プロフィール

レポーター：本日は二回目の会話の機会をいただきありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

来田さん：少し緊張しますね。こちらこそよろしくお願いします。

仕事をする上で大切にしていたこととは？

レポーター：これまでキャリア変遷について会話しましたが、仕事をする上でどのようなことを大切にされて日々取り組まれていましたでしょうか？

来田さん：そうですね。過去に先輩社員で仕事の資料作りが非常に丁寧で、かつ言語化能力が非常に高い方がいました。この先輩社員の取り組みがきっかけで自分も真似をしてみようと思い、日々の日報や週報、会議の議事録、議案書等の資料作成を怠らず、丁寧に書き続けていました。
この時に意識したことは、とにかく自分がやってきた仕事や、これから取り組むべき仕事ついて、頭の中で整理して言語化してアウトプットすることですね。このことには、非常に価値を置いて取り組んでいました。
このような基本的なことを丁寧にやり続けて初めて、周囲からの評価や信頼を得ることに繋がったと感じていますね。

グロービス経営大学院に通うにあたっての挑戦の背景

レポーター：現在グロービスに通われて挑戦を続けていらっしゃるというお話でしたが、グロービスに通う意思決定をしたことについて、どのような背景があったのでしょうか？

来田さん：そうですね。実はグロービスでの学びについては40歳前半の営業所長の時代から気になっていました。その数年後に、社内にて大規模なリストラがありました。その出来事がきっかけで、自分自身のこれまでのキャリアを見直し、かねてより挑戦してみたかったグロービスへの挑戦をスタートしてみることにしました。
まずは、3か月体験で1科目を試しに受けてみようと思ったんです。そうすると思ったよりもかなりいい体験ができましたので、続けて他の科目を受講することにしました。
今は、グロービスにて"企業の変革"に関連する経営学を学ぶ中で知識の習得を行い、現職の業務に活かしています。

～同世代（シニア世代）へ一言～
定年退職が近づく50代に、今一度セカンドライフ（キャリア）を見直そう

レポーター：今実際に挑戦を続けている来田さんより是非、同世代のキャリアに悩む人やこれから挑戦していく方に対して、一言アドバイスやコメントいただきたいです。よろしくお願いいたします。

来田さん：わかりました。定年退職が近づく50代になってくると、子供が巣立ち、家庭環境が変化する中で、少しずつ自分のために使える時間が増えていく時期になります。
この時期になると、家庭や現職での仕事以外で生まれる＋αの時間をどのように使うのかについて、再度きちんと見直すタイミングだと思います。
私もそうでしたが、50歳を超えた会社員は、残り数年で定年退職が控えており、"60歳以降"の人生を自分事として本格的に考えるようになります。残りの人生をどう生きるのかについて真剣に考えた上で、今、目の前の時間をどう有効活用するのかについて考え、実際に少しづつ行動することがとても重要だと思います。
実際、私は60歳以降の人生をどう生きるのか、キャリアをどう設計するのかについて考えたときに、「社外での学び」と「社外での人脈の形成」のために時間を使って挑戦する必要があると考えたので、グロービスに通うことで挑戦を続けていこうと考えています。

インタビューを終えて

今回のインタビューを通して、来田さんは今後のセカンドライフ（キャリア）をきちんと考え直した上で、今の人生を非常に楽しみながら、具体的な挑戦をされていると感じました。
また、グロービス経営大学院での挑戦を通し、現職の活動とより良いシナジーを生む中でご活躍をされていたり、外部で知見を蓄え、社外での幅広い人脈形成をされるなど、積極的にご自身のキャリア自律につなげておられる姿が非常に印象的でした。

これからさらなるご活躍を期待しております。
今回も貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

Fin

＊　＊　＊

YOURNISTの活動の紹介

YOURNISTは上記のVISIONを掲げております。

①NOTEを活用した発信活動

本NOTEにて発信活動を行うにあたり、レポーターが作成する記事は、主に50歳～65歳のシニア世代を対象に、定年退職までの残りのキャリアと定年退職後の人生（キャリア）設計について自ら考え、積極的に挑戦している方の"今"を取材させていただいております。

本取り組みに興味をお持ちいただき協力いただける方は、下記の連絡先へお問い合わせください。
※レポーターとしての活動に参加いただける方でも歓迎しております。（謝礼あり）
---お問い合わせ先---
メール：yournist@gmail.com

②定年退職前後のセカンドキャリア支援（DAO組織の立ち上げ）

目的：「主に定年退職前後の大企業出身（管理職経験）者のセカンドライフ・キャリアを支援し、スタートアップ、ベンチャーの支援を通じ、日本の失われた30年間を取り戻す。」
直近の目標：2024年までに現状の仮DAO（プロトタイプとして作成済み）を本格化して運用すること
直近で行うこと：
①上記取り組みに賛同してくださるDAO参加者を10人程度集める
②ガバナンストークンや内部の意思決定等のDAOの運営方針を策定する
③WEB3がもたらす組織構造の変革に関して啓蒙活動を行う。