見出し画像

特製計量器で水餃子をつくってみたよ!

先日、次男の誕生日プレゼントの3Dプリンタについて書いたとき、彼が3Dプリンタでつくった餃子の餡の計量器を紹介した。

餃子の餡を計量するための道具とのこと。平にのばした餡を、この四角い部分で順に区切る。そうすると均等に分けられるという算段。スコップのような部分で、切り分けた餡をすくいだせる仕様になっている。

それが、ちょっとアップデートされた。今日は、大型の皮をつかって水餃子をつくることにしたので、ひとまわりだけ大型化。変更点はそれだけなので、アップデートというよりも、事業拡張みたいなものか。下の写真の白い方(途中で撮ったので、具がついてます)がそれ。

画像1

①平らな側面で、餡を成形し、②正方形に区分けして、③スコップのような部分で、ひとつ分の餡をすくって皮に載せる。これがこの発明品、特製計量器のつかい方だ。餡を載せるときに、うしろ側から指で押しだせるところもポイントなのだとか。

画像2

今日は20枚入りの大判の皮が2セットある。4×5の20個の区分けをつくって、それが2ラウンド。ていねいにすくうと、ほとんど残らない。都度、調整しながらとはいえ、最後にひとつ分しか残らなかった。想定どおりの結果で、次男坊は満足そうだ。下の写真は、2ラウンド目の様子。最後の写真は、最終的に残ったぶん。

画像3

これをせっせと包んで、あとは茹でるだけのシンプル料理だ。

今日、餡を練ってつくったのは妻。それをすくって皮に載せたのは次男。包んだのは長男とわたし。そして茹でたのは、ふたたび妻。最近ではあまりなかった家族全員の共同作業になった。

下の写真は、つつんで、茹でて、引き揚げたところの様子。

画像4

◇◆◇

せっかくなので、「料理のこと(レシピつき)」マガジンにくわえるために、レシピも書いておく。

材料(4人分)
 豚ひき肉:300グラム
 ニラ:適量
 キャベツ:適量
 ごま油:適量
 餃子の皮(大判):40枚
 お湯:たっぷり

下ごしらえ(餡):ニラとキャベツを刻み、ひき肉と混ぜあわせる。妻はいつも目分量で材料を用意して調理するので、正確な分量は不明。ここはお好みで。ちなみに、肉の分量はひとりあたり100グラムとして、野菜があるぶん、ちょっと減らして300グラムにしたとのこと。

手順1:混ぜ合わせた餡をすこし寝かせてから、餃子の皮に載せる。そのプロセスは、上に写真いりで書いたとおり。ふつうは、スプーンあたりで感覚的に取り分ければ良いと思う。

手順2:皮で餡をつつむ。水餃子なので、茹でている最中に開いてしまわないよう、フチはしっかりとひだをつけて閉じること。

手順3:たっぷりのお湯をわかして、ごま油を数滴たらす(隠し味?)。

手順4:わかしたお湯に餃子を投入。我が家では鍋のキャパシティの都合上、20個ずつ2回に分けて茹でた。

手順5:香りがたってきたら火をとめて、金網のお玉で餃子をすくいあげる。

手順6:もりつけて、あとは各自でポン酢などにつけて食べるだけ。

こうして書き出すと、わざわざレシピの形式にするまでもない・・・かな。日本では、餃子といえば焼き餃子が多いけど、中国の北部や台湾では水餃子がポピュラーらしい。

わたしの妻は台湾育ちなのだけど、日本では台湾のと同じ皮が買えないので、ふだんは薄めの皮で焼き餃子をつくっていた。いままでは、妻の実家から台湾の餃子の皮がもらえたときにだけ水餃子をつくっていた。わたしが台湾に出張した折に、餃子の皮を買って帰ったこともある。

今日は、たまたまスーパーで売られていた大判の餃子の皮で、水餃子を思いついたようだ。

餃子の皮に思い入れがありそうなので、よくつくっていたのかと思っていたら、意外なことに、台湾では外食ばかりでほとんど調理はしなかったらしい。だから、すべてが目分量。まぁ、おいしいのだからそれで問題はない。

妻の実家でよく振る舞われた水餃子は、もっと厚みがあり、ツルツルすべって、お箸でつかむのが難しかった。やはり、どこか餃子の皮が違うんだろうか。こだわりだしたら小麦粉から皮をつくることになりそうだ。


この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?