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誰もそこまで求めてない

おはようございます!やまじゆうきです。

子供の誕生日のお祝いに温泉に泊まってきました。松島の一の坊さん。

ご飯もお寿司や刺身もその場で、だし、ステーキも牛タンも目の前で焼いてくれる。天ぷらも揚げてくれるし、ワインやビールも飲み放題。

いやぁ凄かった…

4歳おめでとう。(ちょっとプライベートな話ですみません)

さて。

先日こんなツイートを見つけました。

とってもよく分かります。
ちなみに、Aesopのハンドソープは500mlで5000円弱です。
観光経済新聞によると、2017年度の少し古い情報ですがホテルの件数は10402件。
部屋数は907500室。平均すると87部屋です。
とりあえず全部屋に導入するだけで435000円かかるんですね。
1プッシュで3mlですので1泊2日で最低でも5回使うと仮定すると、1人あたり15ml。
33人(33日、約1ヶ月)で使い切る計算です。それが12ヶ月。5220000万円です。
ハンドソープの経費が年間522万円って……。
それこそ、あまり受け入れ難い状況ですが、持ち帰られたりしてしまうと一瞬で無くなる。


うちの店舗でもたまにハンドソープを盗んでいく人がいます(!?)けどね、普通にそういうことが起こる。

っていうことですね。

飲食店など含め、全ては「矛盾がないこと」を目指さないといけなくて、もちろん矛盾が必要なシーン(感情の部分)もあるかもしれないけど、発想の前提として「そんなの誰も求めちゃいないぜ」っていうところに着手しないのが最善な気がしています。

カカクヤスのホテルであればそこまで(年間500万円の経費をハンドソープに使うこと)しなくていいし、これは断言しますが、そういうのを求めない人がそのホテルのお客さんです。

以前も書きましたが僕の大好きな表参道のlotusなんかで「今流行りの煎りの浅いコーヒーを丁寧に抽出」されたりしたら僕はがっかりすると思います。そんなの求めてないから。あ、深煎りでハンドドリップ、とかでも不可です。
適当なコーヒーだからいいんですよ。大して美味しくないからいい。

僕らの消費行動の先の先には何があるのか。それを汲まないといけない。

伝わりますか??


ちょっと伝わらないという方は是非こちらもご購読ください


という壮絶に長い宣伝noteでした。(冗談ですけど)

それでは〜〜!

お店にも来てくださいね〜〜!!