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Vol.6 「一日一膳、玄米生活」基本食と快楽食(後編)

 〈「割合」と「質」との両方を満たすとどうなるの?〉

「割合」と「質」との両方を満たすと、食べたものを消化吸収して、必要な栄養素を取り入れつつ、 不要なものを体外に代謝できるようになります。 その結果としてダイエット(体重が落ちた)、美容(肌がきれいになった)、健康に繋がります。
もう少しイメージしやすいように、我々の食べている食事をマッチ棒だと仮定してみましょう。

<割合と質がしっかりした食事>

割合と質がしっかりしていると、食べたものがきれいに完全燃焼する。
余計なもの(脂肪や老廃物)が溜まらないので、免疫力も新陳代謝も高い状態。

<男性に多いパターン>

一般的な現代食、特に男性に多いパターン。
野菜が少ないので着火剤(質)が不足し、燃料はあるものの不完全燃焼を起こす。脂肪と老廃物を蓄積して、メタボ一直線。

<痩せたい女性のパターン>

ダイエット中の女性に多いパターン。
質は悪くないものの割合が悪く、食事量が少ないために代謝不良に。
痩せていても常に冷えていて免疫力も低く、疲れやすく便秘しがち。

「割合」と「質」が満たされた食事=マッチ棒がしっかりと完全燃焼して、脂肪も老廃物も溜まらず、 体温も高くて免疫力、代謝力も高い状態となります。 健康の土台ができているので食べたものをきれいに消化・吸収・代謝でき太りにくいのです!

〈基本食の「割合」と「質」は玄米で解決〉

「玄米」はこの「割合と質」を兼ね備えたパーフェクトフード!!
「ビタミン、ミネラル、食物繊維」が豊富に含まれる大変「質」の高い食べ物なので、 玄米を6割以上食べればそれだけで「割合と質」をクリアしてしまう合理的な食べ物なのです。
まずは普段の主食を「一日一膳」玄米にして、少しずつ慣れていきましょう♪

<快楽食は心のご褒美!心の栄養を満たしましょう!>

基本食が大事なことは分かったけど、毎日基本食ばかりでは、飽きてしまうし、食事の楽しみも薄らいでしまいます。
同時に「快楽食」を上手に取り入れてバランスをすることも大事です。
快楽食のポイントは、
・譲れるもの、譲れないものを決めて、快楽食は週に3、4回程度にする。 ・「快楽食」する時は好きな物を好きなだけ、何の我慢もせず楽しむ

快楽食を「体に悪いもの」として避けるのではなく、美味しくて楽しい「心が喜ぶ食事」として「たまに楽しむ快楽食」と考えればいいのです。
快楽食は「心の健康」のために必要ですが、取りするぎることが大きな「健康リスク」でもあり、 「許容範囲はあるが限界もある」ということを頭に入れ、うまくコントロールして楽しみましょう!!

最終的には、「基本食と快楽食」を自分でバランスよくコントロールできるようになることが目的です!!

実は健康を維持するには、無理に100点を取ろうと頑張り続けるのではなく、 体と心の栄養の両方をバランスを保つことが大切です。
特に飲み食いが好きな方は、「基本食」ばかりだとストレスになってしまうので、 美味しいもの、好きなものを食べて楽しみながら、心身のバランスを整え、無理せず健康を維持しましょう。
この「基本食と快楽食」の考え方ができると、あれやこれやと余計な情報に惑わされることがないので、とても楽に健康に近づけます!
まずは「一日一膳、玄米生活」からチャレンジしてみてください(^^♪

今日はここまで♪
今回は、「基本食の割合と質」についてお伝えしました!
一見、「割合と質」を満たす食事は難しいように感じますが、1回の食事で玄米を6割の割合で食べればおかずをたくさん用意しなくても必要な栄養が摂れるので意外と簡単です♪
毎日の食生活にまずは一膳玄米にしてみるなど、参考にしていただけると嬉しいです!
次回は 「一日一膳、玄米生活」実践編をお伝えします!お楽しみに♪

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