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自分にいちばん似合う宝石
私の誕生日は6月だ。6月の誕生石はパール(真珠)らしい。だから、なんとなく自分にはパールが似合うのかな、なんて思っていた。
しかし、実際にパールを身につけてみると、なんとなくしっくりこない。似合わなくはない……のだけど、ベストではないのだ。
それに対し、妹はものすごくパールが似合う。彼女は胸元がふっくらしていて、でも手のひらが薄くて指が長い。
曲線を描くような、もちもちした彼女のボディーライ
侮れない。「ぼーっとする」時間
ここ2日ほど、とにかくぼーっとしている。やることはまああるし、やろうと思えばできるのだろうが、私は「やらない」方を選んだ。
特にこの1年はずっと気忙しくて、あれもしなきゃこれもしなきゃと息つく暇がなかった。できることはたくさん増えたけど、しんどいことも多くて、泣きそうになることもあった。
それも仕方ない。ここ1年でしたことといえば、息子の初社会参加、ワーママデビュー、家購入、たびたびの入院、自
最近、よく読んでいただいたエッセイ
ほぼ毎日エッセイ『私に翼』を開始してから、2ヶ月あまり。
ときどき中断することはあれど、毎日ぽつぽつと思いを綴っていると、思いがけずたくさんの方に読んでもらえるときがある。
連載のなかでも、最近特に読んでいただけた記事をいくつか紹介したい。
無印良品夫(24.04.16)新居への引越しにあたり、夫が「無印良品、無印良品」と言い募るので「ほんまに無印良品がすきなやつやな〜」と思って書いたエッセ
「本を読むこと」について、考えてみる
最近『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』という小説を読んでいる。タイトルからわかるとおり韓国文学で、これまたタイトルどおり「本屋さん」のお話しだ。
数年前、『81年生まれ、キム・ジヨン』に出会って脳天を撃ち抜かれてから、私にとって韓国文学は、一目置けるジャンルとなった。K-POPにハマる人、韓流ドラマにハマる人とそれぞれだろうが、私の場合は韓国文学だったのである。
韓国の人びとが感じていることは(少
グラデーションな他者
さまざまなバックグラウンドを持つ方々とお話しする機会が増えたからだろうか。人間ってほんとうに多彩なんだなぁと感じている。
属性とか性格とか、一見同じ色にみえる人たちでも、よく見てみると微妙に色が違う。当然だが、正義も倫理も、快・不快もみんな、異なるものだ。
若い頃は、こういったことになかなか気づけなかった。そのせいで自意識に苦しめられた。
きっと、細かな色の違いを見極める力がなかったんだろう
わたくしの小さな相棒と、サードプレイスとしての本屋
サードプレイスとは、カフェや公園、コミュティ活動の場など、自宅、学校、職場とは別に存在する、居心地のいい居場所のことを指す言葉である。
先日、とてもいいサードプレイスに出会えたので、この経験をシェアしたいと思う。
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その日は朝から大荒れの天気で、気圧の変化に弱い私はゲンナリしていた。いつもはショートスリーパーの息子も、大雨の日にはよく眠る。夫を会社へ送り出したあと、息子とふたり、昼過ぎ
インタビュアーデビューの感想
今日、はじめて「インタビュー」をした。
詳細は追って報告したいのだが、とにかく素晴らしい時間だった!お相手の方が理路整然とわかりやすく話してくださり、非常に助けられました……ありがとうございます。
これから文字起こしをしたり、構成を練ったりして記事を完成していくわけだが、私はインタビューがものすごく好きだな、と感じた。
お相手の輪郭がどんどんみえてくるというか、インタビューを通じてその方のこ
こんなの、はじめて!
GW中に訪れたショッピングモール。吹き抜けの天井いっぱいに泳いでいる大量の鯉のぼりをみて、息子が「こんなの、はじめて!」と目を輝かせた。
その様子があまりにもかわいくて、網膜でもシャッターを切れたらいいのになぁ、なんて思ったものだ。
息子の感性には、日々驚かされる。強い風が吹けば「かぜがうたってる!」と叫び、地震があったときには「じしん、もうおうちにかえったの?」と聞いてきた。
私がとっさに