yuki.

いろいろ自由に描いたり書いたり撮ったり。 ※すべての画像は転載禁止です。

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最近の記事

lyric poetry

手始めに 自分自身を呪い刻むことばを音にのせてみて 放ったなにかの肩に 羽のようにすべりおちてゆく 傷にもならないって (『気は済んだかい?』) 自らが無尽蔵に精製した粘着糸に 我が我がと嬉々として絡みつく滑稽さ それすらも信じて離れないで 真実と為るかもしれないのだと信じて それこそが紛うことなき真実なのでしょ さあ さあ    ほら -BUNSHITSU-

    • 「噛み合わない会話と、ある過去について」を読んだ話。

      以前、辻村深月さんの「傲慢と善良」を図書館で借りたものの。 冒頭は読んだけれども、どうしてもそのときに本をきちんと読み進められるメンタルになくて(なんで借りたのよ) そのときはひとまず断念して、いつかのリベンジを誓ったyuki.ですこんにちは。 そういうわけで。 いきなり大長編を読み出す前に、まずは短いものを慣らしながら…と短編を読み始めた先日ですが 「私は、ホラーを読んだのかな?」というぐらいの衝撃と震えを感じた、辻村さんの短編集 「噛み合わない会話と、ある過去について」

      • 「さよなら絵梨」を読んだ衝撃がすごい。読後感ってなに?と言わんばかりに、読み手を通り魔のようにぶん殴って去っていくこの感じ…やばいな…… 自分は通常そこまでファンアートを描きたくなる勢ではないんだけど、絵梨は…「絵梨描きたいいいいい」ってなってる。絵梨よ……

        • 最新刊の着せ恋の展開がよすぎて何回でも読んじゃうな。カワイイィィ!文化祭エピソードも最高なので何回も読んだ。着せ恋は上品な絵の美麗さと、ちゃんとした俗っぽさが見事に両立してるなあと思っていて。そのバランスが自分の中で丁度よくてとてもすき。登場人物みんっっっな可愛いのもほんとすき…

        lyric poetry

        • 「噛み合わない会話と、ある過去について」を読んだ話。

        • 「さよなら絵梨」を読んだ衝撃がすごい。読後感ってなに?と言わんばかりに、読み手を通り魔のようにぶん殴って去っていくこの感じ…やばいな…… 自分は通常そこまでファンアートを描きたくなる勢ではないんだけど、絵梨は…「絵梨描きたいいいいい」ってなってる。絵梨よ……

        • 最新刊の着せ恋の展開がよすぎて何回でも読んじゃうな。カワイイィィ!文化祭エピソードも最高なので何回も読んだ。着せ恋は上品な絵の美麗さと、ちゃんとした俗っぽさが見事に両立してるなあと思っていて。そのバランスが自分の中で丁度よくてとてもすき。登場人物みんっっっな可愛いのもほんとすき…

          「仕事は楽しいかね?」を読んだ話。

          こんにちは。 SNS投稿にすぐ日が空くことに定評のある yuki.です。 記事にしようと思うネタはいろいろあるはずだし なんならほとんど文章を作っているものが何個かあるのに…… 推敲に時間がかかるために、投稿までの体力が追いつかない! つぶやきなどもちょこちょこ使いつつ、もう少し気楽に臨みたいと思います。 今回は、最近読んだ本の感想文を。 お付き合いくださると嬉しいです。 ではいきます。 「仕事は楽しいかね?」を読んだ話。 「仕事は楽しいかね?」 ディル・ドーテン

          「仕事は楽しいかね?」を読んだ話。

          『罪の声』を観た話。

          こんにちは。 御縁があり拙宅の記事を読んでくださる方々、どうもありがとうございます。 直近で鑑賞した映画は 「劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室」のyuki.です。 そちらの方はひとまず「すごかったあああ(興奮)」の語彙しかない感想になりそうなので… もしきちんと文章にまとめることが出来たならば、いつか投稿をしたい所存です。 今回の鑑賞感想は、少し前に観た映画「罪の声」です。 エンドロールで流れるUruさんの主題歌「振り子」がとても好きで、映画を観てからというも

          『罪の声』を観た話。

          lyric poetry

          あやふやなままで あいまいなままで 境界線を滲ませたままで 不安定さを愛して それを貫き通したら それがオリジナルになるのかもしれないって 地を這うような感情からうまれた輪郭を 目を逸らせず触りつづけている 見逃したいけれど だって (鬱屈からでしかうまれない 世界の哀しさと尊さは) -BUNSHITSU-

          lyric poetry

          坂口恭平さんと斎藤環さんの往復書簡「いのっちの手紙」を読んでるんだけど、「うおおおおお」と唸る表現や言葉たちの連続で感想が追いつかないし全然まとまらない。創作に関する記述も本当に興味深い。ひとまず一回読了して、また最初から内容を復習わなきゃと思うぐらいには、濃い〜!

          坂口恭平さんと斎藤環さんの往復書簡「いのっちの手紙」を読んでるんだけど、「うおおおおお」と唸る表現や言葉たちの連続で感想が追いつかないし全然まとまらない。創作に関する記述も本当に興味深い。ひとまず一回読了して、また最初から内容を復習わなきゃと思うぐらいには、濃い〜!

          「すずめの戸締まり」を観た話。

          こんにちは。 こちらのnoteを訪れてくださる方々の足音のお知らせ、大変有り難く思っております。 相変わらずひそりと運営中のyuki.です。 すずめさんの終映が決まったとのことなので 記憶と記録を兼ねてnoteに記します。 内容は、何てことのないシンプルな感想です。 考察とか本気で何にもしてません。 ものすごーーーーく素直にそのまま観ました。 ので、「よかったあああーーーーーー!!」という感想のみでまとまりそうなのが正直なところです。 2回観に行きましたが 2回とも素直

          「すずめの戸締まり」を観た話。

          lyric poetry

          笑んでお行儀良く佇まって だれからも嫌われないようにって繕って 三重に濾過した雫が 生命線なんだってさ 上澄みにまどわされないで 目線にふりまわされないで かなしい音もうれしい音も すべては呪いなの 賛辞も悪意も作り上がった虚構 自分で自分に呪いをかける 毒と薬を表裏一体で取り込んで やっとのことで出力したものを こわくなってまた飲み込んだ -BUNSHITSU-

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          『「好き」の因数分解』を読んだ話。

          こんにちは。 3作目のnoteにして、早くも読書感想文の投稿をするyuki.です。 今回の本はリアムタイムの読みたて本ではなく、以前読了して、ちまちまとしたためていた感想です。 せっかく書いたのでここに放ちます。 完全に主観でしかないレビューなので 想像以上に参考にならない自信がありますが、 当時の興奮が伝わるといいなあと願っています。 ではいきます。 『「好き」の因数分解』を読んだ話。 雑誌でのエッセイ連載を、読むともなしに読む機会がよくあって、なんだかんだず

          『「好き」の因数分解』を読んだ話。

          夢見る狂気じゃいられないという話。

          こんにちは。 noteを始めて2回目の投稿です。 始めてからはひとまず動きを見守っていたのですが、 なるほど、ぽつりぽつりと見てくださっている方がいらっしゃるのだなあ。自己紹介の記事をスキしてくださるのは、応援の意味合いもあるのだろうか。有り難い… などなど、 色々とnoteが分かってくるこの遅効性のじわじわ感と、絶妙な距離感を肌で感じているyuki.です。 まだ自分のnoteをどういう城にしてゆくのか、ゆっくりと固めたい最中なので、今はものすごく静観してます。 当

          夢見る狂気じゃいられないという話。

          はじめまして。

          こんにちは、はじめまして。 yuki.と申します。 いつもは「絵を描いてInstagramに投稿したり展示会に出展したりイベントに参加などをしている絵描き」なのですが、いざこうやって違う媒体で自己紹介をするとなると、「自分を一体何者と言ってよいのだ?」という感覚になります。 こちらのnoteでは、自分のInstagramではそこまで踏み込んで書いてはいない創作のことについてであったり、日々の徒然のことであったり、撮った写真を突然載っけたり、いきなり抒情的なこと言い出したり

          はじめまして。