これは運命でしょうか。
思い込みかな。
思い込みだよ。
きっとそう言われるかもしれない。
でも、心のどこかで
これは運命なんじゃないかって
期待している。
※この先、私の記憶を残す為に書いているような文章です。ストーリー性や表現力はほぼ意識していないのでご了承くださいませ。
私が彼の存在を知ったのは
今から5年前の大学1年生の秋だった。
とある大学の学祭で、
私は彼に目を奪われた。
あれは多分、一目惚れだった。
気のせいかもしれないけど、
あの日の私たちは
しっかりと見つめ合っていた気がした。
それから一ヶ月後ぐらいに
違う大学の学祭でまた彼に合った。
声をかけようかと思ったけど、
私にそんな勇気があるわけなかった。
再び彼と会えたチャンスを棒に振った私だったが、そんな私に神様はもう一度チャンスをくれた。
大学2年生になって、私はとある男の子と仲良くなった。
私に彼氏がいないという話題になったとき、彼が「友達にいい人がいるから紹介したい」と言った。
その紹介したい友達が、まさに私が一目惚れした彼だった。
しかし、その一目惚れをした彼には彼女がいることが分かった。私たちは友達を通してラインを交換したが、挨拶程度のやりとりしかしなかったのは言うまでもない。
それから半年後。
とある大学の学祭で再び彼に会ったが、
今度は隣に彼女がいた。
私たちはパッと目線を合わせたが、
すぐに逸らして通り過ぎただけだった。
この辺りから、彼との奇妙な再会が増えた。
地元のショッピングモールや、繁華街。
本当に偶然にもすれ違うことが多かった。
お互い目が合うが、どちらとも話しかけない。
そんなことが度々あった。
それからしばらくして、私たちはインスタグラムで繋がり、コメントを通して会話をすることが増えていった。
そんなある日、私は大阪旅行でふらりと立ち寄ったカフェの写真をアップした。
すると彼から驚きの反応が返ってきた。
「ここ、俺もこの前大阪行ったとき入った!」
というものだった。
これには流石に驚いた。
路地裏にぽつんとあるようなカフェなうえに、大阪というカフェやショップが数多くある都会で、私たちは同じカフェに入っていた。
趣味も似てるし、話も合う。
聴いている音楽さえも同じだった。
そんな彼とは、未だ会えて話せたことはない。
やりとりはインスタグラムかラインのみだ。
お互い会おうとは言わないし、
気の向いた時にしかコメントもしない。
そんな彼との奇妙な偶然は、
この先あるのだろうか。
(今年の夏に地元で開催される、とあるアーティストのライブに行くのだが、彼もどうやら行くらしい。初めて直接話せるかも、なんてちょっとウキウキしているのはナイショ)
#日記 #コラム #エッセイ #恋愛 #恋愛コラム #恋愛エッセイ #ノンフィクション #運命 #偶然 #一目惚れ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?