こんなSEとは仕事したくない

営業的な仕事をしていると同じチームにシステムエンジニアさんがチームに入る場合があります。最近職場の話題でスキルはあるがコミュニケーション能力に難があるSEとスキルは不足しているがコミュニケーションが取れるエンジニアさんどちらが良いのか?という話題になりました。

私としては、スキルがなくてもコミュニケーション能力がある人を推します。だって、いくらスキルがあってもコミュニケーションが取れないって仕事に支障をきたしていると思いませんか?かっこよく言われると「あの人職人気質だから」とか「話は出来ないけど何かあった時に頼れるから」って言う言葉を聞く事があります。

でも、それって何かあるまでは俺関係ないって体質なんだろうっていうのと、何かあっても聞かれないと応えないって人ははたしてチームで仕事をする場合に必要な人なのか?って思うわけです。

逆にスキルがないとしても、そこはコミュニケーションが取れればチームでカバーも出来るし、仮に失敗してもその人は絶対に次ミスをしない。自分だってたくさんミスをしていたし、スキルがないのは、その人が能力不足ってわけじゃ決してなくて、単にそのスキルを必要とする仕事をするチャンスがなかっただけだと思うんですよね。今スキルがすごいあってコミュニケーションに難が有る人だって自分なりにスキルを得るための努力をするとともに、そのスキルを磨く場や環境があったと思うんですよね。

だからコミュニケーション取れればスキルなんて経験と共に埋められると思うので僕は一緒に仕事するなら、コミュニケーション取れる人がいいですね。

過去仕事をしていて、自分が仕事しやすいと感じたエンジニアさんは

・自分なりの意見は持っている人

・出来る、出来ないときちんと教えてくれる人。

・失敗してもいいように代替案を用意している人

スキルがないと自覚している人は慎重になります。だからいろんな人の意見を聞いて様々な目で見る機会が増えます。またミスや失敗をする前提で仕事を組んでくれます。万が一のバックアッププランが準備されているので、営業サイドとしても安心できるわけです。

一方スキルのあるエンジニアさんは往々にして頭の中で自分の仕事を組み立てているのを外に表現するのが苦手です。特に今回のケースのようにスキルがあってコミュニケーションが苦手なエンジニアさんは頭の中で仕事が完結しているので、それがまわりに見えません。

万が一トラブルになっても、その状況すら報告が上がってこない時もあり、気がついたら解決しているケースや、知らない間に戦線が拡大してトラブルが大きくなっているケースもありますが、いずれも能動的に報告が来ないケースが結構あります。

全てのエンジニアさんがそうだって言う訳じゃ決してないですが、結局の所、仕事と言うのはコミュニケーションが基本であって、それが大前提の上にスキルとかのありなしが出てくるってだけなんですけどね・・・

なので、僕はこんなSEとは仕事したくないとタイトルに書きましたが、特にこんなSEとは仕事したくない・・・っていうのが正解かもしれませんね。なんでSEなんだ、これSE関係なくね?っていうのもありますが、たまたま前回の投稿でこんな営業からは物を買わないと書いてしまったのでタイトルにSEをつけたってだけで深い意味は実はないです・・・苦笑

でも、エンジニアである以上システム構築面の優劣、納期、コスト前提に物事考えてくれるのはありがたいですが、一番仕事したくないエンジニアさんは融通の聞かない自分の世界でしか仕事を進めない人なんでしょうかねえ~お客サイドにいる立場としては、利益を追求するのは会社ではあるけれども、そうは言っても仕事は人と人とのコミュニケーションの上で成り立っているし、損して得とれって言葉があるので、この案件単位で判断しないで長い目で見てくれる機会も必要だったりします。

だから、そういう話が出来るコミュニケーションが取れるエンジアサンであればスキルがあろうが、なかろうが関係ないって事だと僕は思っています。

とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの