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【Overview】秘密基地(BASE)とは- 「やってみたかった」が集う場 -

先週からはじまった週1note(vol.2)


2019/5/31まで週に1回、noteに記事をアップするだけの非常にシンプルな企画。


第1回目は35名、今回は40名のメンバーが参加している。



ちなみに2019/2/10〜2019/3/31で行った週1note(vol.1)では、『人生の転換期』をテーマに、記事をアップした。



そして今回、週1note(vol.2)では、2019/5/31まで毎週土曜日に更新し、『秘密基地をつくる』をテーマに記事をアップする。


ただし、なにせリアルタイムに秘密基地をつくりながら記事をアップするので、最終話がどうなるか、書いている本人も全くわからない。笑



それでもよければ、毎週見てくれると嬉しい。


さて、本題に移る。



前回のnoteで、高らかに『秘密基地をつくる!!』と宣言したわけだが、様々な方面から反響があった。


「私も秘密基地を作りたい!!」という声はもちろんのこと、結婚を考えている彼女からは、「他の人の秘密基地云々より、私とはどうすんのよ!?」と度詰めされたりもした。


とにもかくにも、2019/5/31には秘密基地が稼働している状態にしようと思っている。



今日は、

・なぜ秘密基地を作ろうと思ったのか。
・具体的にどういった秘密基地をしようとしているのか。
・そもそもイベントスペースと何が違うのか。

について話したいと思う。

≪目次≫
■なぜ秘密基地を作ろうと思ったのか
■秘密基地(BASE)とは
■イベントスペースと何が違うのか
■拠点
■最後に



■なぜ秘密基地を作ろうと思ったのか


これは実体験に基づいている。


私は、平日サラリーマンをしながら、休日はフェスやイベント・コミュニティづくりをしている。


イベントやフェス、コミュニティを作り始めていた時、最大の関門の1つが「場」である。


この「場」。なかなか根深い問題がはらんでいる。



何がネックになるかというと、主に下記3つ。

・スペース利用費
・備え付けの備品
・柔軟性(音や飲食など)


そもそもイベントやフェス、コミュニティで利益を出すのは至難の業だ。



よくイベントを開催したらプラスが出たという話を聞くかもしれないが、ほとんどは、人件費を含めて考えていないから言えている。



現に大型フェスとは言わないものの、そこそこ名の知れたフェスの大半は、プラスマイナストントンか、赤である。


この赤になる根本の問題は、自分たちのイベントイメージを実現するためにかかる会場費用だ。



各種備品や設備がフル装備されているスペースの利用費は、当然だが高い。



一方スペース利用費がかなり安くても、何も備わっていないため、備品や設備等をレンタルもしくは購入するので費用がかかる。



そしてスペース利用費・設備が整っていても、その「場」でできることは、かなり限られていて、結果的に断念する。


またスペース利用費の多くが、時間単位で●●万円としていることも根深い。これは人数を呼ばなければ赤になってしまう仕組みだからだ。



正直、運営準備の兼ね合い上、6名ほどの少人数でないと開催できないイベントやコンテンツもある。そういったコンテンツの多くは、非常に完成度が高く、多くの学びがある。ただ、「場」の兼ね合いで実現を断念することはある。



こういった問題は、大なり小なり関係なく、どのイベントやフェス、コミュニティづくりに付きまとっている問題である。



プロのイベンターでもかなり手間取る問題なのに、これから何かやりたいと思っている人にとっては、挫折する要因でしかない。実際、「場」の問題が原因で、やりたいことを断念したことは数多くある。


私は、そんな環境で過ごしている中で、少しでも多くの人が「実現したかった」と思うことが、リスクなく気軽にできる場があっても良いんじゃないかなって思っていた。


そしてどのコンテンツが当たるかどうかは、プロのイベンターでも本当にわからない。



プロのイベンターでも集客がうまくいかず、イベントとして成り立たないケースもあるからだ。


ましてや変化が目まぐるしく、流行変化も激しいこのご時世。どんどん試していけるような場は必要と実感している。どれだけトライ&エラーができるかが勝負なのだ。


以上のことから、今回チャレンジしようと思った。



では具体的にどういった秘密基地を作ろうとしているのか。話していきたいと思う。




■秘密基地(BASE)とは


今回の秘密基地、「BASE」という名前で運用したいと思っている。ここでは、由来とビジョン、コンセプトについて触れておきたい。



<由来>

「BASE」という言葉には下記の意味がある。

・土台
・(行動・計画などの)出発点、基点
・基地


このBASEは、あらゆる人の「やりたかった」ことが気軽に実現できる場であり、いろんな人の「好きなこと・モノ」が詰まった場にしようと思っている。



自分の知らなかったモノ・コトに触れて、新たな「好き」が見つかるかもしれないし、様々な人のターニングポイントになってほしいと思うので、行動・計画などの出発点であり、その人の居場所やルーツという意味で土台になる場にしたい。



そしてヒトとヒトやヒトとコト、モノとモノがつながる基地であってほしいので「BASE」という名前にした。



小学生でもわかる単語でもあるので、この場が子供からお年寄りまであらゆる人の「土台」「出発点」「基地」にしたい。



<ビジョン>

あらゆる人のターニングポイントとなる場



<コンセプト>

・各々がもつ「やってみたかった」と思うことを気軽に実現できてしまう場
・いろんな人の「好きなこと・モノ」が詰まった場


ここでの、「各々」「いろんな人」は、もとからイベントやコミュニティを作っている人は当然のこと、その地域に住んでいる子供からお年寄りまで、あらゆる人が含まれる。



できれば、その地域のハブとなり、文化が生まれる場になればうれしく思う。




■イベントスペースと何が違うのか

・誰でも気軽に利用できること
・イベント・コミュニティを立ち上げる際にリスクがほぼないこと
・イベント、コミュニティ作りのプロがサポートすること

現状では、この3つは言えるようにしたいと思う。



■拠点

前回のnoteでも書いた通り、この秘密基地は、決して常設のものを作ろうとしていない。



その日だけ現れる秘密の遊び場をつくりたいと思っている。



まずは、この秘密基地を実現するための「場」が必要かと思うので、とりあえず先週動き、横浜市にあるTinys Yokohama Hinodechoを使わせてもらえることになった。


all Tinys photo by Kazuki Okado/Okapi
2019.03.24の音楽のHITOKOMAより


私が、このTinys Yokohama Hinodechoで4月よりチーフコミュニティビルダーとしてジョインしている。



そのため、何か調整が必要であったり、各種サポートが必要な場合は、柔軟に動ける。


また、ここでは、この1年で様々なジャンルのコミュニティやイベントが生まれている。



今回のBASEプロジェクトにはぴったりの場所になると思い、依頼した。



■最後に

今回のプロジェクトは1人でやろうと思っていないし、参加したい人が自由に参加・卒業できるプロジェクトにしようと思っている。



もし一緒にBASEを作ってみたい、BASEでやってみたいことがあるという方がいれば、お気軽に下記に連絡ください。

来週は、すでにTinys Yokohama Hinodechoでひっそり始めている図書館プロジェクトについて話そうと思う。



それでは、良いGWを。

秘密基地をつくる - 「やってみたかった」が集う場  -

00 【プロローグ】週1note vol.2 スタート(4/20 土)
01 【Overview】秘密基地(BASE)とは- 「やってみたかった」が集う場 -(4/27 土)
02 【Project1】図書館プロジェクト(5/4 土)
03 【Project2】『アイデアをカタチにする』 プロジェクト(5/11 土)
04 【イベント・コミュニティ作り】最も意識しないといけない事(5/18 土)
05 【最終話】「BASE」がつくりたい未来(5/25 土)

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