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行動経済学で学ぶ人間の心理

こんばんは、福田です。note39本目です。

・セール価格だったので、つい買ってしまった
・松竹梅のコースで真ん中の竹のコースを選ぶ
・臨時収入のお金をすぐ使ってしまった

などなど、こんな経験をしたことは多いと思います。

今日、アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-という本を読んで、「あるある〜」と感じました。書籍はこちら↓

このダン・アリエリーさんの行動経済学の書籍は人間が様々なシチュエーションで、つい合理的ではない判断をくだしてしまう。という事例が、ユニークな実験とともに面白く紹介されています。

例えば、車などの高額な商品を買う場合。

車の価格を300万とします。自動車ディーラーではオプションとして、5万円の○○も付けてはいかがですか?と勧めてきます。

300万円の車の価格からすると、5万円のオプション費用は相対的には安いです。大きな買い物をする際に金銭感覚が麻痺し、本来なら不要なその5万円のオプションをつい付けてしまう。

5万円も十分高額なのに、車を300万円で買うと決めている心理状態では、確かに安く感じてしまいますね笑

また、同じ1,000円の2種類のハンバーガーがあったとします。
「ハンバーガー」
「シェフこだわりの秘伝ソースをからめた牧草牛のハンバーガー」

どうでしょう?後者の凄そうな名前のついたハンバーガーほうが、同じ1,000円でも美味しそうに感じませんか?

実はどちらも全く同じのハンバーガーだったとしても、名前がちょっとぽい感じになっているだけで、同じ1,000円払うなら後者を選びたくなります。

もっと身近な例で言うと、1,000円OFFクーポンをもらって、それを使わず期限切れになると、なんだか損した気持ちになります。

まさに最近Uber Eatsのクーポンが届いて、期限が切れてしまいました。別に無理してUberでご飯を頼む必要はないのに、確かに損した感じがしました。

いかがでしょう?結構面白いですよね。

最初は行動経済学と聞いてなんだか難しそうだ。頭が痛くなってきた気がする。と構えていましたが、ダン・アリエリーさんの本では、非常に身近に感じる事例が多く紹介されています。

「あー、こうやって無駄遣いしてたんだな」みたいな事も思いました笑

楽しく人間の心理を学べますし、コミュニケーションにも使えたり、ビジネスではマーケティングにも活用出来たりすると思います。

ちなみに彼の書籍で1番オススメは「予想どおりに不合理」という本です!

最後までお読みいただきありがとうございました!

今日は久しぶりの書籍紹介のnote。自分が好きなモノやサービスって、つい誰かに知ってほしくなりますよね。

人間は「所有物を過大評価する」という習性があるらしく、これも一種のそれなのかなと思ってたりします。

おしまい!

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