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細めの白滝が重要です


料理を作る気力がなくなるのは週の後半か前日の夕飯が振るわなかったときの2パターンなのだけど、今回は大きな理由もなく月曜日からやる気がない。

月曜日はお惣菜にして1日楽をしたにもかかわらず、昨日は23時頃に「明日作りたくない……」とXで呟くなど一向に改善が見られない。遅れてきた五月病かな?(??)



ところで、最近は就寝直前にウォークマンで3~4曲聴くのが儀式になっている。


楽曲はほぼ固定されているので毎晩聴いていることになるのだが、そのなかの1曲に出てくる歌詞が夕飯スランプの私にスッと入ってきた。

嗚呼、戴きたい
細めの白滝の肉じゃがを

嗚呼、天晴です
白米と味噌汁で

♪まわる地球ロンド 日本ver.



これだ。


白米、味噌汁、そして肉じゃが。リラックスのために聴いていたのに、さらに献立まで提案してもらってしまった。いやー、ありがたい限りですな。



別曲の歌詞でも言及されているのだけど、肉じゃがには”細い白滝”が良いらしい。しかし思い返してみると、自分で作るときに白滝を入れたことはないし、実家でも入っていた記憶がない。 

肉じゃがに細めの白滝が入っている様子は容易に想像できる。それこそお惣菜とかでは入っているだろうし。でも実際に食べた記憶で言うと、給食に出てきた親子煮のイメージが強いかもしれない。

あれ地味に大好きだったんだよな……。卵がぷにぷにしていて、野菜も小さいから食べやすくて、細くて短い白滝がクニクニしているのも良かった。



親子煮は別の機会にとっておくことにして、今ちょうど玉ねぎとじゃがいもが在庫にある。これは絶好の肉じゃが日和なのではないか。牛肉ないけども。どう転んでも高いから買わないけども。



せっかくだから元祖的な肉じゃがを作りたい、という思いはある。

由来として有名になっているのは、東郷平八郎がイギリスで食べたビーフシチューを海軍の料理長に作らせようとした結果生まれたというもの。

どうやらこれは都市伝説的なものらしいが、実際に海軍・陸軍どちらでも肉じゃがは作られており、そのどちらも牛肉が使用されていた。



鶏肉、ましてやヘルシーの代表格であるササミとは程遠い。さてどうするよ……?


貫きました。


けど長めに煮込むなら、なおさらいつもみたいに片栗粉まぶしたほうがよかったね……。ぱさぱさになってしまって、美味しいというよりもタンパク質補給のためって感じになってしまった。申し訳ない。


しかし今回の主役である白滝はかなりよかった。特に、くったりして甘みが出ている玉ねぎとの相性が抜群。この2つだけでも成立しちゃうかもしれない(肉じゃがとは)。



今回使用した白滝が「細め」なのかはよくわからないし、そもそも肉が鶏の時点で歌詞が想定しているであろう肉じゃがとは乖離している。

とはいえ無事に自炊が達成されたので、今日のところはめでたしめでたしということにしたい。本日もお疲れさまでした。




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