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ヘアアイロンを買う輪廻を解脱した話
髪の毛を自分で巻くことができない。
あまりにも巻けないので、自分の髪質的に無理なのだと思っていたが、美容院の人に頼むといつだってキレイに巻いてくれる。私の技術面に問題があるということなのだ。
練習すれば自分でも巻けるはず……!!
そう信じて私はヘアアイロンを買った。5000もした。牛丼10杯食べられる値段である。
しかし、いくら練習しても髪はあらぬ方向へはね、寝癖と区別のつかないうねりを生み
あの頃欲しかったおもちゃを100均の材料でつくる
もし、もう一度人生をやり直せるなら何をする?
この問いに、あなたなら何と答えるだろうか。
私はずっとこのことについて考えを巡らせており、ついに一つの答えにたどり着いた。
私はおもちゃが欲しい。そして子どもの状態で友達と遊びたいのだ。
昔欲しかったシルバニアファミリーを大人の力(メルカリ)で手に入れたことがあるが、何故か一抹の寂しさが心の隙間を通り抜けていくような気がした。
同窓会の帰り、
早朝に野外でゲームをする小学生
最近出勤が1時間早まった。朝の1時間は昼の3時間に相当する価値がある。
急に寝る時間を変えるのは難しく、単純に睡眠時間が1時間減った。
慢性的な寝不足になり、眠い目をこすりつつ家を出る。まだうす暗いなか仕事に行く足取りは重い。
そのとき、遠くから子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。なんだろうと思い、道の角を曲がると、そこには小学生が二人、ブルーシートの上で寝転んでいた。
なんと二人は任天堂S
関西人は関西人と遭遇すると、ちょっと嬉しそう
「え〜! ほんまに? そうなんや〜!」
それまで標準語で喋っていた人が、声をワントーン上げて、急に関西弁で喋り始めることがある。関西出身の人が、東京で関西人に遭遇したときだ。
「関西出身」という言葉を皮切りに、二人の距離はぐっと縮まる。まるで地元の友達に会ったかのように嬉しそうなのだ。急にくだけた物言いに変わるのは不思議な現象である。たとえ、海をまたいでいようと、車で何時間かかろうと、「関西」と