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体育会系夫婦の正月鬼トレ

日本の正月の風物詩【箱根駅伝】を、毎年観ているスポ根夫婦です。
ロードバイクが趣味の私たち、今年は新たな観戦方法で、とある挑戦をやってみました。

それが、箱根駅伝と同時に「夫婦リレー」で走ること。しかし、走るといっても二本脚RUNではなくて、自転車しかも室内【ローラー】で、です。



①ことのイキサツと準備

元日に、いつもは2階の部屋に置きっぱなしにしてる3本ローラーを、1階リビングのTV前に降ろしてスタンバイ。

ミノウラの3本ローラー
3本だとバランスが難しく手を離せない私は
前輪固定して挑む。これなら私にも乗れる。

これで、箱根駅伝観ながら1区間ごとに夫婦で交代して走る、という試みです。
夫は普段からこのローラーの後ろに負荷を8段階調節できるアタッチメントを付けて、2階でハムスターのようにカラコロ回して漕いでいる。長い時は2時間とか。
※ 大腿骨骨折後のリハビリとしても活用していた。

私は実走オンリー派。
1ミリも進まんのに・景色も変わらんのに・風も感じないのに、同じ場所で走り続ける意味や楽しさが全く理解できんのよ。
マラソンやってた時も、トレッドミル(ランニングマシン)は嫌いであまりやらなかった。実走のみで練習するタイプ。

いつもの箱根駅伝は、ダラダラ餅やみかんを食べながら
ぐで〜っと寛いで観ていました。ダメ人間の寝正月。

しかし今回、年末に夫が、
 「箱根駅伝観るときさぁ。リアルタイムでチャリローラーリレーしようや。俺、1.3.5区走るから。花のエース区間の2と4区は任す。走ってない方がドリンクとか補給食とか全力サポートすんねん。どーお?」
と言い出した。

私「え、何ソレ⁈ なんかおもしろそう!やろー!」
 ↑ 乗っかるのが根っからのスポ根気質。
夫「当然、登りになったらギア上げて、ラストスパートしたり競ったりした時はケイデンス(ペダル回転数)上げるんやで。先頭校に準じて。」
私「OK!よっしゃ、カロリーメイトとかゼリーも買うてくるわ!」
というイキサツ。ノリノリ。

こんなアホな提案をする方も、乗っかる方も馬鹿だけど、なにやらイベントわくわく感があって楽しそうだと思ったのよね(笑)。

ヒルクライム(山)が好きで、色んなところによく
登りに行ってました。ダウンヒル(下り)も好き。
これはリアル私です。in 瓶ヶ森林道・UFOライン。


②往路のスタートは朝8時

1月2日の往路は朝8時スタートなので、余裕を持って早寝早起きし、ちゃんとサイクルジャージを着てストレッチもして準備。
いよいいよ1区(と夫)がスタート。
私は2区の出番までに米を炊き、おにぎりと味噌汁を作って補給食を用意しました。1区はまだ余裕顔の夫。

最初の1時間はまだまだ余裕。
なんせこちとらチャリンコだから。

花の2区(と私)に繋ぐと青学がどんどん追い上げて、前の駒澤との差をつめていくのでおもしろい!
駒澤1強という前評判があったし、私たちは青学応援派なので
 「ほら!前とだんだん詰まってる!背中見えるで!その1秒を削り出せー!」
と夫の檄(ゲキ)も飛ぶ。ぬぉ〜‥‥マジかぁ〜!
私もギアを上げてダンシング(立ち漕ぎ)でラストスパート!

3区(夫)は先頭が何度も競り合ってたので、今度は私も負けじとゲキを飛ばす。
 「後ろピッタリついた、横並ぶよ!」
 「前に出たで、引き離すよー!駒澤もなかなか譲らんな、負けるなー振り切れ〜!」
と応援。意地のぶつかり合いのようなデッドヒートで、観ていて気分も盛り上がる。青学ほんとに強かったわ。夫もゼーハーのヒーヒー。

4区は再び私、2回目は疲労もあってなかなかキツかったけれど、私の任務分は無事完走。
でもやっぱり、往路の本番は山の5区。しかも夫は3回目のライド。
登り続きなので、出来るだけ負荷を上げてダンシング、徹底的に自分を追い込む。言い出しっぺだし。

いわゆる立ち漕ぎを「ダンシング」と言います。
これはリアル夫。何年か前の大会のとき。

こうして5時間以上に渡る、正月鬼トレ【往路編】が終了しました。
楽しかったけど、しんどかった!お尻とお股が痛い!


③やってみた鬼トレの感想と総評

明日の復路も、やる?
いや〜、次の日も休みならまだしも、4日から仕事始めやしなぁ。
ズタボロの身体で出勤すんのも嫌やから、最後7と8区だけ1回ずつ走るだけにしよか。6区は山下りやし朝も早いし。
7区ぐらいからリカバリー調整的に軽く回そう。

うん。そうしよ。
てことで、3日の復路は軽く流すだけのライドで無理せず終わりました。中年だもの、無理は禁物。どっか痛くなったら治りも遅くなってるし。←悲しい現実

ほんでやっぱりね、実走だと信号待ちで止まったり、下りで脚を休めたりできるんだけど、ローラーはそうはいかないのよ。ずーっっと漕ぎっぱなしの回しっぱなし。
実走よりもキツイと言われるのがよく分かりました。

そして、note に載せる写真も撮っとこう、と実際にローラー漕いでる後ろ姿と箱根駅伝のTVを、一応お互いに写し合ったんですよ。
でもね、ぴちぴちのサイクルジャージ。
2人とも脇腹あたりにうっすら横皺?はみ肉?的なボンレスハム感が。。。
いやコレ公にすんのは恥ずいな、と削除(笑)。

 「これ、サイクルジャージが縮んだん?」
 「いや、あなたが膨らんだんやろ。」
 「ハムっぽいなぁ。それともチャーシューか?」
 「誰が焼豚小力やねん!」 ←長州小力知ってる?
と自虐ネタをぶっ込みながら、正月三が日が終了しました。

今の自分の後ろ姿って、こんなんやったんや〜ってちょっとショックでした。なんか、シルエットもまるこくなってるわ。
嗚呼、受け入れられない現実。
冬は鍋ばっかりで、シメんでええのに毎回麺や米でシメて「マジでのけぞる5秒前」まで食べまくってたからなぁ。←広末涼子の歌、知ってる?
そりゃ太るわ。

数年前までは、そんなに太ってなかったもん!

2024年は、もうひとつダイエットの目標も立てないと、と思ったのでした。

よぉーし。がんばろー。。。

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