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MEN 2 U〜だるま弁当に想いを馳せる午前〜

先日、
どこかへ行く道中、
群馬あたりの
サービスエリアに立ち寄った。
まあ小休憩だ。

時間にするとお昼はとうに過ぎていて
夕方前、おやつの時間も
終わっているような
時刻だった。

その日、
私は慌ただしい午前を
過ごしていたため
どうにかおにぎりだけ
食べられた、といった
具合だった。
そう、小腹が空いていたのだ。

うーむ、
何か食べようかな?
そう思いながらふと壁面を見ると
だるま弁当
という文言を見つけた。
そうか、
この辺りと言えば
だるま弁当や
峠の釜飯ではないか。

買って車で食べれるし
実におあつらえ向きだ。
しかもなんと言うか
味がギュッとしていて
とても美味しかった記憶がある。

峠の釜飯は
その名の通り
釜に入っているので
その後の処理が大変だ。
そのサービスエリア内には
回収してくれる場所もあるので
そこで食べてしまえば
問題はないのだが
私は車で食べようとしている。
となると、
だるま弁当一択だ。

しかもどうだろう。
食べ終わった容器。
これは何かに使えないだろうか?
赤いプラスチック製で
大きさもちょうど良い。
ちょうど今、
私がピックケースに使っている
コチュジャンの容器ww
これの蓋が、ちと危うい。
だるま弁当の容器には
貯金箱として使えそうな
入り口もある。
ピックにもちょうどいいのではないか?

こちらが蓋が危ういコチュジャンピックケース。

なんだよ、
これじゃん。
もう買うしかないじゃん。まったく。
そんなことを思いながら
売り場を目指す。
が、そこには
何もないただのテーブルが
鎮座しているだけだった。

…あれ?
おかしいな。
ここが売り場なはずなんだが…。

よくよくその何もないテーブルを見ると
しっかりと品切れ
とあった。

…………。
ぐぬぬぬぬ!!

まじか。
いやはや、
私は舐めていたんだな。
ここの名物になっている
二大看板だ。
そりゃそうだろう。
夕刻に訪れて
あると思っている方が
間違っているのだ。

がっくりと肩を落としながら
手ぶらで車へと戻ることとなり、
実に残念だった。

そんなことを思い出した
昨夜の晩酌時、
なんとなくお腹が減ってきた。
だが、
だるま弁当など勿論ない。

その時ふと頭に浮かんだのは
某うどん店の釜揚げうどん。
何故だかはわからないw
が、
あの熱々のうどん、
それを熱い汁につけて食べる
あの釜揚げうどんが
頭から離れなくなってしまった。

仕方がない、
やってみよう。

私は鍋に湯を沸かし
冷凍うどんを3玉湯掻いた。
麺つゆをその湯で割り
生姜をたっぷりといれ
食べた。
これが思いの外
とても美味しかった。
なんと言っても先日頂いた麺つゆ、
これを使ったのだが
これが実に美味い。
まさにお店で食べているような
素晴らしい再現度だった。

盛岡で頂いた麺つゆ。これとても美味しい。

現在、その翌朝。
絶賛胃もたれ中である。
美味いものを食べたのだ
後悔こそは無いのだが
とにかく胃が重い。
3玉はやりすぎた。

一連のことを思い出し
だるま弁当に想いを馳せながら
大量の洗濯物を干すなどした午前。
今日は天気が良い。
パリッと乾いてくれることだろう。

願わくば
私のこの胃のモヤモヤも
すっきりと
晴れやかにしてほしいものである。

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