フィーエル

ドーモ、フィーエルです。 私は、偶然、ここに来て、投稿して、います。 Twitterと…

フィーエル

ドーモ、フィーエルです。 私は、偶然、ここに来て、投稿して、います。 Twitterとは、無関係。

最近の記事

『ナイトメア・ザ・ドーラエム』

「絵本読んで」 「ド◯えもん」 「もっと忍殺っぽいの」 「ナイトメア・ザ・ドーラエム」 (この話はほぼ忍殺です。そういうのが苦手な人はご遠慮ください!) 「アーイイ…遥かに良い…」フェイク・タタミの敷かれた自室の中。ノービイは電脳麻薬を生体LAN端子に挿入しながらタタミに身体を横たえていた。彼はティーンエージャーである。だが、取り立てた才能も無く怠惰な性格である彼にとって、この行為は数少ない娯楽だった。 彼は窓に視線を向ける。普段は灰色の空しか映らぬそれに神秘的なグリッ

    • 「ファスト・アズ・エレクトリー、シャープ・アズ・シザーズ」

      「ゲームやろうよ」 「ロックマン」 「忍殺っぽく」 「(これまでのあらすじ)Dr.ワイリーの野望を砕くべく出撃したロックマンは、ガッツマンを爆発四散させた。無慈悲な殺戮のマシーンと化したロックマンがカットマンとエレキマンに迫る!カラダニキヲツケテネ!」 「アイ…アイエーエエエ!!」木材加工場に作られたカットマン基地。その最新部の「ボス部屋な」と書かれたシャッター扉の中。カットマンはモニター・カメラに映る惨劇を見て絶叫した。防衛システムのステータス画面はウルシめいて赤く染ま

      • 異世界転生したらニンジャだった件(英題:『アナザー・ワールド・ニンジャ・ライフ』

        「小説見ようよ」 「異世界転生したらすごくチート級だった件」 「もっと忍殺っぽいの」 「アナザー・ワールド・ニンジャ・ライフ」 (この物語はほぼ忍殺です。そういうのが苦手な方は読まないでください!) (ニンジャになりたかった…カチグミになりたかった…)現代日本のとある地方都市。道路の側を1人の男が歩いている。リュックを背負うくたびれた服装の男の目にはクマが浮かび、土気色の顔や生気の無い表情とも相まって、ズンビーめいた印象を与えていた。 男、イトナミは疲れ切っていた。毎

        • 『レッドブラック・サンタクロース』

          「クリスマスの絵本読んで」 「赤鼻のトナカイ」 「忍殺っぽく」 「レッドブラック・サンタクロース」 (警告!) この物語はほぼ原作要素が無い忍殺です。ニンジャリアリティショックやトンチキな日本描写が含まれます。ご注意ください。 雪に覆われた東北地方。そこに建つ打ち捨てられた廃墟ホテル『ワンコソバ』の宴会場。中央にはかがり火が燃え、壁に貼り付けられた『サンタは老衰で死ぬ』『トナカイはステーキにして食べると美味い』『ホテルで前後するカップルを殺せ』と書かれた邪悪なショドーを照

        『ナイトメア・ザ・ドーラエム』

          『ルースレス・エルフ・アンド・ニンジャ』(葬送のフリーレン✖️ニンジャスレイヤーパロディ)

          「なぜ、お母さんなんて言葉を使うの」 「だって、私を殺せなくなるでしょう? お母さん。まるで、魔法のような素敵な言葉」 「そうか、では、私からはこの言葉を贈ろう。 『ニンジャ殺すべし』」 「…アイエッ!?」 「wasshoi!」ジゴクめいたカラテ・シャウトと共に現れた第三者は赤黒のニンジャだ!「き、貴様はまさか!?」「ドーモ、ニンジャスレイヤーです。オヌシは、ニンジャだ。人の心を弄び、殺すのを何ら躊躇せぬ、ニンジャだ!ニンジャ殺すべし!」「ヌゥゥーッ!」魔族もまたニンジャ

          『ルースレス・エルフ・アンド・ニンジャ』(葬送のフリーレン✖️ニンジャスレイヤーパロディ)

          『エイム・トゥ・ビー・ザ・ケイモンマスター』

          「ゲームやろうよ」 「携帯獣」 「忍殺っぽく」 「『ケイタイモンスター』略して、『ケイモン』とは、違法薬物をドープされ、トレーナーの命令で血みどろの戦いを繰り広げる生物達の総称である。若者達の間で流行するケイモンバトルは激化の一途を辿っていた」 (サツバツ版です) 『アーッ…アーッ…実際…憧れ…ケイモン…マスター…』砂塵が舞う荒野。そこに伸びる道路。脇に立つ建物の殆どは廃屋めいて粗末であり、そこからは住人が流しているノイズ混じりのラジオの音声が漏れる。ここはルート46。

          『エイム・トゥ・ビー・ザ・ケイモンマスター』

          『ライズ・オブ・マモノスレイヤー』

          「ゲームやろうよ」 「ドラクエ4」 「忍殺っぽく」 「スゴイヤマオク村に住む若者、ソロは慎ましいながらも穏やかで幸せな日々を送っていたが、それはマモノの襲撃により終わりを告げた。自身はユウシャで、両親の実子ではない。衝撃の事実を知らされながら、ソロは地下室へと逃がされるが…」 「イヤーッ!」「グワーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」薄暗い地下室の隠し部屋。遠くから微かに聞こえるイクサのカラテ・シャウトを聴きながら、シンシアとソロは息を潜めていた。シャウトは徐々に近づいてい

          『ライズ・オブ・マモノスレイヤー』

          『ヒドゥン・ラッシュ・プレート』

          「ゲームやろうよ」 「ロックマン7」 「忍殺っぽく」 『「アイエエエ!もうここまで!?」ジャンクマンを発見!ジャンク金属製ボディーにバスターでは時間がかかり過ぎる!サンダーストライクが有効だ!「死ね!世界平和重点!」BLAM!「アバーッ!」射殺! 「ハァーッ!ハァーッ!全部殺したな!ライトット=サンはシステムをハックしろ!ラッシュ=サンは基地内のクリアリングを頼む!俺はその間にアイテムを探す!」ロックマンはジャンクマンの残骸から武器チップを抜き取りながら家捜しをする。だが

          『ヒドゥン・ラッシュ・プレート』

          「ザ・ビギニング・オブ・イワオトコ」

          「ゲームやろうよ」 「ロックマン」 「忍殺っぽく」 「近未来で緊急事態が発生した。自分は人類の支配者だと主張する科学者ワイリーがライト博士のロボットを奪い、世界征服を宣言したのだ。ライト博士は苦悩の末、お手伝いロボットを戦闘用に改造するが…」 「ハァーッ!ハァーッ!」安全ヘルメットめいた頭部のロボット、ガッツマンは何度も後ろを振り返りながら、採石場を走った。身体には無数の弾痕の跡。左手はほぼ千切れかけ、振り子めいて揺れている。「ハァーッ!ハァーッ!…畜生!」 ガッツマン

          「ザ・ビギニング・オブ・イワオトコ」

          『スウィン・デ・レラ・スウィン・デ・ニンジャ』

          「シンデレラ読んで」 「城ではパーティーが開かれています」 「忍殺っぽく」 『「オウジに見染められた奴が結婚できるって?」「実際前例が無い!」テーブルでサケを飲む参加女性。「オウジとファックした奴がカチグミ?昔の絵本にあったね!」「あったあった。お菓子のハウスのやつ?」』 「ア…?そりゃ人魚姫だろ?」「カグヤヒメじゃね?」「でもホントに姫が来たらアタシら勝ち目無いよ」女性陣は一瞬不安な顔をしたが、すぐに顔を見合わせ笑った。「なワケ無いか!」「ヒメなんざいねぇよ!」「いたけど

          『スウィン・デ・レラ・スウィン・デ・ニンジャ』

          『ミー・バード・ベル・アンド・ニンジャ』

          「文を読んでください」 「わたしとことりとすずと」 「忍殺っぽく」 『まず、飛行する鈴型の小型ドローンが出現!状態異常を引き起こす音色を発する厄介な敵だがヘッドショットが有効だ!「死んでください!庶子!」BLAMBLAMBLAMBLAM!!「アバーッ!」』 今度はメカリトルバードが上空から出現!小さな身体だが、素早い動きからのツッツキ攻撃を受けると危険だ!ここもやはり非情なヘッドショットが重要となる!「貴方自身を前後なさい!」BLAMBLAMBLAMBLAM!!「アバーッ

          『ミー・バード・ベル・アンド・ニンジャ』

          『アント・アンド・グラスホッパー・アンド・ニンジャ』

          「絵本読んで」 「アリとキリギリス」 「忍殺っぽく」 『「ホホホ…救済ですよ労働は」女王アリは笑みを浮かべた。「組織利益を産みます。経済をね!確かに、働きアリは死にますが、彼らのコストはほぼゼロだから実質プラスです。死んだアリは企業墓地に名誉の埋葬!コンプラ的にも正解ですよ!」』 女王アリの邸宅のリビング。招かれていたキリギリスは戦慄した。命を消耗品めいて扱う思考。マッポーの世の暗黒メガコーポでは一般的なものだが、彼のミュージシャンとしての感性は、女王アリの発言や思考にそ

          『アント・アンド・グラスホッパー・アンド・ニンジャ』

          『ザ・フェイバリット・アイドル』(推しの子+ニンジャスレイヤーパロディ)

          ストーカーの凶刃がアイに突き刺さった! 「嘘つけ!  俺のことなんて覚えてもいないんだろ!  見逃してもらおうと…」 「リョースケ君だよね  よく握手会来てくれてた」 「…!」 「そして… 、 、 、 、 腐りきった組織に所属する薄汚いサンシタのニンジャだったな」 「アイエッ!?」 ストーカーは困惑した。自分はアイを刺したのでは?自分の手元を見る。そこには血濡れのナイフではなく、刃の部分が熱で溶解したナイフが握られていた。「な…!」そしてストーカーは再びアイを見た。だが、ア

          『ザ・フェイバリット・アイドル』(推しの子+ニンジャスレイヤーパロディ)

          『ノーフェイス・ノーサヴァイヴ』

          「絵本読んで」 「おいてけぼり」 「忍殺っぽく」 『(これまでのあらすじ)大量のバイオフナが生息するネオサイタマのとある堀。釣り人にとって憧れとなるはずのこの堀には誰も寄りつかない。ある恐ろしい噂のためだ。釣り人のサンザエモンは、噂を信じず釣りをするが…) (警告!この物語は忍殺成分を含むが何も問題は無い。我々は誰の挑戦でも受ける) 「実際大漁大漁!」サンザエモンはバイオフナが大量に入ったバイオバンブー製のビクを揺らしながら家路についていた。環境汚染が深刻化したネオサイタ

          『ノーフェイス・ノーサヴァイヴ』

          「スーホズ・ホワイトホース」

          「文を読んでください」 「スーホの白い馬」 「忍殺っぽく」 「(これまでのあらすじ)白い馬に乗り競馬大会で優勝したスーホは、囲んで棒で叩かれ王に白い馬を奪われてしまう。そして、白い馬も、無数の矢で射られ惨たらしく死んだ。 王殺すべし。慈悲は無い。 スーホは復讐を決意するが…」 警告! この話には、忍殺成分が多分に含まれています!原作の雰囲気を壊したく無い人は読まないでください! ネオサイタマ近郊の草原。重金属酸性雨がテントの屋根を静かに叩く。時はウシミツ・アワー。タング

          「スーホズ・ホワイトホース」

          『イチロー・モリタ・ケースファイルズ』(イチロー・モリタの事件簿)

          『イチロー・モリタ・ケースファイルズ』 ネオサイタマ湾に浮かぶ孤島に存在するホテル、『カブキ座館』。そこで、恐るべき事件が発生した。宿泊者の1人であるナリキン社の重役、ゴゴドウが何者かに殺害されたのだ。 そして、ゴゴドウだけではない。タワマン社のテガタニ専務、ラセツ・ヤクザクランのノリゼ、カブキ座館管理人のハスミズも犠牲となった。次々と起きる惨劇!そこに蠢くのは、カブキ座館に伝わる怪物、「ベニラセツ」の影! 残された容疑者は4名!果たして、連続殺人犯「ベニラセツ」とは誰

          『イチロー・モリタ・ケースファイルズ』(イチロー・モリタの事件簿)