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メンタルが強い人が絶対にしない9つの思考

自己充足的予言という概念をご存知でしょうか?これは、ネガティブな思い込みが行動に影響を与え、結果的にその思い込みが現実になってしまうという現象です。
メンタルが強い人は、この自己充足的予言を避け、以下の9つの思考をしないように意識しています。合わせて、9つの思考パターンを克服し、困難を乗り越えた偉人の物語を紹介します。

1. オール・オア・ナッシング思考
 物事を白黒ハッキリつけようとする思考です。完璧主義に繋がり、「完璧ではない自分はダメ」と自分を責めてしまうことがあります。

アインシュタイン

 アインシュタインは、幼少期に言語障害があり、教師から「まともな仕事に就けない」と言われていました。しかし、彼は諦めずに努力を続け、相対性理論という偉大な功績を残しました。

2. 一般化
 特定の出来事や状況を、すべての状況に当てはめてしまう思考です。「自分は絶対に昇進できない」など、自己評価を低くしてしまう可能性があります。

ヘレン・ケラー

ヘレン・ケラーは、幼い頃に視覚と聴覚を失いました。しかし、彼女は周囲の支えと自身の努力によって、作家・政治活動家として活躍しました。

3. 悪い方に考える
 物事を必要以上に悪く考えてしまう思考です。些細なミスを大げさに捉え、自分や周りの人を責めてしまうことがあります。

ネルソン・マンデラ

ネルソン・マンデラは、27年間も投獄されました。しかし、彼は希望を捨てず、釈放後は南アフリカ初の黒人大統領として国をまとめました。

4. 過去にとらわれる
 過去の失敗や後悔ばかり考えてしまう思考です。「もっと頑張ればよかった」と過去を変えることのできないことに囚われてしまいます。

オプラ・ウィンフリー

オプラ・ウィンフリーは、幼少期に虐待を受け、貧困の中で育ちました。しかし、彼女は過去の辛い経験を乗り越え、アメリカで最も成功した女性起業家の一人になりました。

5. 人にレッテルを貼る
 人の行動を悪意を持って解釈し、レッテルを貼ってしまう思考です。相手を許すことができず、関係が悪化してしまう可能性があります。

マハトマ・ガンジー

マハトマ・ガンジーは、人種差別撤廃のために非暴力運動を展開しました。彼は相手を敵視することなく、対話と理解を重視しました。

6. 結論を急ぐ
 証拠や事実がないのに、悪い結論を急いでしまう思考です。「この旅行に行ったら、住宅ローンが払えなくなる」など、不安を煽ってしまうことがあります。

マリー・キュリー

マリー・キュリーは、放射能研究の第一人者です。周囲からの反対や嘲笑にも負けず、研究を続けました。

7. 人の成功を認めたくない
 人の良いところを見ようとせず、批判してしまう思考です。「誰でもできたはず」と、他者の努力を軽視してしまうことがあります。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチは、様々な分野で才能を発揮した人物です。彼は他者の成功を妬むことなく、常に学び続けました。

8. 自分や人を責める
 物事がうまくいかなかった時、自分のせいばかりにする思考です。「もし自分が若ければ」など、自己否定に繋がる可能性があります。

イチロー

イチローは、メジャーリーグで数々の記録を打ち立てた野球選手です。彼は失敗しても自分を責めず、常に改善点を追求しました。

9. くよくよ考えすぎる
 ネガティブな出来事ばかり考えてしまう思考です。些細なミスや失敗を忘れられず、気分が落ち込んでしまうことがあります。

ウォルト・ディズニー

ウォルト・ディズニーは、何度も会社を倒産させましたが、夢を諦めずに努力し続けました。

 これらの思考パターンは、自分自身や周りの人を傷つけ、成長を妨げてしまいますが、偉人たちは、上記の9つの思考パターンに打ち勝ち、困難を乗り越えて成功を収めました。
 そして、メンタルを強くするためには、これらの思考パターンに気付き、意識的にポジティブな思考に切り替えることが重要です。


記事のポイント

自己充足的予言の概念を説明
メンタルが強い人がしない9つの思考を紹介
各思考パターンの具体的な例と問題点
ポジティブな思考への切り替え方法

参考記事
メンタルが強い人たちが絶対に「考えない・言わない」9つのこと: https://newspicks.com/news/3318023/body/


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