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私の扁桃体は働き者~HSS型HSP気質の説明~

プロローグ

写真の花は「瑠璃玉アザミ」といいます。私の大好きな植物で生花でもドライフラワーにしても大活躍してくれます。
形は丸く可愛いのですが、トゲトゲがあり触ると痛いことから、
花言葉は『傷つく心』『鋭敏』『権威』『独り立ち』『豊かな感情』です。
実はこの状態の後、、なんと!
トゲトゲの先に小さな花を咲かせるんです。とってもユニークな植物だと思いませんか。

どうしてこの写真を載せたかというと。。。
私は「HSS型HSP」気質という言葉を知る前から、瑠璃玉アザミの花言葉が自分の性格そのままを表していたので親しみを感じていました。
そう、まさに「HSS型HSP」気質とは「刺激を追及する反面、感受性が強いとても敏感」な性質を持つ人の事を指します。

HSP気質とは

「HSP」(※Highly Sensitive Person→感受性がとても強い敏感で繊細な人)
という言葉はどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、先に説明しておきますね。

分かりやすく分類すると大きく4つの性質があります。
①物事を深く考える
②刺激に過剰反応する
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激に対する敏感さ
感覚が鋭く「音・光・匂い」に必要以上に反応したり、刺激に敏感に反応しやすいため、他人のささいな言動や感情の動きに振り回され疲れやすくなってしまう人のことです。
「HSP」は扁桃体の働きが強く、不安に対してセンサーが高い先天性の生まれもった特徴で、病気や精神疾患、障がいではなく、特に治療の必要はない事も伝えておきます。

HSS型について

全人口の5人に1人 が「HSP」気質であり、
その中の約30%が「HSS型」(※High Sensation Seeking→刺激追求性)に当てはまり、全人口で言うと約6%が「HSS型HSP」気質であるとされています。
え??どういうこと??HSSとHSPってまるで逆の性質じゃない??と思われた方が多いと思います。あくまでもHSSとHSPは分けて考えるのではなくHSPの中にHSSの気質も合わせて持っているという考えです。

真逆であるような気質を持つ「HSS型HSP」
刺激を追及する外向的な部分が目立ってしまい、繊細な部分が周りに理解されにくいところで生きづらさを感じてしまう人が多いのです。

私も実際、「今は大人しく一人で居たいなぁ」という時でも、無理して明るく振る舞い皆と居た過去があります。

「HSS型HSP」の自分にとって、無理せず断るという事は、自分の身を守る正義だと信じて
自分の気持ちに正直に、一人で静かに居たいなという時はお断りするようにしています。そのお陰で随分と楽になったのも事実です。

内向性と外向性の両方をもつ「HSS型HSP」の気質の人は、
共感性が高く時々過剰に刺激を受けては、静かな場所に引きこもって一人で心身を回復させる時間を必要とし、生活上の様々な場面で些細な事に気づき、強い情動に突き動かされる豊かな内面を持つという才能/苦痛を経験します。【参考文献:傷つきやすいのに刺激を求める人たち トレイシー・クーパー著】

瑠璃玉アザミ

以上が「HSS型HSP気質」についての説明ですが、なんとなくわかって頂けましたか?
本当に、なんとな~く分かって頂けたら嬉しいです。

「HSS型HSP」の私がフラワーセラピーをはじめようと思った訳

HSPの方は感受性が高い事から、芸術や自然の美しさ、身体を動かすことの楽しさなどに喜びや生きがいを人一倍強く感じられ癒される「長所」を持っています。
私自身が疲れた時に触れて癒され、救われてきた身近にあるフラワー達は沢山の疲れた人の気持ちを軽くして解放してくれると思っています。

私がフラワーセラピーを始めるにあたって、プロフィール内に時に私自身が「HSS型HSP気質」だと書いた理由は、HSPの気質を持たない方はもちろんウェルカムですが、以前の私の様に自分の中の矛盾や不安に苦しんでいる方に、
HSPという本当は特別素敵な気質と仲良く付き合って生きていくお手伝いが花を通して少しでも出来たら良いなと考えたからです。

追伸

日々新しい発見があるのでこの記事は書き足していく予定ですが、こうやってHSPについて書いているだけでもどうしてか安心感がわいてくるので不思議です。。

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