コレステロールで、できている脳が、自分の肝臓が8割作っているコレステロールを悪玉呼ばわりしている。‼🧠🧠🧠

 世の中には、良いと思われているものの中に、悪いものがあることがあります。その一つが、コレステロール降下薬です。日本で、一番売れているクスリのひとつです。多くのお医者さんは、この薬の副作用に、気づいておられず、この薬の副作用を、クスリで治療しているように思います。 

  
 さて、悪玉コレステロール、善玉コレステロールという言葉、皆さんは、日頃からよく聞いていると思います。悪玉は、LDLコレルテロール、善玉は、HDLコレステロールのことです。
 LDLは、(低分子リポプロテイン)のことで、HDLは、(高分子リポプロテイン)のことです。これらのタンパク質は、自分の肝臓が、8割作り出しています。何をしているかというと、コレステロールを含め、脂質を体のいろんな部位に届けているのが、LDL。そして、余ったりしたものを、再び肝臓に持ち帰るのが、HDLなのです。つまり、コレステロールや脂質の運搬をしているのです。

  ところが自分の体の中で、8割も作っているものに対して、悪玉、善玉といって下げるのは何か違和感がありませんか?よほどの異常値以外、普通なら、必要性があって作っているような気がするのです。また、LDLが、コレステロールを組織に送り届け、余ったら、コレステロールを再びHDLが持って帰ってくるというのも不思議な現象です。それほど、コレステロールが大切だからです。コレステロールは、脳の脂質の50%を占めています。また、神経線維の絶縁体である髄鞘の原料でもあります。細胞膜を作るにも必要なものです。人間のホルモンの原料や胆汁の原料でもあります。
簡単に言えば、体にとって必要なものです。

脳は、脂質でできており、脂質の50%がコレステロールでできています。
また、神経線維の絶縁体髄鞘もコレステロールが必要です。

 実は、LDLやHDLは、タンパク質でできているのです。だから、糖質過多の食事をすると糖化がおこり、酸化が起きやすくなります。つまり、糖化LDL、酸化LDLが悪玉なのです。結論を言えば、糖化をさせる糖質が悪玉です。HDLだってタンパク質ですから、糖化、酸化を受けると悪玉に変身してもおかしくありませんね。。

糖質は、本当に悪い奴です。いいタンパク質を悪玉に変えるのですから、
体の中の暴力団のようなものです。


 つまり、炎症を起こした細胞にコレステロールを届けていた、LDLは、糖化されたり、さらに酸化され、炎症に巻き込まれ、炎症の犯人にされていたのです。冤罪です。LDLは、炎症で傷ついた、細胞の修復をするために、コレステロールを運ぶ必要性があり、増加していたのかもしれません。
(個人的見解です)

糖質が、結局、動脈硬化の原因で、だから生活習慣病は、糖質が原因の肥満から始まるのです。

  内科の先生も特に循環器の先生も、コレルテロールなんか、体から出て行ってくれと言わんばかりにコレステロール降下薬を処方します。
 普通、副作用がでれば、中止すべきと思うのですが、副作用を知らないために、何年間にもわたり、処方し続けているのです。
 そしてその副作用を、他科に行ってまたクスリで治療しています。これでは、クスリがどんどん増えるのも当たり前のことです。

 コレステロール降下薬の副作用
 コレステロール降下薬の最大の副作用は、横紋筋融解症と言って筋肉が解けることがあるのですが、解けるまでいかなくても、原因不明の腰痛、肩こり、下肢の痛み、下肢の筋力低下の原因になっています。患者さんで原因不明の腰痛を訴えてきて、コレステロール降下薬を飲んでいたら、まず、3週間中止してみて下さい。中には、涙を流しながら、何年にもわたる腰痛が取れたと感謝されます。肩こりも同様です。クスリをやめただけなのにお礼をもって来られる方もいます。痛みの程度が、どの程度なのか、私にはわかりませんが、よほど苦しんでいたのでしょう。
 80歳を過ぎた高齢者で最近、下肢の筋力が衰えてきて、転倒しやすくなったと訴えている患者さんが、コレステロール降下薬を飲んでいたら中止してみてください。転ばなくなるはずです。
かなり多くの患者さんに試してみたので、私は、コレステロール降下薬が、間違いなく筋肉痛を起こしたり、筋力低下を起こしていると思っています。
 それから、体の中でコレステロールから作られるビタミンD3もコレステロール降下薬で減少するため骨粗鬆になりやすくなります。
コレステロールを下げる薬を飲んで、整形外科でビタミンD3を処方されている人がいる、こんなちぐはぐな医療でいいのでしょうか?

 先ほど言いましたが、脳はコレステロールでできています。認知症の人やうつ病の人、パーキンソン病の人には、使わないほうが良いと思います。
 特に、アルツハイマー型認知症の人には、私は、禁忌と考えています。

 良く原因不明のめまいで、来院される方もいますが、コレステロール降下薬を中断するだけで、めまいを起こさなくなった症例もあります。
脳は、コレステロールが多い臓器ですから、脳にも悪影響を及ぼしている可能性が否定できません。

脳はコレステロールを求めています。

 また、閉経後の女性が、コレルテロール降下薬を使用すると2型糖尿病になりやすいという論文もあるはずです。

 最後に若い人の場合、低糖質食にすると、中性脂肪、コレステロール値、すべてが、改善することがあります。薬を飲む前に、自分でできることはしましょう。EPA DHAのサプリメントも低糖質食と組み合わせて内服すると、コレステロール値が下がることも言っておきます。 
(EPA DHA(オメガ3のオイル)は、慢性炎症を抑制する作用があります。)

LDLは、糖化や酸化が多くなると慢性炎症が起こり、そこに、修復のためのコレステロールを運搬するために増えている可能性があります。糖質を制限するとLDLは、下がってきます。


 コレステロール降下薬が、全盛の時代にこんなことを言うのは、とても勇気がいりましたが、ひとりでも楽になればと思い、発信しました。
クスリの副作用をクスリで治療をしている、今の医療にどうしても納得ができませんでした。

 あと、10年から20年すると、コレステロール降下薬は、消えていくと思います。動脈硬化の原因が、糖質と言われる時代が来るからです。
LDLが、悪玉呼ばわりされる時代が終わる日が、やってきます。

 私は、若かりし頃、脳代謝賦活剤などという、ネズミには効果があったのかもしれませんが、人間には、全く効果のない薬を使用していました。
 いつの間にか、何の音さたもなく医療の現場から消えました。おそらく、コレステロール降下薬もそうなると思います。

※糖尿病の患者さんは、低糖質食は、しないでくださいね。勝手に食事を変えると低血糖症を起こし死亡する可能性があります。よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?