ちょっとした黒歴史ですが、娘の育児日記はブログでした。
字が汚いのでノートに書きたくなくて、あと当時PCのローカル環境で動く適当な日記アプリが見つからなくて。半分仕方なく。
まだスマホがなくて、パソコンでブログ書くのが流行ってた頃です。

身内の情報共有ツールとしてはかなり便利でした。夫氏も実家の両親も毎日チェックしてくれるので、日記の中で欲しいものをさりげなく呟くと買ってきてくれたりしました。

星の数ほどある育児ブログの中で常に埋没していることが私には都合が良かったのですが、でも数人の常連ママさんが毎日コメントを付けてくれることもまた有り難かったです。
特に育児の悩みごとには「うちも同じ！」って言ってもらえることに何度も救われました。

生後2ヶ月から5才3ヶ月くらいまで、毎日休まず更新したのに、更新やめて8年もずっと放置しておりました。振り幅が激しいですね。笑

先日、Yahoo!ブログがサービス終了するというのを見て、そうか私のブログもいつサービス終了して消えてもおかしくないんだな、と思った次第です。

バックアップを取るために久しぶりに開けたページにまだ生後6ヶ月くらいの娘。

激カワすぎる、、

そうだ、うちの子は、ハイハイも掴まり立ちも、母子手帳の目安よりずっと早かったのだということを思い出しました。発達については心配したことがなくて、親孝行な赤ちゃんでした。
あの頃はうちの子天才かとまじめに思ってましたよ。笑

で、12年前の映像がそこにあってですね。

私はソファに座って、ビデオを回している。
まだ生後7ヶ月に満たない娘は一生懸命ソファを頼りに掴まり立ちをする。
さらに私の足の方に体を移動して、なんと「ママ」って言う。（言ってるように聞こえる）

この映像の一連の流れを見ていて、その時の自分の心理状況を思い出しました。

娘の掴まり立ちの様子をビデオに収めなければ！
娘、成長するために、自ら頑張っていて、スゴイね！えらいね！
え？今、ママって言った？まじか。もう一回頼む。

みたいな感じ。

ばっかだなあ。ワタシ。

娘は成長したくて立っちしてたんじゃない。私にただただ抱っこして欲しくて、ソファに座ってる私のところに必死にハイハイしてきて、少しでも近づきたくて頑張って掴まり立ちしてたのに。

まだ「だっこ」なんて言えなかった娘はもしかしたら渾身の力で「まま」と言ったのかもしれなかったのに。

この、全力の抱っこして欲しいアピールに
十数年後に気が付くなんて。

いや、たぶんこの後、ちゃんと抱っこしたと思うけど、抱っこしたかな、どうだったろう。何だか自信が持てない。

思わず中学生の娘を呼んで動画を一緒に見てもらいました。

「これさあ、立ちたいから立ったんじゃないよね。抱っこして欲しくて、立ったんだよね。」
「そうだよ！そうにきまってるじゃん！」
「何かあの時は動画撮るのに必死で、その気持ちに気付けてなかった気がする。ごめん。」

てなわけで、制服姿の女子中学生を抱っこする羽目になりました。

天才ではなかったけど、今も可愛いです。