【雑感】笑われてもいいじゃない①
<おじさんDX Vol 666>
変化を嫌う傾向には「笑われたくない」という薄っぺらいプライドがあるのかも知れません。
声はあげなくとも「笑ってバカにする」人はいつの時代もいるのです。
コロンブスの卵同様に後からなら何とでも言えます。
✅笑われたくない❓
タイトルにあるように「笑われてもいいじゃない」と言ったのは、15年ほど前の私です。当時部署違いとは言え、新人だったFさんの悩みを聞いている内に自然と出た言葉です。
人に笑われるというコトをマイナスなコトと考えがちなのです。
自分のコトだけでなく周囲も気にすると…。
こうした不安から自分の可能性に蓋をし、挑戦マインドを下げていくのです。
✅何故笑うのか
私の経験では、笑って馬鹿にする人は、それまでの経験から「無理」「無駄」「出来っこない」と決めつけているケースがあります。
ヒトを蔑んで笑う人は、自身も諦めてきた経験があるのに、挑戦しようとする人を応援出来ないどころか、同じ境遇に引き込もうとします。
挑戦した人が失敗するのを待ち構えている。
自分が挑戦して失敗したのに成功されると、追い越されるのが悔しい。
頭が多少良くて知識が豊富でも、もっともらいしい理屈ばかりこねているだけでは...。残念なのです。
✅どうして笑うんだい?
新人の頃のFさんは、日々葛藤していた様子です。当時、自分が情けないと自分を責めてばかりいたのです。
所属部署で違和感があっても
それでもFさんは勇気を出して意見を言ったコトがあるそうですが、上司から失笑されたのです。
上司曰く、「君は、(仕事が)まだ分かっていないからそう言える」
本人の思いとは裏腹に、内容も良く聞かず否定どころか話を聞かない上司。
このような嫌な思いをするのだから、意見を求められても引っ込んでしまうケースもありますし、そもそも真面目に考えようとならなくなります。
これって組織にとってプラスなのでしょうか。
Fさんは、業務に関してまだまだ分かっていないのは事実です。
ですが、分かっていないからこそ(固定概念にとらわれていない)視点って無下に出来る感覚が分からなかった私は、当時の管理者にどうしてFさんの意見を笑ったのか確認してみたのです。
つづく
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