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読書の記録 『ファンが増える!文章術』

いしかわゆきさんの『書く習慣』で書く楽しさを知り、毎日noteを書き続けて気づけば130日を過ぎました。ノリと勢いで始めた毎日更新ですが、ここまで続いたことに本人がいちばん驚いています。

日記を書いてみたり、趣味の手帳やアニメのことを語ってみたり。

そんな私、これまで文章術の本は読んでこなかったのですが、これからもnoteを続けたり書く仕事を目指すことを考えたとき、このままでいいのかなという不安が頭をもたげてきていました。
そこで、ビジネス系の本が充実している書店へ。(自分とこの店ではない笑)

文章術の本、たくさんあるんですね。びっくりしました。
それだけみんなの書きたい欲が高まっているということなんでしょうか。あるいは必要に迫られて書く人も多そうです。

私が購入したのはこちら。

「文章術」と謳っていますが、文章を書くための技術をレクチャーするというよりは、文章を書く前の段階、自分自身と向き合い深く掘り下げることがメインの本。
恥ずかしいから、とか周りに合わせておけば安心、とか、自分の本心に蓋をして誤魔化し誤魔化し生きてきた私のような人間には致命傷になり得るくらい刺さります。

今でこそTwitterで好きを存分に撒き散らす狂人になっていますが、始めた頃は当たり障りないことしか呟いていなかったし、当時を思い返すと「つまらんな」の一言。
好きなこと、好きなものについて語るときの人の熱量は凄まじいものがありますが、実際、自分で書いていて楽しいのもそういうとき。

自分「らしさ」とは何なのか。意外と自分では気づけなかったりします。
その種を見つけるための14の質問が載っています。その質問への答えを書き出していくうちに、あら不思議、「らしさ」の輪郭が浮かび上がってくるではありませんか。
あとはもう、遠慮することなく動き出せばいいのです。

本書の中で「1投稿=1成長」と書かれていました。
私自身、毎日noteを書いていると「何だこの生産性のない記事は」と自分にがっかりすることも多々。「誰かの役に立つような記事じゃないと、発信する意味がない」という思いが根深く残っているんですね。でも

文章を書くということは、そのことについて考えたり、確認したりすることであり、新たな何かに気づいたり、発見したりすることでもあります。
P.163より引用

この部分を読んだとき、「そうか、私も毎日少しずつ成長してるんだ」と思えました。
書いている間は、そのことについて考え、場合によっては調べ、書きながら別の視点で見ることもあるし、新しい考えが生まれたり新たな気づきにゾクゾクすることもあります。
これまでの毎日の更新を振り返ると、ぼんやり生きているようで結構考えてきたなと。

このまま成長を続けたらどうなってしまうのか。ちょっと楽しみですね。


『ファンが増える!文章術』。『書く習慣』に続いて私のバイブルになりました。


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