだろうか。 私はずっとこのことについて考えを巡らせており、ついに一つの答えにたどり着いた。 私はおもちゃが欲しい。そして子どもの状態で友達と遊びたいのだ。 昔欲しかったシルバニアファミリーを大人の力(メルカリ)で手に入れたことがあるが、何故か一抹の寂しさが心の隙間を通り抜けていくような気がした。 同窓会の帰り、全然会ってなかった知人とノリで行くカラオケの気まずさのような、決して埋まることの

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        • ゆでたまご日記
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          早朝に野外でゲームをする小学生

          最近出勤が1時間早まった。朝の1時間は昼の3時間に相当する価値がある。 急に寝る時間を変えるのは難しく、単純に睡眠時間が1時間減った。 慢性的な寝不足になり、眠い目をこすりつつ家を出る。まだうす暗いなか仕事に行く足取りは重い。 そのとき、遠くから子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。なんだろうと思い、道の角を曲がると、そこには小学生が二人、ブルーシートの上で寝転んでいた。 なんと二人は任天堂Switchで遊んでいた。かなり盛り上がっているようだ。まるで日曜の昼過ぎのテンシ

          早朝に野外でゲームをする小学生

          プラゴミで花束をつくる

          プラゴミはゴミの中でダントツにかっこいい。 透明なたまごパックなんて、何となく未来的だし、 ポテチの袋の内側なんて、銀色に輝いている。 綺麗なプラゴミを見つけるたび、何か工作に使えるかも! と思い保管しておくが、 ワカメのごとく大量に増えるため、やむなくプラゴミ収集の日に出す、というのを繰り返している。 ゴミ袋に入れた瞬間、その輝きは消える。 この、THE・ゴミ感。 地球上にある全てのものは、どんなにきれいでも、ゴミ袋に入れた瞬間、それは「捨てるべきもの」になって、輝き

          プラゴミで花束をつくる

          関西人は関西人と遭遇すると、ちょっと嬉しそう

          「え〜! ほんまに? そうなんや〜!」 それまで標準語で喋っていた人が、声をワントーン上げて、急に関西弁で喋り始めることがある。関西出身の人が、東京で関西人に遭遇したときだ。 「関西出身」という言葉を皮切りに、二人の距離はぐっと縮まる。まるで地元の友達に会ったかのように嬉しそうなのだ。急にくだけた物言いに変わるのは不思議な現象である。たとえ、海をまたいでいようと、車で何時間かかろうと、「関西」という一括りで人はまとめられるのだ。  これが関東出身でも成り立つかというと、そ

          関西人は関西人と遭遇すると、ちょっと嬉しそう

          爪(つめ)を瓜(うり)にする

          いつものようにガチャガチャ巡りをしていると、フロアの片隅にみたことがない機械が置いてあった。 年季の入ったゲーム機のすみで、その機械は新品ピカピカですこし浮いているような気がして、ふと足を止めた。 なんとこのネルチップという機械は、付け爪にオリジナルデザインのプリントができるらしい。 すごい!! 爪にはるシールではなく、付け爪自体にプリントできるなんて!! 今年の上半期で一番人類の進歩を感じた瞬間であった。 オリジナルのイラストや、写真も印刷できるらしい。 これがたっ

          爪(つめ)を瓜(うり)にする

          御朱印みたいにメモしたい

          春からお弁当を作りはじめた。 今のところ10回ほど作っているが、そのうち8回は職場に持っていくことを忘れている。 ルーティーンに組み込まれていない動きをするのは、朝の寝ぼけた脳にはかなり難しいことのようだ。 忘れないように夜のうちに机にメモをおいてみた。 そして、努力もむなしくいつも通りお弁当を家に忘れた。 知らなかった。お弁当を作り、職場に持っていくということがこんなに大変なことだったとは。 メモを置いても忘れるなんて、メモの書き方がわるいのだろうか。 もっとこう

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          偉人学習まんが風に、私が偉いと思うものを推す

          偉人学習まんがを読んだことがあるだろうか。 読んだことはなくとも、学校の図書室などで誰しも見たことはあるのではないか。 何を成し遂げたのかよく知らない人でも、学習まんがになっているだけでなんか偉い人ということはわかる。 かなりイケメンに描かれているモーツァルト。 はだしのゲンと偉人学習まんがは学校で読める数少ない漫画本であり、貴重な存在である よく見ると、集英社の学習まんがは一冊一冊画風が違うが、同じフォーマットで作られていることがわかる。 どの巻を見ても、まず名前、

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          画家がプリクラのらくがきツールで本気で絵を描く

          「最近のプリクラはらくがきをしないのがはやっている」 という事実を知ったときはけっこう衝撃的だった。 プリクラの醍醐味って、らくがきできることじゃなかったのか。 らくがきしないなんて、携帯でとる写真とそんなに変わらないのではないか。 時代は巡るのか……。次世代とのギャップに、しばらく遠くを見つめた。 今一度、プリクラにらくがきをする楽しさを皆に伝えたい。 どうしたらこの魅力が伝わるだろう。 そうだ!プロの画家に本気でプリクラに絵を描いてもらったらどうだろう?? もは

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          しばりミニチュア〜アイスの棒でBARをつくる〜

          ミニチュアの世界は奥ぶかい。 世界には巧みにつくられた様々なミニチュアにあふれている。 あの細かさ、ただちいさいというだけで人々をひきつける。 いつか自分でつくってみたい!! そう思いつつ、なかなかつくらなかった理由はいたってシンプルである。 最初にそろえるものが多い!!! 樹脂粘土、レジン、布、木、パソコン……、本気でやろうと思うと、いろいろと必要になってくる。初期投資が必要なのだ。 しかもあつかう素材が多いということは、それだけ技術も習得しなければならないという

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          米だけでエビフライ弁当を作る

          日本人と米のつきあいは長い。 日本人であるならばほとんどの人が主に米をたべて生きている。 私もほとんど毎日、朝はおにぎりを食べ、お昼はおべんとうの米を食べる。夜も米を食べることが多い。 「米が好き」 という一言では言いあらわせない思いがあるが、 まぁ一言でいうならば、米が好きということになるだろう。 家に米しかないということがよくあるのだが、そんなとき役に立つのがふりかけである。 ふりかけさえあれば、おかずはなにもいらない。 しかし、ふりかけごはんのみをたべていると

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          石を展示すると価値が生まれる

          「この世にある全てのものには価値がある」 といっても、人は皆価値があると思ったものは、高値で買い、大切にし、 ないと判断したものは一銭も払わないし、見向きもしない。 ダイヤモンドは憧れて買い求め、道ばたに転がっている石は拾うことさえしない。 同じ石なのに……!! この「価値」というものを決めているのは一体なんなのだろうか。 ……人間だ!! それを取り巻く人間が、価値を作っていっているのだ!!! 出口のない問いに一筋の光が見えた気がした。 ということは、私も一人

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