社内にいらない評論家・・・

お盆の週も佳境に入りましたが比例して暑い日が続くようになりました。皆様いかがお過ごしですか?私は連休中だけど暇なのでこうしてプチ物書きを満喫しています。見てくれている方本当にありがとうございます。

さて、本題。仕事をしていると外野というか関係者じゃない人に対しても意見を求めたり、説明をしたりする機会があるかと思います。所謂決裁説明って奴です。そんなの一番上のボスだけにすればいいとおもうのですが、どうでもいい事に「この件は〇〇部の〇〇部長にも話を通しておこう」とかありがちな事前説明、説明の説明ってありますよね?あれ、いらないと思うんですよ。

だって、例えば社長にお伺い立てる仕事の件で、副社長、取締役に説明しなきゃいけなくて、じゃあ、その説明の為にその人に近い人物である部著の部長に説明する必要が出てくる。なんでかって?「なんで俺が知らない所で話をしているんだ」ってくだらない理由です。で、その人に説明するためにじゃあ説明者は誰なんだと。僕みたいなペーぺーが説明するのではなく、それなりの肩書き、役職がついた人が説明するので、じゃあ、その人に説明を・・・って結局俺は社長に説明するまで何人に説明するの?ってシーンが多々あります。

そんな時、大抵「いや、ここはこうしたほうがいいんじゃないかな?」と仕事の中身を知ってない人のどうでもいい評論家的意見の為に資料の手直し、修正、余計な時間食うんですよね。そして最初数枚の資料が、説明できない人達の為に、偉い人に突っ込まれたら、さっと資料出せるように「補足資料」「参考資料」「手持ち資料」なんて増えます。この労働生産時間を食いつぶしているのは無知な人達のせいだと思うんです。

知らなきゃ知らないでいいじゃないか?その仕事は彼らに任せています。僕は知っていますが、中身は任せてます程度でいいのに、その偉い人に説明するための資料にお前がちゃちゃを入れることに何の意味があるのだ?と思う場面過去に何度か遭遇しています。で、結局その人の言うとおりに直してストーリーが崩れたり、中身がおかしくなってやり直し・・・なんていう場面に何度か煮え湯を飲まされたことがあります。

最近も、たった1枚の資料を部署として提出するために各チーム資料を数枚提出させられた場面がありました。結局10チーム以上あるから、そこからサマリー的にマージされちゃうので時間の無駄でしかないけど、一応説明しろというので資料作って説明したけど、

「結局この資料からは、〇〇って所が抜けているんだよなあ」って言われて思わずカチンときたけど、いやだったら普段から把握していればいいのに・・・この場面でそれ言う?みたいな・・・

ま、それもその人の仕事だといえば、その通りなんですが、結局社内でコメントをする人って9割評論家なんですよね・・・実績や実体験が伴わないコメントは感想でしかないので、何かするにしても、役に立たないって事ですね。こういう人がいなくなれば仕事のスピードも早くなるのに・・・と思う反面、いろんな人に説明した=承認を得られた=何かあっても連帯責任じゃないけど、文句は言わせない。って事が本当の意味だとすると評論家への説明も必要悪という考え方もあるかもしれませんね・・・


とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの