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〜10年後の料理人について真面目に考えてみた〜 はじめまして。

まずは自己紹介含め、なぜ自分のなかで苦手分野のブログを書こうと思ったかお伝えしたいなと思います。文章力が乏しい為、長文、乱文と見苦しいとは思いますがお付き合い頂ければ嬉しいです。

私は1985年生まれの2019年7月現在33歳です

肩書きとして私はシェフです!統括料理長やってます!とか◯◯です。など分かりやすい紹介をしたいのですが正直、自分を表現する適切な言葉がみつからないので、あえて文字にするとすれば【料理人】と言わせてください。とは言ってもこの業界での13年間のうち5年間くらいはサーヴィスとして働きマネージャー職をやらせてもらったりなどしているので皆さんの想像する寡黙で近づけないようなオーラがあるタイプではありません。自分でも、料理だけに向き合う職人になるという理想と随分違ったなと感じる事が多々あります。しかし今だからこそ思うのが客観的に見ても、それが個性となり結果、関口という価値がいま構築され評価されてることを見ると本当に色々な経験をして良かったなと。

これからの飲食業は価値をどれだけ高めるか

そんな私が飲食業に関わる事になったキッカケは小学生の頃テレビでやっていた『料理の鉄人』を見て、こんなにカッコいい世界があるのかと目を輝かせ、そして俺もなるんだ!と強く憧れた1人だからです。そのような料理人は僕の世代はかなり多いのではないでしょうか。あの頃の鉄人はじめ出演者されてたシェフたちは本当にキラキラして見えました。それまでクローズドな世界だったシェフという職業が脚光を浴び、価値観が食材だけではなく人が注目されるターニングポイントだったと思います。

そんなカッコいい料理人に憧れた私は高校生の時に柔道部での活動に明け暮れながらもファミリーレストランのアルバイトにも夢中になっていました。その時はただただ楽しいだけの毎日のおかげか高校卒業後、迷わず東京の中野にある織田調理師専門学校の夜間部に入学しました。アルバイトを経験したこともあり他の同級生よりほんの少しだけ器用だった事と、学校の勉強をしてこなかったおかげ?もあり空っぽの頭の中にどんどん知識が吸収されていき試験でも筆記、実技と好成績を収めることができました。そして夢見る少年は晴れてこの飲食業に足を一歩踏み入れることとなるのです。

今まで私はレストランという世界でだけで生きてきて、始めの頃は【料理】以外のものを全てシャットダウンしていた時期もありました(現場のお話はまたの機会に)なので僕はこの業界しか知らないですが、飲食業はとても素晴らしい世界で大好きですし、何より誇りを持っています。ですがそれと同時に危機感を強く感じました。

昨今騒がれている、生産性、労働環境、給与形態などなど全て飲食業は揃っています笑

ここまでは飲食で働いている人も、飲食業以外の人も「あーその話な。知ってるよ!あの人もそんな事言ってたな」と思いますよね。そうなんです、それほどこの問題は今後の凄まじいスピードで変化していく世の中で誰もが直面する問題なのです。日本を代表する実業家ソフトバンクの孫正義さんが、10年前に誰か1人でも未来に誰もがスマートフォンを持っていて手軽にインターネットを使える事を予想出来た人がいましたか?きっとスティーブ・ジョブズだけでしょう。と仰っていました。ここ10年のテクノロジーは凄まじくインターネットはもちろん、3DプリンターやAIなど新しく便利なものが溢れ時代は確実に変わっていきます。という事は自分が大好きな飲食業も必ず変化する。そこで始めて強く危機感を覚え他人事ではなく自分でも深く考えていかないとダメだと思いました。その為には自分の価値を高め発信していく事でなにか化学反応が起きて、未来の働きかたの中心となる飲食業の若手の人たちに「こんな人もいるんだな」程度に楽しく読んでもらえれば何より嬉しいと思い今この記事を書いています





最後まで貴重なお時間を頂きありがとうございます 僕は料理しか作れないのでnoteはすべて無料で公開しています。 もし何か価値を感じてサポート頂けたら嬉しすぎて全力で、なつきます