サラがよく通る道沿いに、この小屋はあった。目にする度、気になり(いいな)と思っていた。ある日、偶然小屋の持ち主に出会った。サラは思い切って言った。「この小屋を…
今は使う人がいなくなった小屋。 けれども、蜘蛛の幸せは長く続かなかった。 物事は、いつも移り変わっていく。(つづく)
自分で古着を着ることはないのだけれど、古着界隈の人たちが好きだ。
バス停の横の洋菓子店。 お店自体が、四角いケーキのようです。 (ジャムおじさんが若かったころ)といった風貌の男性が 一…
5月も半ば。 水を張った田んぼに、空が写ってきれいです。 山も野原も緑に包まれています。 遠くに菜の花畑が見えます。 群生しているたんぽぽも同じくらいきれいです。
昭和の珈琲の思い出。 インスタントコーヒーを珈琲だと思っていたので、 サイフォンで淹れた珈琲を始めて見た時、 透明感のある綺麗な琥珀色に驚かされた。 …
結婚した時、自分で選んだ器を少しずつそろえていこう、 と楽しみにしていた。 ところが、親戚のおばさんが、食器一式を見…
連休中に、台湾料理を食べた。 初めての台湾料理。 ランチ。 お茶が出てきた。 「甘茶の味がするね。」と私。 「そうだね。似てるね。」と相槌を打つ母。 甘茶をどこで飲…
緑色の帽子がトレードマーク。 お爺さんではないが、若くもない。 黄緑色のバッグを斜め掛けしている。 バッグの中身は、種。 「ここだ!」 と思った所に、おじさんは、…
庭にロープを張って、洗濯物をかけた。 気分は、アーリーアメリカン。
カメラを持って、家の周りをぶらり。 お日様みたいに咲き誇るタンポポ。 チューリップ。 夕方になるとお花を閉じていました。 …
ナースコールを押しました。 気持ちが悪くて吐きそうだけど、 私はベッドから起き上がることができません。 けれど、看護師さんは、 すぐに私の所に…
週末図工室
2024年5月22日 04:49
2024年5月21日 03:58
2024年5月20日 04:23
サラがよく通る道沿いに、この小屋はあった。目にする度、気になり(いいな)と思っていた。ある日、偶然小屋の持ち主に出会った。サラは思い切って言った。「この小屋を貸してほしい。」と。 持ち主は快諾した。 そして「自由に手を入れていいよ。」とまで言ってくれた。 「ただ・・・。」持ち主は言った。「農具は捨てないでくれるかい?もう畑仕事は無理なんだが、私にとっては大事なものなんだ。」 「捨てたりな
2024年5月19日 04:24
今は使う人がいなくなった小屋。けれども、蜘蛛の幸せは長く続かなかった。 物事は、いつも移り変わっていく。(つづく)
2024年5月18日 04:02
2024年5月17日 04:59
2024年5月16日 04:05
バス停の横の洋菓子店。お店自体が、四角いケーキのようです。(ジャムおじさんが若かったころ)といった風貌の男性が 一人で営んでいます。中に入ると、チャイムの音が響きます。 つづいて「いらっしゃいませ。」 という店主の声は、少年のようなアルトです。店内はチョコレートと洋酒、小麦粉とバターの入り混じった
2024年5月15日 04:09
5月も半ば。水を張った田んぼに、空が写ってきれいです。山も野原も緑に包まれています。遠くに菜の花畑が見えます。群生しているたんぽぽも同じくらいきれいです。
2024年5月14日 00:33
昭和の珈琲の思い出。インスタントコーヒーを珈琲だと思っていたので、サイフォンで淹れた珈琲を始めて見た時、 透明感のある綺麗な琥珀色に驚かされた。真っ白な角砂糖。最近見ない。スマホが家の電話機に取って代わったように、珈琲に入れる砂糖は、ブラウンの角砂糖や、 スティックシュガーに変わってしまった。憧れのカフェ・ロワイヤル。スプーンに乗せた砂
2024年5月13日 05:17
2024年5月12日 06:27
結婚した時、自分で選んだ器を少しずつそろえていこう、 と楽しみにしていた。ところが、親戚のおばさんが、食器一式を見繕ってプレゼントしてくれた。どの器も4客セットで。「ありがとうございます・・・・。」 と受け取ったが、心で泣いた。それから数十年たつ現在も、おばさんがプレゼントしてくれた食器を使っているのだが、その中に青い器が
2024年5月11日 02:46
連休中に、台湾料理を食べた。初めての台湾料理。ランチ。お茶が出てきた。「甘茶の味がするね。」と私。「そうだね。似てるね。」と相槌を打つ母。甘茶をどこで飲んだかというと、保育園だ。4月8日のお釈迦様のお誕生日で花まつりの日。たぶんその時に。保育園や幼稚園って、仏教やキリスト教が絡んでくるイメージがあるけれどいわゆる慈善事業が始まり?保育園には制服があって、青いスモックを
2024年5月10日 04:50
緑色の帽子がトレードマーク。お爺さんではないが、若くもない。黄緑色のバッグを斜め掛けしている。バッグの中身は、種。「ここだ!」と思った所に、おじさんは、種を播く。古タイヤや、壊れた洗濯機が捨てられて、 郵便受けに、ダイレクトメールやら、チラシやらが押し込まれている。 どうやら、人は住んでいないようだ。 昔は、住人が丹精込めて花や野菜を育てていた場所も荒れ放題。
2024年5月9日 04:03
庭にロープを張って、洗濯物をかけた。気分は、アーリーアメリカン。
2024年5月8日 04:17
カメラを持って、家の周りをぶらり。 お日様みたいに咲き誇るタンポポ。 チューリップ。 夕方になるとお花を閉じていました。 花も眠るのでしょうか。 フキノトウは、もうこんなに伸びていました。 宇宙と交信しているかのようです。
2024年5月7日 04:08
ナースコールを押しました。気持ちが悪くて吐きそうだけど、 私はベッドから起き上がることができません。けれど、看護師さんは、 すぐに私の所に駆けつけることができないようです。(大丈夫。)私は自分に言い聞かせて目を閉じました。★ ★ ★ ★その頃、他の患者さんに対応していた看護師さんは 胸の内でつぶやき