薬膳のプロがこそっと教える、冷えにくいレタスの使い方。
みなさん、レタスは好きですか?
レタスってこう「野菜食べてるーー!」って感じがするし(個人的主観ですが笑)彩りも良いから食べる頻度が高い野菜かもしれません。
今回は薬膳の目線でレタスの使い方をお話ししたくて記事を書いています。
と、いうのも冷えやすい、疲れやすい、悩みやすい繊細Girisさんはレタスの使い方にちょっと配慮が必要だから。
こういったお悩みの方は今回の記事は必見かもです。
※繊細Girisというのは「疲れやすい」「人に気を遣いやすい」「予定を沢山こなせない」など中医学の体質的にエネルギー不足の人のことをこの場所ではそう呼んでいます。
食材すべてに五つの性質がある
みなさんが普段食べているお野菜やお肉、お魚。
実は、すべての食材*がグループ分けされていると薬膳では考えるんです。
*自然界で採れるもの。人工的に作られているものは含みません。
どんなグループ?というのはこんな感じ▼5つの性質に分かれます。
自分の体質と、この5つの性質をマッチングさせるのは薬膳の世界ではとても重要なこと!
すごく簡単に例にあげると…
・冷えやすい人は温性を多めに、ポイントで熱性を使って。平性でバランスをとる。
・暑がりさんが涼性を多めに、ポイントで寒性を。平性でバランスをとる。
※どちらにしても、その時の体質や気候などが関係してくるのでそこを加味するのはお忘れなくです。
繊細Girisはレタスをどう使えばいい?
この発信は「繊細で敏感なGirisさん」に向けて薬膳のことを発信しているので、その方たちはどのグループの食材がいいか?というと、涼性や寒性より温性のグループの食材がおすすめです。
一概にそうは言えないのですが、繊細Girisは冷えやすい傾向にあるし、胃腸が弱い傾向にあるから。
今回とりあげたいレタスは❝涼性❞のグループなので、使う時にちょっと意識してほしいポイントを2つシェア▼
薬膳はバランスが大事だと考えるので、冷やす食材なら温める食材と一緒に食べたらいいよねーー!という感じで組み合わせを考えます。
でも少しこれは知識がないと難しいので、②から先に意識してみると始めやすいと思います!
なので「レタスを食べる時はスープに」を合言葉に今日からレタスを使ってください(笑)
なぜ、スープにするといいの?
前提として、加熱しても食材の性質というものは変わりません。
なので、レタスを加熱したからといって、涼性が温性に変わるわけではありません。
でも、胃腸系システムを冷やさない!という観点で加熱することが必要なんです!
ん?なぜ胃腸の話…?と思うかもしれませんが、中医学では胃腸系システムである脾(ひ)はメンタルと非常に深い関係があり、脾が冷えると働きが落ちて落ち込みやすくなると考えるから!
これは、気分がアップダウンしやすい繊細Girisさんは一大事ですよね(笑)
私も薬膳を学んでこの事実を知った時に驚愕しました。
「え?メンタルと調理法ってそんなに関係あるの?」って。
まぁ、難しいことはさておき、レタスを使う時はスープにした方が胃腸系システムが冷えにくいらしいからスープにしておこう!ってくらいの認識でいいので今日はそれだけ覚えてくだされば嬉しいでっす。
我が家のレタススープには何を入れてる?
今宵は我が家もレタススープです。繊細Girisの私はレタスの他にニラ、玉ねぎ、じゃがいも、卵を入れました。
ニラと玉ねぎで温めてバランスとって、エネルギーである❝気❞を補うためにじゃがいもを入れました🥔卵はメンタルケアにもいいからね。
あ、生姜を入れてもよかったかも。ボリューム出したい人は鶏肉を入れるといいですね。我が家はメインが鶏肉料理だったから今日は入れませんでしたが、鶏肉は温めてエネルギーチャージするから繊細Girisの味方なので常備しています。
レタスを生で食べたい時は?
とはいえ、生野菜サラダを食べたい時もあるし、外食で出てくる時もありますよね。
その時は、スープやお鍋とか加熱されたお料理と一緒に足したり、薬味をプラスするとバランスがとれますのでお試しあれ。
後は食後に温かい飲み物を飲むのも良いですね。これなら簡単そうじゃないですか?^^
「食べちゃいけない食べちゃいけない!」と思うとストレスになりますからね。身体にいいことをしようとすると思考がガチガチになりやすいけれど、一回の食事で調子がガタガタに崩れるということはそんなにないですから(笑)続けたら毒になることもあるけれどね。
食材の性質と自分の体質を知ると選択に迷わなくなるから、それだけでも疲れにくくなります。頭使うとめっちゃ疲れますもんね💦
また身近な食材をピックアップして繊細Girisが疲れにくくなるコツをお伝えしますね。
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