マガジンのカバー画像

僕の野球観

396
野球をやる我が子を持つ親として、なにを思い、何を考えるのかを書いたものです。
運営しているクリエイター

記事一覧

あと少しもう少し

あと少しもう少し

この春から短大生となり、その短大のクラブチームで野球を続けている我が家の野球の娘。
でも、今のところ彼女は、膝の靭帯損傷からのリハビリ中で、ぼちぼちとキャッチボールや置きティーなどをやっていて、実戦復帰に向けて準備中といったところです。
そんな中、チームは、新チームの初陣として、6月の大会に臨むんだそうです。

▼ あと少しもう少し

娘としては、もうかなりのレベルで回復していると自覚していて、病

もっとみる
絶賛応援 折尾愛真短期大学硬式野球部

絶賛応援 折尾愛真短期大学硬式野球部

知りませんでした。
こんな挑戦をしている野球部があるとは。
日本で唯一(僕調べ)です。

折尾愛真短期大学硬式野球部

▼ 2年で神宮へ

全日本大学野球連盟という組織があります。
日本の大学野球の統括組織で、その中に、各地区などにある連盟が加盟しているという作りになっています。
例えば、東京六大学や東都大学や首都大学は関東・甲信越地区の加盟連盟だし、関西地区には関西学生野球、関西六大学などが加盟

もっとみる
ホークスのサヨナラ勝ちに思ったアピール権の消滅のこと

ホークスのサヨナラ勝ちに思ったアピール権の消滅のこと

昨日のホークスVSファイターズの試合。
延長12回にホークスがサヨナラ勝ちしました。
サヨナラの得点は、周東選手の犠牲フライで、三塁走者がタッチアップからホームインというものでした。
ホームはまあまあのクロスプレイだったので、新庄監督はリクエストをしました。
結果は、ホームはセーフ。
その後、ファイターズの三塁手が、三塁ランナーの離塁が早いというアピールをしようとしましたが、審判さんもグランドにい

もっとみる
首都リーグ2部 第5週を終えて今後を展望してみる

首都リーグ2部 第5週を終えて今後を展望してみる

ゴールデンウィーク真っ只中の、この土日、首都リーグは第5週を終えました。
2部リーグの各チームは、残すところあと2試合となり、いよいよ優勝争いは、1敗で並ぶ

武蔵大
明星大
明学大

の3チームに絞られてきました。

▼ これまでの振り返り

これまでを振り返ると、明星大が有利かなという印象です。
明星大は、すでに、今優勝争いをしている、武蔵大、明学大の2校との対戦を終えており、しかも、いずれに

もっとみる
野球少年の親がやっていた方が良いこと(我が子を守るために)

野球少年の親がやっていた方が良いこと(我が子を守るために)

当然のことですが、子供って知識がありません。
知識は、大人から教えてもらって獲得していきます。
また子供は、大人の言うことを聞きます。
そのようにするように教育されてるし、大人の言うことを聞く子が「いい子」であり、「賢い子」と評価されます。
だから子供は、大人の言うことをなんの疑いもなく受け入れて、言われたとおりに行動します。

この時、大人が教える知識が間違えていたり、古い知識だったりすると、子

もっとみる
学童時代と野球チーム

学童時代と野球チーム

僕の観測範囲での印象ですが、学童時代に野球チームに入ってる選手の保護者さんは、チームに不満を持ってる方が少なくないなぁと感じています。
僕は常々このブログでも書いてるのですが、学童時代に野球チームに入っておく必要はないという考えです。
理由は、親も子も楽しく野球をやりたいからです。

▼ 親も楽しく

チームに入ると、自ずと他の選手の保護者さんとの人間関係が発生します。
当たり前のことだけど、いろ

もっとみる
野球ってステージが上がるごとに環境に恵まれるわけじゃない

野球ってステージが上がるごとに環境に恵まれるわけじゃない

学童野球に始まり、中学野球、高校野球、大学野球、社会人野球にクラブチーム。
プロ野球という最高峰に至るまでに、こんな感じでいろんなステージがあります。
普通に考えると、ステージが上がるごとに、施設や設備面なども含めて、野球をやるという「環境」というものは、だんだん良くなると思うんですよね。
でもそれは、決してそうではないと思いました。

▼ 学童時代は…

学童時代って、おそらく野球だけやっていて

もっとみる
社会人野球、日産九州初戦突破!

社会人野球、日産九州初戦突破!

日産自動車九州工場

僕の親父が、定年まで働いていたところ。
なので僕は、日産自動車九州工場に育ててもらったっていうふうにも言えるかなと思っています。
そして親父は、バリバリの野球大好きおじさんで、日産自動車九州工場の硬式野球部を熱烈に応援していました。
その野球部が、日産の業績低下により休部となり、長らく日産自動車としては、野球部がなくなっていたのでした。
でも、今年度。
横浜の本社に先駆けて、

もっとみる
今の状況でどうするか?ってことを考えなきゃね

今の状況でどうするか?ってことを考えなきゃね

国が何かの施策を打つと、必ず、あれやこれやと批判する。右と言えば左と言い、左と言えば右と言う。
特にマスコミ。
彼らはもう、批判をすることが役割だっ!といった感じすらします。
それに煽られた人なんかもそう。
あれやこれやと、乗っかって批判する。
右と言えば、乗っかって左と言い、左と言えば、乗っかって右と言う。
批判するのは全然けっこうな話なんだけど、しっかりと認識しておかないといけないのは、その施

もっとみる
甲子園でやらせてあげれば良いじゃんって思った話

甲子園でやらせてあげれば良いじゃんって思った話

今年の夏の甲子園で、試験的に、試合時間を午前と午後の2部制にするということが発表されました。
僕はこういうのって、とっても良いことだと思います。
だって、なんとかしようとしてるわけだから。
でもこういうことをやろうとすると、必ず、批判する声が上がるんですよね。

▼ 甲子園じゃなきゃダメなのか問題

暑さ対策が議論される時、だいたい、大きくふたつの主張がされているように思います。
ひとつは、

もっとみる
首都大学2部リーグを展望してみた

首都大学2部リーグを展望してみた

先週までに、3週目までを終えた首都リーグ。
2部リーグの、ここまでの振り返りとこれからの展望を僕なりの視点で見てみようかなと思います。

▼ これまでの振り返り

目下の首位は、5戦全勝の武蔵大。
1敗で、明学大、明星大が続いています。
各チーム、残り4試合ということを考えると、優勝はこの3チームの中からだと考えていいかなと思います。
日程の消化具合を見てみると、武蔵大は、これまでの5試合は、今の

もっとみる
少年野球界におきがちなことが何故起きるのかが腑に落ちた話

少年野球界におきがちなことが何故起きるのかが腑に落ちた話

僕が勝手に私淑してる方の1人に

Voicyパーソナリティの尾石晴さん

という方がいて、僕はよくこの方の番組を聴くのですが、先日、少年野球に関して

なるほど!これだ!

とものすごく腑に落ちた話をされていたので、今日はそれがどういうことだったかを書いてみます。
尾石さんが話されている内容は、野球の話でなくて、ご自分の子育てを通じた気付きなんかを話していらっしゃるのですが、なんとも腑に落ちたんで

もっとみる
石毛宏典選手に1億円を出した西武ライオンズ

石毛宏典選手に1億円を出した西武ライオンズ

1番 セカンド 辻
2番 ライト 平野
3番 センター 秋山
4番 ファースト清原
5番 DH デストラーデ
6番 レフト 阿部
7番 サード 石毛
8番 キャッチャー伊東
9番 ショート 田辺

僕の記憶している、西武ライオンズの黄金期のベストオーダーです。
監督は、森監督でした。
リーグ5連覇を含む、8回のリーグ優勝、6回の日本一を成し遂げたチーム。
まさに最強。

▼ 1億

もっとみる
たった1人の女子中学野球部員は勘違いから生まれた

たった1人の女子中学野球部員は勘違いから生まれた

我が家の野球の娘は、中学野球を中学の軟式野球部でやりました。
男子に混じり、たった1人の女子部員でした。
お世話になった中学野球部では、学校史上初の女子野球部員だということでした。
よく全員男子の中に飛び込んだ、スゴイ!などと言っていただくこともしばしばありましたが、そんなスゴイことはまったくなくて、これには深〜いわけがあるのです。
と言うか、とんでもない勘違いが、たった1人の女子野球部員を生んだ

もっとみる