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「呼吸」

ねえ、ちょっと考えてみてよ。この「呼吸」って言葉、ちょっと変じゃないかな?普通に考えたら、息って「吐いて吸う」もんだよね。でも、「呼吸」って言葉は「呼んで吸う」って意味だよ。なんかちょっとおかしいと思うでしょ?

でもね、これには深い意味があるんだよ。さて、まず「呼ぶ」ってのはね、遠くに向かって「おーい」と長く声を出すことだろ?で、これを息に当てはめると、「長く息を吐く」ってことになる。だから、「呼吸」ってのは、実は「長く吐いて短く吸う」ってことなんだよ。

ほら、考えてみてよ。長く息を吐いて吸っても出入りの量は同じでしょ?これって、実は脳の機能にも関わってるんだよ。呼吸で肺が酸素を取り込んで、熱を帯びた二酸化炭素を長く吐くことで、血液が冷やされてるんだ。で、その冷たい血液が脳を巡って、脳を冷やすわけ。だって、脳って熱に弱いからね。

だから、正しい呼吸ってのは、実は「呼んで吸う」ってことなんだよ。そうすることで、ストレスに強くなって、体の緊張もほぐれてくる。自然と心身のバランスを保つことができるんだ。

だから、疲れたときやふとした時に、喉を開いて遠くに向かって「おーい」の「おー」で吐いて「い」で鼻から吸ってごらん。この「呼吸」って漢字の意味を感じることができるよ。

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