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はじめまして

おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
国学者の「鎗崎 火炉貴」という者で御座います。

現代日本には公共心やナショナリズムが欠如して久しいといわれる始末ですが、それらの起源が何時の時代のどこに存在し、何故現代において消失してしまったのかを探ることに命を懸けてきました。(仕事を辞めて数年かけた調査の上で本を書いたので、文字通りに命を懸けたつもりです。)


この度、「現代の国学 「やまとこころ」と近代理念の一致について」という著書を出版することが決定し、査読は既に通ったものの、本として印刷するためには、まだ少し時間がかかる次第で御座います。
出版社様の方から、期限付きで先行公開の許可を頂いたので、Noteのマガジンで発表させてもらうことにしました。

こちらはKindleで先行出版した短縮版となります。

更に「現代の国学」以外にも「5分でわかる!」というシリーズのマガジンも創りました。
こちらは、「現代の国学」の思想を、簡略化して説明したものなので、時間がない方にはこちらをお勧め致します。

もっと時間がないからにはこちらがお勧めです。



日本やヨーロッパの歴史に関心がある方
現代日本の悪政に憤りを持たれる方
教育制度の退廃を嘆く方
イギリスの産業革命に興味を持たれる方
フランス人文学に詳しい方
ドイツのEU支配を警戒する方
アメリカの白人至上主義に異議を唱える方
中華共産党の圧政を非難する方
小林秀雄や司馬遼太郎を愛読書にしていた方

そうした人達を唸らせるような叙述を創り上げようと思う次第であるので、興味がある方はどうかご一読願います。

下のリンクはおススメ記事で御座います。



仏教においては、自らが助かりたいならばまず他者を助けよ、という説話があります。
一方で、自分の私生活、家庭生活、職業生活、これを超えた範囲の知的好奇心を持たない、身分制度社会の奴隷を造る宗教が儒教です。
江戸時代とは朱子学=儒教による身分制度によって成立した時代ですが、元来はこのような宗教は日本にはありませんでした。
元来の神道というものも、権威の優越性を否定するものであって、これは立憲君主制や民主主義に繋がる発想を秘めたものです。
徳川幕府が中華的愚民化教育を輸入し、それが学校などで拡大再生産されることによって、我々は現代においても苦しみ続けることになったのです。

そして、戦後にアメリカから輸入されたプロテスタント的な価値観(これを私は勤労カルヴィニズムと呼んでいます)も、儒教と同じように一身上のことのみを考える思想であって、公共性を否定して民主主義社会を壊す機能しか持ちません。
であるが故に、我々は、江戸時代の閉鎖を破壊した国学を再評価し、現代という閉塞の時代を突破しなければならないのです。
これは、ヨーロッパ人がかつて起こしたルネサンス運動と同じものであると言えます。

新シリーズはじめました。


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