「紅茶とマドレーヌ」


こんばんはやまじゆうきです!
11月1本目の定期購読マガジン配信です。

この定期購読マガジンは月に4回の配信でカフェに関連したお話や、飲食店についての話を、僕の実体験からいろいろ思い巡らせ、皆様にも追体験してもらいつつ「飲食店への興味関心」を強めてもらおうというwebマガジンです。
月額¥500で読み放題です。その費用で他の誰かをサポートしたりしています。

いきなりですが、東京での自宅が決まり、そして東京での1つ目のプロジェクトが決まりました。これは自分の店、ということではないんだけど長期的にやって育てていく面白いプロジェクトなので詳細は今月のマガジンのどこかでお話ししたいと思います。

是非、オフィシャルに発表された際はよろしくお願いいたします。

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美味しいは伝わらない

さて。


カフェというのは、最低限美味しいものを出さないといけない仕事で、何でかというともちろん「飲食店」だからです。
飲食する店なんだから、まずはその店の商品がクックパッドや無料記事のレシピ、さらに「カロリー低めのお手軽ご飯」のような大事なポイントを全て省いてしまった旨味のないレシピを掲載しているムック本を凌駕している必要がある。

それだけでも難しいことなんだけど、カフェっていうのはそこに「付加価値」というものを添付しないといけないということで、付加価値っていうのは「せっかくなんだからもっといろんないいものを」っていうことで、食器だったり、BGMだったり、盛り付けやスタッフのサービスもそれに含まれる。
100円ショップのグラス、IKEAのグラス、バカラのグラス、お客さんにストーリーを説明しやすいのはどれなのかを考えるといい。

そして、実はそういう複合的な要素によって「美味しい」の意味合いは作り変えることができる。要は美味しいはいろんな要素が絡み合って美味しいになる。


美味しいとはなんだ

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¥ 300

お店にも来てくださいね〜〜!!