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2023年11月 映画興行収入予想 答え合わせ

どうも。エンタメ大好きoilです。

映画界は、アカデミー賞の話題で盛り上がってきていますね。
授賞式は3/8。今年は「ゴジラ-1.0」や宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」、役所広司主演の「PERFECT DAYS」等、複数の邦画作品がノミネートされたので例年以上に注目されそうです。

さて、本日はそんなアカデミー賞絡みで注目の「ゴジラ-1.0」を含む2023年11月の公開作の興行収入予想、答え合わせ編。
事前予想記事はこちら。

それでは、答え合わせのスタートです。

ゴジラ-1.0(11/3公開)

予想:42億円
正解:53.2億円〜(+11.2億円〜) ×

初動は「シン・ゴジラ」(2016)以上に高かったものの、2週目で大幅に数値が下落。
予想通りの数値に落ち着くかと思いきや、評判の良さと賞レースへの参戦効果もあり3週目以降から粘り腰に。
結果的に、公開から12週が経った今も週間TOP10圏内に残留するロングヒットコースに乗った。
初動・2週目・その後とコロコロ推移が変わっていったため、なんか予想を3回ぐらい外されたような感覚である。
ただ、個人的には好きな作品なのでヒットしてくれて嬉しい。

是非ともアカデミー賞の視覚効果賞を受賞し、邦画の歴史を変えてもらいたいところ。
さすがに国内だけでの「シン・ゴジラ」超えは厳しくなりましたが、賞が獲れれば60億円以上も夢ではありません。
もっとも、世界興行では間も無く1億ドル(=約148億円)突破が見えているので、既に充分過ぎるほどの健闘です。


マーベルズ(11/10公開)

予想:10億円
正解:7.6億円(-2.4億円) △

10億円にも全く届かない暗澹たる数値だが、世界での大コケと比べたらまだマシか。
いや、逆に日本ではアメコミ映画を同じ奴しか観ていないという論拠になっただけかもしれないな。
そろそろマーベル映画も本気でテコ入れしていかないと、シリーズごと滅びかねない。

マルチバース使ってアイアンマン復活とかができれば息を吹き返しそうだけどそんな噂が出ては消えるあたり、綺麗に幕引きすると中々難しんでしょうね。
トムホのスパイダーマン新作あたりをブチ込まないと、マジでジリ貧になりかねないぞ。
ディズニーのテコ入れ方針に注目。

法廷遊戯(11/10公開)

予想:7億円
正解:5.2億円(-1.8億円) △

予想通り「真夜中乙女戦争」(2021)は上回ったものの、北村匠海を脇につけてこの数字はちょっと厳しいですね。
永瀬廉って、映画では王道ラブストーリーを避けてる感じしますよね。
逆張りというか、あんまりイケメンをフル活用した作品に出ていないイメージ。
まだ若いし、ベタベタな胸キュンものとかやれば良いのに。神に与えられた才能(顔面)を活かせ!



翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(11/23公開)

予想:22億円
正解:22.5億円(+0.5億円) ○

予想通り、「テルマエ・ロマエ」と同じく1作目から2作目の間で数字が下落。
作品の評判がそう悪くないことを考えると、やっぱり面白半分で観に行く人が減ったんだろうなぁ。
まあ、逆に言うと完全にネタが割れた状態でも20億円は超えてるわけですから立派です。
正月の格付けも視聴率20%超えでGACKT様はウハウハでしょうが。W主演の二階堂ふみの年齢や女優としての格も考慮すると、流石にこれ以上の続編は無理でしょうね。

首(11/23公開)

予想:18億円
正解:11.5億円(-6.5億円)

予想は結構高めに読んだので、まあこんなもんでしょうという感じではありますが。投じたコストと東宝の期待値を考えると、まあまあ渋い結果ですね。
やっぱ時代劇って採算取りにくい分野になってきてるんだろうなぁ。
極道モノの「アウトレイジ」シリーズの2・3作目以下の数値というのがなんともね。


さて、2023年の秋興行をご覧頂きましたが。
圧倒的な1位は「ゴジラ-1.0」
大差をつけられたものの、続いたのは「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」でした。

「ゴジラ-1.0」に関しては、アカデミー賞視覚効果賞へのノミネートがどこまで効力を発揮するかも注目です。

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