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武司、犬に吠えられる

三重県多気郡大台町にある、nijiiroさんでの展覧会も3週間目を終えました。

nijiiroさんのある大台町は熊野古道の街道沿いにあります。この日、武司くん(今回から呼び捨てじゃなくて「くん」付けにしますね。なんとなくだけど)は先に電車で行き、近隣を2時間歩いたとのこと。街道だけあって、散策マップが色々あります。

マップの上にある方位磁石が武司くんの「GPS」です。彼はこれと地図で歩くんですね。東京行った時もこれで歩いてました。電池の減る心配もないからいいらしい。nijiiroさんのある大台町はお茶の産地なので、出してくれたお茶もめちゃおいしい。

お茶畑の上には神社。nijiiroさんから歩いてすぐです。

武司くんの展示物は今回多くはないのですが、少し紹介します。アクリル画と版画、ポストカードって感じ。

この藁の物体はインスタレーションで、中にはガラス管が入ってるんです。実はこれ、古物なんです。今でいう「プチプチ」替わりの藁ですね。こうやってなんでも藁で包んで緩衝材にしていました。自然に帰るし、どんな形にも対応するし、藁ってめちゃ優秀!外務省が作っているこちらのサイトには卵とか包んだものあります。日本の美しい包みがあって、眼福です。私はお米を作っています。材料の藁もあるので、いずれオリジナルで藁製品も作る計画してます。

真似して作ってみたのがこちら。

うーん。もっと藁と仲良くならないとアカンですね。

さて、nijiiroさんでのサトナカはこんな感じで販売中。ちなみに、nijiiroさんは毎週土曜日のみ開店。そのため、展覧会も土曜日のみとなっております。

こちらのotonamieでも記事にしていただきました。

ちなみに、武司くんは歩いている途中で、どっかから犬が2匹走ってきてバウバウ吠えられて、もうダメだと思ったそうです。もちろん繋がれてないヤツです。途中で飼い主さんが現れて助かったとのこと。よかったね。

紀勢本線で川添という駅下車で一駅歩きで散策しながら栃原まで戻った。二時間かかったが厳しい道のトレッキングや登山じゃないからいい運動ね。車でぶっ飛ばすとなんでもない距離が歩くと山や川のデカさを思い知らされる。熊野伊勢旧街道ってのもサウンズはいいが雑草茂り蛇とかいそうで諦めバイパスではない道を攻めた。
途中リーシュ無しの犬が二匹近寄ってきて吠えながら威嚇をかましてきて持ってた折り畳み傘で戦闘態勢。程なく飼い主が奴らを抑止させて難なくを得た。
一匹の黒い方は様子もよくない感じでそいつに的を絞っての態勢だった。畑を荒らす猪避けで多くの民家に犬が飼われてるが、人間と奴らの区別は調教してよって感じ。結構緊張が走りヤバかった(汗)

しかしアウエィとはこんなものだ。鳴子でも路地に紛れ込んでこっぴどく犬に吠えられたし、ローカル散策を甘く見てはならぬな。そういえば 007 は悪の基地から放たれたイカツイ番犬にポケットからさり気なくジャーキーのようなのを与えた。犬はキュイーンとお陀仏した・・・さすがジェームス、毒を仕込んであった。しかしコレをアタシがやって良いものかどうか?

いや、毒はアカンやろ…

ありがとうございます。サポートいただいたら嬉しいです。お店でたくさんサトナカ試食してください!