2024年。
年が明けた。

正月といえば
おせち料理やお雑煮、
その他諸々あるのだろうが
私はそのお正月料理というものを
食べずして正月を終えてしまった。

何故だろうか。
理由は簡単。
研究員だからだ。
新年早々辛ラーメンを拵え
様々な思案を巡らせ
言わば研究に勤しんでいる。
勿論、それは今年だけの話で
来年は普通におせちなど
正月料理をつついているかもしれないw

というわけで
やっていこうと思う。
辛ラーメン研究所。
第4回ということになる。

先日、
いつも通り腹が減り
辛ラーメンを食べることにした。
冷蔵庫を開けると
消費期限間近のウインナーがあったので
とりあえず今日はこれを入れることにしよう、
と水にウインナーを入れ火をつけた。

基本的なことではあるが、
辛ラーメンに肉的な要素を入れると
美味くなる。
火薬やスープには
肉や野菜などの味の要素が入っている。
それを後押しする形だ。

なので
肉的な何か
＋
野菜的な何か
＋
風味に繋がる何か

これが基本の方程式で
ここにプラスアルファで
卵や納豆など
辛み成分を抑えたり
旨みに繋がるものを入れる。
と言った塩梅だ。

火をつけたタイミングで
私の頭には一つの料理が浮かび上がっていた。
というか、具材だ。

それは大根。
大根には色々と良いことが多い。
胃もたれや浮腫にも良いと聞くし
おろせば二日酔いなどにも良い。
賽の目に切って蜂蜜をかけて置いておけば
喉に良い大根蜂蜜も出来る。
と、まあ万能だ。

ここで私が考えたのが
味噌汁である。
そう、私は大根の味噌汁が好きなのだ。
これはなかなか良いのではないか？
アイデアとしては
いささか攻めに欠けた無難なものではあるが
どうだろうか？

辛ラーメン＋味噌汁

そう思い立ち一度火を止め
大根の皮を剥き、太めに千切りにし
鍋に入れ再度火にかける。

味噌汁という観点から見ると
先に入れてしまったウインナー、
これが邪魔になってはくるが
辛ラーメンとしてはいいだろう。
というわけでこちら。

• 水500mlにウインナー、大根

• 沸いたら火薬スープ麺投入

• 4分後卵を入れ丼へ

• 味噌は風味を活かす為最後に

• 納豆も合いそうだ

こんな感じだろう。
果たして…。

なかなか良い感じに見えている。
大根にもしっかり火が入り
甘味が出ていることだろう。
とき卵を入れ丼へと移す。
納豆をのせ、味噌ものせる。
完成だ。

見た目こそ地味ではある。
だがどうだろうか…。
全部をかき混ぜて
いただきます。

おお、なかなか美味い！
まずは味噌。
これは味噌汁に習って最後に入れた。
味噌汁も味噌の風味を活かす為
最後に入れると良い。
だがこれは好みによるだろう。
途中で入れると辛味噌ラーメンのようになる。
まあどちらも良いので本当好みだ。

そして大根。
これは非常に合う気がする。
だが馴染みが良過ぎて
よくわからないといえばわからない。
でも甘味や栄養素などは染み出ていて
なんだか良さそうではある。

というわけで
今回の評価としましては
こんな感じです。

• おいしさ☆☆☆★★

• おすすめ度☆☆☆☆★

• 目標達成率50%

まず、おいしさ。
確かに美味い。美味いのだが何というか普通だ。
やはり攻め気に欠けたということだろうか。
先述したように味噌のタイミング。
これは好みによるが、
私は途中で入れた方が好きかもしれないw

そしておすすめ度。
これは星四つ。
大根は良い。辛ラーメンにも馴染む。
そして栄養価が高い。
工程としてもそんなに面倒ではないし
なかなか簡単でおすすめです。

目標達成率としては50%。
味噌汁という観点から言うと
どうなんだろうか？という疑問が浮かぶ。
これはどちらかというと
辛ラーメン＋朝食
と言ったほうがいいかもしれないw
ウインナー、卵、納豆、味噌汁。
こう並べると尚更だw

評価としては微妙なところではあるが
大根の有用性を感じれた今回。
捨てる神あれば拾う神あり
といったとこだろう。
いやはや、日々勉強です。

そんなわけで
今回の辛ラーメン研究所は
こんな感じでした。

今年もまた
研究員として色々と試していきたい。
そう思う新年でありました。

とにかく
可能性は無限大だ。

ありがとうございました。

幽