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実習生と町内会。愛と感謝。

伝えたいこと
町内会の温かさに感謝。

実習生には
感謝され感謝をする人になってもらいたい。
地域のつながり・関わりが
必要不可欠であり町内会はその中心。

実習生が町内会で過ごしやすい環境作り、
町内会に外国人実習生が当たり前の地域。
それまでを実現するために色んなことを
試行錯誤して実習生、町内会の人たちと
個別、集団の対話を繰り返していく。

今日は副業の話。
私は介護職員をしつつ
地域で副業をしています。

先日、
「実習生に浴衣を着せるプロジェクト」
をやった時の所感と気づきを書きます。

本来であればあった県内の夏祭り、
イベント各種、県外への外出を
楽しんでいたと思いますが、
それがが全てなく実習生から
「遊びにいきたいな〜」「浴衣着たいな〜」と
声がちらほらとありまして・・・
形にしたいと思い(シェアハウスがある)
町内会へ話をしたところ
「いいよ。あるもので良ければ、手伝うよ」と
お言葉を頂き、浴衣集めを行いました。

町内会の人A:
「私の娘が成人式で着たのがあったような」

町内会の人B:
「私がむか〜し着てたやつあったけど」
「ちょっと色がね〜それでもいい?」

町内会の人C:
「私も箪笥の中みてみっかな〜」

そして、6着の浴衣が集めて頂きました。
本当にありがとうございます!

ただ着るだけでなく「見てもらう」も
できればやりたいと思い
施設の皆さん(利用者)にお披露目するのが
どうかと思い管理者、施設長に提案。

施設長、管理者
「いいよ〜」と快く快諾してもらいました。
いつもありがとうございます!

ここまで感じた所感

・浴衣が集まって良かった
・町内会の皆さんの対応が温かった
・施設の上長の対応が温かった

実習生への愛を感じた。
労働力や外国人という偏見ではなく
ひとりの異国から来た介護を志す若者。
同じ地域に住むひとりの住人。
として、愛を感じた。

こんな感じでやりました

9時:着付け
10時:施設へ訪問。利用者へお披露目
11時30分:退室

※日曜日で人員が少ないので基本的に
「職員に積極的に何かをしてもらう」対応では
なく、実習生+佐藤で対応。
送迎、写真撮影も佐藤が対応。
※町内会の方は施設へは同席しません。

やったらどうなった?利用者の反応は?

大きな声で喜ぶみんな

ババ:
「あい〜いいこといいこと」
「いやいやすごいな〜」
「あや〜こっちゃきてよく見せて!」
引っ張りだこで写真をみっちり1時間。
おばあちゃん方にはもちろん、
男性陣も「いいな」やニコッと笑ってくれた。

手を差し出すおばあちゃん

ババ:
「あいや〜わたし娘がいなくて」
「こんたにキレイな娘がいれば〜と思った」
「良いもの見せてくれてありがと」
とニコニコで話したあとスッと手を伸ばし
3人としっかり握手をして写真を撮った
おばあちゃんの顔が最高だった。

嬉しい泣き

写真撮影も終わりそろそろ終わるころ
ひとりのおばあちゃんが車いすを押して、
こちらに近づいてきた。すると・・・
大粒の涙で泣いていた。
実習生:
「どうしたの?」
ババ:
「うれしくて泣いてらったよ」
「あんたらいかったな」
「おれもみれていかった」
目が真っ赤だったけど表情がとびきりだった。

握手している写真



こんな時代ですが、やれて良かったです。
人と人とのつながりに人種とか年齢とか
全くもって関係ない。
そこには「愛と感謝」があれば良い。
最高でした。ありがとう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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今後も私自身の体験を元に
事例・課題をどんどん共有していきます。

ありがとうございます! おいしいものを食べて、エネルギーにします!!