私にはピアスの穴が３つある。
右耳に１つ、左耳に２つ。
若いころに左右の耳にひとつずつ穴をあけた。
皮膚科で、ピアッサーという器具を使ってあけてもらった。
痛みは、穴をあけるときに少しだけ。
その後、１ヶ月間は最初のピアスをつけたままで、消毒が必要だった。

妊娠、出産を経て、ピアスをつけなくなった。
アクセサリーを楽しむ余裕がなくなったから。

数年ぶりにピアスをつけようとした。
すると、左耳の穴がふさがっていて、ピアスがつけられないではないか。
仕方なく、また皮膚科で左耳に穴をあけた。
これでまたピアスを楽しめると思っていた。
しかし、ピアスが使えなくなってしまう。
ピアスをつけて、ピアスを外すと、なぜか耳が痛くなる。
しばらくピアスをつけなかったせいなのか。
理由ははっきりしない。
とにかく、痛くなるので、ピアスをつけなくなった。

そもそも、ピアスを使うようになったのは、イヤリングをよく落としていたからだ。
いまは、ノンホールピアスを使っている。
イヤリングに似ているが、耳への固定方法が少し違う。
私はイヤリングよりもノンホールピアスの着用感が好きだ。
でも、１度だけ落とした。
あとは、服の試着の時にとれるので注意している。

ノンホールピアスは300円ショップやメルカリで購入できる。
気に入ったものを見つけては、買った。
すると、同じようなものがふえてきた。
でも、それぞれ微妙にちがうのがよいのだ。

どのピアスをつけようかな、と迷う日がある。
そんな時は、夫や息子にえらんでもらう。
「これが、かわいい！」とえらんでくれるので、うれしい。

ピアスをえらんでくれる家族がいる。
私はしあわせだ。